ねこみち の商品レビュー
これは良い猫漫画。 岩岡さんの漫画は、絵はふわっとしてるけど、お話はしっかりしていて、読ませる。可愛いだけじゃないところがいいな。
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ねこ...!!ひたすらにねこがかわいい...!!! 岩岡先生の作品はほんわかだけど、登場人物のひとりひとりの心情やせりふが時々シンクロしてチクチクする。それでも読んだ後は暖かい感じ◎ 大好きだ!!!
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ほのぼの~。 その一言に尽きる。 そして、最終話のお母さんの 「息してる・・・それだけで嬉しいや」 この一言で落涙。 と言うか何故か号泣。 最近ほんと涙もろくてダメだ。 とても良い作品でした。
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猫もいいけどお茶目なお母さんがとても愛らしいわ。この作品に流れる独特な”まったり感”が、わたくしは好きなの。なんとなく手放せない一冊になりました。
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陸の家は一軒家で、お父さんとお母さんの3人家族。 ある日、お父さんが上司の友人から頼まれたと、1匹のネコを連れて帰ってきた。 お母さんは飼わないと大反対。 家具の隙間に入りこんで出てこないネコ。 結局は追い出すわけにもいかず、この日からこのネコも家族の一員になった。 おもにお母...
陸の家は一軒家で、お父さんとお母さんの3人家族。 ある日、お父さんが上司の友人から頼まれたと、1匹のネコを連れて帰ってきた。 お母さんは飼わないと大反対。 家具の隙間に入りこんで出てこないネコ。 結局は追い出すわけにもいかず、この日からこのネコも家族の一員になった。 おもにお母さんとタイツの毎日を追ってますが、ほのぼのとしていて笑いもあるという和みの1冊です。 お母さんとタイツのやりとりも面白いし、心優しいお父さんがやっちゃうボケのような行動も爆笑もの。 しっかりものの陸がときおりぼそりと呟くひとことが、また笑えます。 全17話の短編が集められていますが、これで終わりなのかな。 もっと読みたいな。
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ネコ物(って言っていいのかな)によくありそうな感じではないところが岩岡さんらしい。 すごく好き。
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猫かわいいです。猫もかわいいけど猫好きもかわいいお話。それからease等で掲載された短編も載っています。お仕事大変だけど、というお話。こちらも好きです。
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生活をしっかり描ける方は、人の深い所まで描ける方なんだと思います。 感傷に流されずマンガへと昇華する様は美しいです。切なさが漂う。 あ、ネコマンガです。
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ほっこりできるから好きだってわけじゃなく、 猫の絵が愛らしいから好きだってわけでもない。 作品の底を流れている(と思われる) 語られない危うさ・底の無い不安感が、徹底して語られないところが好き。 *** 岩岡ヒサエ作品には、どこか、かりそめの幸福感と、 その一方、地に足がつ...
ほっこりできるから好きだってわけじゃなく、 猫の絵が愛らしいから好きだってわけでもない。 作品の底を流れている(と思われる) 語られない危うさ・底の無い不安感が、徹底して語られないところが好き。 *** 岩岡ヒサエ作品には、どこか、かりそめの幸福感と、 その一方、地に足がついていないゆえの不安感が漂っていて、 それがとてもSF的で良いなぁと思う。 主人公一家は、お父さんは営業担当のサラリーマン、 お母さんは専業主婦、小学5年生の息子がひとり。 ある日お父さんが、紙袋を持って帰宅する。 『え!?まだ6時半よ、早いんじゃないの』『うん、ちょっと』と紙袋が開かれ、 新たな家族の一員となる猫の〝タイツ〟が姿を現す。 重松清作品のように、息子はいじめられても心に闇を抱えてもいない。 お父さんだってリストラされたり不倫したりしないし、 お母さんも、姑との確執にも介護問題にもご近所問題にも悩んでいない。 そこで描かれるのは、家族の互いへの労わりと親愛であり、 白く洗い上げられ、パンッと伸ばされて、 気持ちよく干された洗濯物に代表される、温かくて清潔な住まいの様子だ。 どこにもない家庭。どこにもない風景。 他愛の無い会話。 押し殺した寂しさがほんの僅かに滲んだ、幸福のロールモデル。 そういうものは、究極のSFなんじゃないかと思うことがある。 たった一度だけ、お母さんが冒頭でベランダに出てつぶやく。 『時々ぽっかり穴が開いちゃう。「これでいいのかな」って何となく… お父さんも陸も大好きよ。でもちょっとだけ疲れてるのかな。ね、タイツ』 丸顔でシンプルな線で描かれた愛らしいキャラクターは、 しばしば、空白の中にぽつんと配置され、 諦念を飲み込んだような、実に味わいのある練れた笑みを口元に浮かべる。 読んだことのある岩岡作品が、『土星マンション』と 『きこりの泉』みたいなものばかりだから、 バイアスが掛かっているのかもしれない。 前者の舞台は、地上から遥か35,000メートル上空の建造物。主人公に母はおらず、父は行方不明である。 後者は、精霊が現れて『あなたが落としたのは-』と聞いてくる イソップ童話でおなじみの泉が自室に突如現れ、 「きれいな自分になりたい」と、主人公がその中に自ら身を投げる、 ダークな寓話的短編作品だ。 宙ぶらりんで、出自も曖昧な舞台設定は、いつだって不安定でSF的。 *** ただの猫好きとしての観点から見ると、 すごく好もしい点が2つある。 ひとつは、「身の詰まってそうな」猫のデザイン。 しっかりとした筋肉と、愛玩動物特有の鈍臭さとの双方が垣間見えて さぞ抱き心地がいいんだろうなぁ…とウズウズしてしまう。 もうひとつは、猫に対する目線。 座布団の上で、猫3匹が絡み合って眠っている様子を目撃した お母さんのひとことは、『あら何これ。知恵の輪みたい』。 いいなぁ。 (これが『か・わ・いいいーー!!写真!写真撮らなきゃ!!』だったら、 この本速攻で売りに出してた気がする・・・猫至上主義の猫萌え萌え漫画はちょっと辛い)
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猫好きにはたまらない一冊。猫のいる家族風景。にやにや、くすくす、ぽかぽかと癒し要素が満載。猫って不思議だ。
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