一流の上司道 の商品レビュー
茶の湯の教えを組織論へ展開する。相手を敬う心、悟り、作法とマナーなど。どちらかというと茶道に対する興味を抱かせてくれる。本文中で一部触れられている利休七則は再学の価値あり。
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(K) なかなかいかした表紙とタイトルである。ドラッカーから始まる欧米流のマネジメントについて語った本が時代の趨勢にあるなかでも、茶道から始まる日本流のわび、さびの世界観から上司であること、すなわちその道について語っているところが新しい。 利休がお茶の精神を要約した「和敬清寂」...
(K) なかなかいかした表紙とタイトルである。ドラッカーから始まる欧米流のマネジメントについて語った本が時代の趨勢にあるなかでも、茶道から始まる日本流のわび、さびの世界観から上司であること、すなわちその道について語っているところが新しい。 利休がお茶の精神を要約した「和敬清寂」という言葉の中に上司道の極意が隠されている。自然で、人間的で、美しい。何となく無機質な感じのある欧米流のマネジメントとは違った暖かさがそこにはある。 本書は即効性を期待して読んではいけない漢方薬のような本である。
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