湘南の風に吹かれて豚を売る の商品レビュー
湘南で家業の養豚を継ぎ、「みやじ豚」というブランドを確立した筆者のサクセスストーリー 社会人2年目で、そこそこ良い企業に勤めているものの、何かを始めたいと思っていた自分に、パッションを与えてくれた本。 第一次産業についての実情を知ることもできて良かった。美味しいものが正しい価格、...
湘南で家業の養豚を継ぎ、「みやじ豚」というブランドを確立した筆者のサクセスストーリー 社会人2年目で、そこそこ良い企業に勤めているものの、何かを始めたいと思っていた自分に、パッションを与えてくれた本。 第一次産業についての実情を知ることもできて良かった。美味しいものが正しい価格、正しい経路で消費者に届く世界って素晴らしい。そしてみやじ豚食べてみたすぎる。このあと調べよう。
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「一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にする」という信念を持ち、養豚業を流通・マーケティング・販売までを担うプロデュース業として発展させて活躍している著者によるエッセイ。 上記事業と並行して著者は、農家の子として生まれた世代に農業の楽しさ、やりがいを伝え、後を継い...
「一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にする」という信念を持ち、養豚業を流通・マーケティング・販売までを担うプロデュース業として発展させて活躍している著者によるエッセイ。 上記事業と並行して著者は、農家の子として生まれた世代に農業の楽しさ、やりがいを伝え、後を継いでもらい若年層の農業従事者を増やす取り組みを行う「農家のこせがれネットワーク」の運営も担っている。 冒頭の3K産業への思いは相当のものであり、度々使われるフレーズなので、著者の核を見失うことなく読み進めることができた。 ただ、実家の豚という資産に恵まれ、特に大きな失敗もなく事業が軌道に乗った印象を受けたので、各過程での失敗談や苦い経験を盛り込むと、より人間味のある著書になるのではないかと感じた。
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変に飾ることなく、「かっこいい」畜産農家を目指すと言い切る筆者は、実直な方だと思いました。また、畜産業界の苦悩や問題をほんの少し垣間見ることができて参考になりました。斜め読み1時間。
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2012/11/6読了 考え方は驚くほどシンプルだ。 企業家というよりは、ただの農家のせがれのひとりといったところだ。それでも、3Kという考え方からマネジメント、マーケティング、農業全体をサポートし改善していくという意欲はすごい。 現代的な方法で、しかもそのビジョンは分かりやす...
2012/11/6読了 考え方は驚くほどシンプルだ。 企業家というよりは、ただの農家のせがれのひとりといったところだ。それでも、3Kという考え方からマネジメント、マーケティング、農業全体をサポートし改善していくという意欲はすごい。 現代的な方法で、しかもそのビジョンは分かりやすい上に「人」とつながりをもち、助け合い、広めあいで成功していく。 人と人のつながり シンプルからはじまる、成功の布石。 就職関係のひとつとして読んでみたが、とても面白い本だった。
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新しい感覚の世代の農業経営者が現れた印象。 スタイルは少し違うかもしれないけど根底にあるものは同じだと思った。
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30代前後の若い人が社会企業を目指すようになってきていると感じます。一昔前であれば、起業して巨万の富を得て、高級車に乗り、一等地のマンション最上階に住むことが目標になっていたときもありましたが、だいぶ方向性が変わってきたように感じます。 お金に執着はしていないけれども、崇高な理念...
30代前後の若い人が社会企業を目指すようになってきていると感じます。一昔前であれば、起業して巨万の富を得て、高級車に乗り、一等地のマンション最上階に住むことが目標になっていたときもありましたが、だいぶ方向性が変わってきたように感じます。 お金に執着はしていないけれども、崇高な理念を達成することには執着する。これは人間のレベルがワンランク上がったように思います。少し前までは自分自身が競争に勝ち、のし上がることが目標になっていましたが、今の若い世代は、自分より他人が幸せになることに、重きを置けるようになってきたといえます。 戦後から続いていた団塊の世代を中心とする自己中心世代がようやく終わりを迎えるようです。当然、わたしも自己中心世代です。 若者の中にも自己中心な人はいますが、一方で社会企業を目指す人も増えてきています。非常にいい流れではないでしょうか。ボランティアではなく、社会企業、そういう若者が楽しく生き生きとしているところをさらにアピールできれば、ステータスも上昇するでしょう。すばらしい!
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これは社会起業の本です。 みやじ豚という湘南界隈の人なら知ってる人は知っているブランドがいかにして生まれたかがわかる。
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感動して泣きそうになった。 やりたいことを仕事にできたら、みんなが「世の中楽しい」って素直にもっお言える社会になったら、いいのになぁ。
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タイトルを読んで、ゼロから起業して養豚場で成功したのかと思ったけど、そうではないんですね。 この本を読んで一番不思議に思ったのは、みやじさんが、室内でもどこででも、常に頭にタオルをまいてることです。
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「一次産業をかっこよくて、感動があって、稼げる、3K産業ににする」 というビジョンを掲げ 起業する。 そのためにしたことはいたってシンプル。 メルマガとバーベキュー。 それだけで多くのみやじ豚支援者を集めてしまう。 逆に言えば それだけで支持者が集まるくらい みやじ豚の質...
「一次産業をかっこよくて、感動があって、稼げる、3K産業ににする」 というビジョンを掲げ 起業する。 そのためにしたことはいたってシンプル。 メルマガとバーベキュー。 それだけで多くのみやじ豚支援者を集めてしまう。 逆に言えば それだけで支持者が集まるくらい みやじ豚の質が良かった。 行動していることがシンプルなだけに 小さなことでも良いからできることをしてみようと思う。
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