トーキョーの謎は今日も深まる の商品レビュー
目新しいことと、よくわからんことと、あるある的なことと。 ひとつひとつが短いので読みやすい。 そして、ちゃんとしないとなー、なんて思った。 トーキョー人じゃないけど。
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東京に住む米国人の著者が、東京で感じた様々な日本人(東京人)観を綴る。大体において好意的で、興味深く観察している。 主にニューズウィークに掲載したもの。現在は明治学院大でアメリカ文学を教えているとのこと。
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日本で暮らす1人の外国人の視点からみた東京。こういう見方がされるのかという発見はあったが、特にこの本を読むことで学べたことはなかった。
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外国人の目を通して東京の街を、人を、客観的に見てみると如何にヘンテコで妙ちきりんで、礼儀正しく几帳面かがわかる。それは良いところでもあり悪いところでもある。そんな風に普段の自分が当たり前だと思っている生活が、その枠の外にいる人たちの目にはどんな風に映っているのかというのは面白い
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ここがヘンだよ、東京人ってかんじ。 自分も同じようにみんなヘンだなあと思うことが書かれてたり、全くそんな視点なんかない(おしぼりはお風呂のようだ、とか、マスクは障子だえろい、とか)ことが書かれてたりしてニヤニヤしながら読んだ。 はじめの方はジャップはだからわかんないんだよといった...
ここがヘンだよ、東京人ってかんじ。 自分も同じようにみんなヘンだなあと思うことが書かれてたり、全くそんな視点なんかない(おしぼりはお風呂のようだ、とか、マスクは障子だえろい、とか)ことが書かれてたりしてニヤニヤしながら読んだ。 はじめの方はジャップはだからわかんないんだよといった本かと思ったら、最後は作者のトーキョーへの深い愛が伝わる。 いろんなとこへいったことはあるけど、自分のホームかもしれないけど、やっぱトーキョーは変で面白いよ。
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東京って パラレルワールドですよね 外国って 文化が明確だけど 東京って 文化があるようでない ごちゃぐちゃしている マジで 面白い街ですよ ってね なんとなく思っていたんだけど この本を読んで 改めて思いました。 凄く面白い本でしたよ 外人が書いた本...
東京って パラレルワールドですよね 外国って 文化が明確だけど 東京って 文化があるようでない ごちゃぐちゃしている マジで 面白い街ですよ ってね なんとなく思っていたんだけど この本を読んで 改めて思いました。 凄く面白い本でしたよ 外人が書いた本だけど 翻訳が凄くうまいから 読みやすいし なんとなくわかっていたことを言葉にしてくれているから なるほどって思うところとか 少し笑えるところとか ありまする あとね 日本人ってね 外国人と比べて 日本人を否定するでしょ この本を読むと 日本人 っていうか 東京人 って すごいじゃん もっと誇りを持っていいじゃん って思います。 東京は素晴らしい街ですよ 僕は 都心に出ると疲れちゃうけど 客観的に見て ほんと 楽しく 明るく あやしく 平和な 素晴らしい都市だと思います。 今日も 東京で 乾杯!
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以前読んだ詩人のアーサー・ビナードのエッセイにも言えるのだけれど、在日アメリカ人の書く文章には、当人の年齢に関係なく子どもの目線のような素直さが感じられてとても新鮮だ。育った文化風土が感受性に及ぼす摩耗の度合いの違いだったりするのかもしれないが、まずそこが面白い。そして、彼ら外国...
以前読んだ詩人のアーサー・ビナードのエッセイにも言えるのだけれど、在日アメリカ人の書く文章には、当人の年齢に関係なく子どもの目線のような素直さが感じられてとても新鮮だ。育った文化風土が感受性に及ぼす摩耗の度合いの違いだったりするのかもしれないが、まずそこが面白い。そして、彼ら外国人の目から見て、東京が如何に緻密で精巧な生活サイクルをこなしているか、如何にストレスフルな都会生活を無意識に送っているかが照射され、今さらながらにギョッとさせられる。確かにこんな中にいきなり飛び込んだら頭痛にも悩まされるよな、と思わずにいられない。著者は意識的に「東京は世界で一番○○な街だ」という書き出しを多用してひとまずの類型化を試みながら、人口稠密の著しいこの街で東京人が編み出した様々な知恵や行動様式に驚き、それに対する東京人自身の無自覚を洗い出していく。スピード謝罪、脳内ナビ、空手チョップ、横目レーダー……苛立ちながら、共感しながら、異文化が間主観的に溶け合っていくひとつの様が鮮やかに見て取れる。
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