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黄金比 の商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2024/06/16

音楽の構成でもその比があるのですね。 ベートーベンが97%… 詳細は書かれていませんが興味が湧きました。

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2020/08/28

最も美しい比率として古代から知られていた黄金比。「5:8」というバランスの比率は,たった1本の線分から意識の深淵までいたるところに存在し,人々の心をとらえてきた。黄金比にまつわる神秘の物語が美しいイラストとともに詰めこまれたこの小さな本の世界へ,さあ,飛び込もう。

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2019/12/19

わかったようなわからなかったような…。このシリーズのいいところは噛み砕きすぎないところだなって思いました。とても平易な表現で読みやすいです。持ってる知識が足りなすぎると難しいだけ…多分。 414

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2019/10/31

黄金比とは、線分が与えられたときに、これを分割して、「長い方に対する全体の比が、短い方に対する長い方の比と等しくなる」ような比を指す。 式にすれば: a:b=(a+b):a になるような比である。a/bを黄金数Φ(ファイ)と呼び(τ(タウ)を用いることもある)、数値としては、(1...

黄金比とは、線分が与えられたときに、これを分割して、「長い方に対する全体の比が、短い方に対する長い方の比と等しくなる」ような比を指す。 式にすれば: a:b=(a+b):a になるような比である。a/bを黄金数Φ(ファイ)と呼び(τ(タウ)を用いることもある)、数値としては、(1+√5)/2≒1.618となる。Φはパルテノン神殿に黄金比を用いたギリシャの彫刻家フィディアスの頭文字である。 正方形から出発して、Φを製図する方法がある。 正方形の底辺の中点を中心として、右上の角から円弧を描く。底辺を伸ばした先と円弧の交わるところを長方形の角とする。こうして出来た長方形は黄金長方形と呼ばれ、この長方形から正方形を除くと、残った長方形も黄金長方形となる。さらにこの小さな長方形から正方形を除いても黄金長方形となる。 Φはおもしろい性質を持つ数であり、また黄金比は人が美しいと感じる比率であるとされることから、古来、この数は神秘の数とされてきた。 本書では、黄金比にまつわるトピックを、見開き2ページずつ用いて、解説と図式にまとめている。がっつり数学の話というよりも、黄金比と歴史の関わり、自然界に見られる黄金比な、和声と黄金比など、広く様々な話題を拾っている。 著者の経歴が哲学者・比較宗教学者と知り、なるほどと思った。 フィボナッチ数列(0、1、1、2、3、5、8、13、21・・・(前の2つの数を加えると次の数になる数列))や、リュカ数列(2、1、3、4、7、11、18・・・(はじめを2とし、次の数を1とし、その後は前の2つの数を加えると次の数になる数列))と黄金比の関わりや、五芒星と黄金螺旋の話など、興味深い話も多い。 人体や生物、絵画の中の黄金比もなかなかおもしろい。 天空に当てはめたり、呪術的な意味を持たせたり、となると、ちょっとついていけない感はあるが、それも含めて、この不思議な数が、古くから多くの人々を魅了してきた証ということができるだろう。 やはり神秘の数というべきなのかもしれない。

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2018/10/08

ちょっと謎めいた雰囲気が漂う装丁が、ちょっと魔法の世界でも覗くような気分にさせる。黄金比は、フィボナッチ数列を通じて自然界のいろいろなところで見られるものである。ひまわりの種やパイナップルのらせん構造は、一見ランダムに見えるものも、よく見るとまるで計算されたかのように美しい秩序で...

ちょっと謎めいた雰囲気が漂う装丁が、ちょっと魔法の世界でも覗くような気分にさせる。黄金比は、フィボナッチ数列を通じて自然界のいろいろなところで見られるものである。ひまわりの種やパイナップルのらせん構造は、一見ランダムに見えるものも、よく見るとまるで計算されたかのように美しい秩序で整列しているのが分かる。 しかし、読み進むにつれて多面体の話や数式など、文系の自分としては数学の知識がないと辛くなってしまった。 デザインの世界には応用できる考え方であり、知っておいて損はない概念ではある。

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2018/05/03

不思議の世界の入り口... 自然は神秘で美しい.... なんだっけ...√2が出てくる数学の小説... そして難しい...ギリシャとかローマの芸術のことも知りたくなる。 手元に置いておきたい本...

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2014/01/30

高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=9784422214757

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2015/04/22

古来よりもっとも物事を美しく見せる比率として知られる黄金比。本作では芸術、文明、自然に至るまで、世界を取り巻く様々なものにこの比率を見出せることを図入りで証明していく。 読めば読むほど不思議と興味が深まる。

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2012/05/01

図解が各ページに載っていて、分かりやすい。 思っていた以上に(人工物だけでなく自然界、宇宙規模で)黄金比が存在していて、私たち人間には細胞レベルで黄金比が美しいと感じるように出来ているんだなぁと感じた。 数字には弱いので計算式には若干ついていけなかったですけど、それでも十分興...

図解が各ページに載っていて、分かりやすい。 思っていた以上に(人工物だけでなく自然界、宇宙規模で)黄金比が存在していて、私たち人間には細胞レベルで黄金比が美しいと感じるように出来ているんだなぁと感じた。 数字には弱いので計算式には若干ついていけなかったですけど、それでも十分興味深い本でした。

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2012/03/29

自然は大いなる神秘を内包している。その神秘の一つが黄金比である。黄金比と自然は密接に関わっている。だから自然は面白い。 この「黄金比」は3つの特徴(1)65pという量(2)絵本チックな表紙(3)挿絵、のお陰で手に取り易いです。 そもそも黄金比を知るには黄金比の歴史を知る必...

自然は大いなる神秘を内包している。その神秘の一つが黄金比である。黄金比と自然は密接に関わっている。だから自然は面白い。 この「黄金比」は3つの特徴(1)65pという量(2)絵本チックな表紙(3)挿絵、のお陰で手に取り易いです。 そもそも黄金比を知るには黄金比の歴史を知る必要があります。そもそも黄金比は古代エジプトやピュタゴラス学派の教えの中で用いられてきたのにも関わらず、最初にそれを定義したのはユーグリッドであることがまず面白いところです。彼はそれを「外中比による線分の分割」と定義しました。これを扱った本で知られている中で最も古いものは、修道士ルカ・パチオリの「神聖比例式」です、ここでもまた別の人物の登場ですw さらにこの本にはレオナルド・ダヴィンチによる挿図が載っていますが、伝承によると、彼がこの比をsectio aurea、つまり「黄金比」と命名した、らしいのです。しかし出版物でこの黄金比という言葉を初めて使用した人物はマルティン・オームの「初頭純粋数学」であり、とにかく黄金比の言葉の始まりだけでもこれだけ複雑ですw そんな深い歴史を持つ黄金比は自然にたくさんある、そこが神秘的である、というのが著者スコット・オルセン氏の主張になります。黄金比は実はフィボナッチ数列やリュカ数を通じて、自然のいたるところで表現されています。例えば葉序のパターン、人体、絵画、文化、遺跡、旋律と和声などに黄金比は存在しています。これらを知ると本当に自然は不思議だと感じます。 黄金比の神秘を知れる一冊です!

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