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東の剣士 北の魔女(2) の商品レビュー

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2011/12/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

本文36~37ページ引用 「さっきから、ぺらぺらうるせえ女だな!あんたみたいな軽そうな女は、その辺で客引きでもしてろよ!」 「黙んなさいよ、くそがき。三流。できそこないの半端者」 「ななな、なんだと、このっ、愛人顔!!」  にぎやかにひとが行き交うはずの通りに、突如として、しん・・と凍りつくような静けさが落ちる。体感温度が、幾分下がった。 「・・・・・・・・あいじんがお?」  一オクターブ、低い声音。ミュゼが、ゆっくりと首をかしげた。ギギギ、と立てつけの悪い扉が軋む音が聞こえてきそうな動きだった。 「いいわ。レギナートって野郎のツラ、拝んでやろうじゃない。ただし、そいつがただのドブネズミだったら、あんた、全世界の愛人のみなさんに、ひざまずいて謝って回りなさいよ?」  得体の知れない交換条件。  得体の知れない底冷えする空気。  暴言を吐いたエリク本人は絶句し、本物の暗殺者の発する殺気にひたすら怯えていた。     

Posted byブクログ

2009/11/27

今回はミュゼお姉さんに惚れましたw センリやイオ、男性陣よりもミュゼお姉さんの言葉に胸キュンです。 読了 11/24

Posted byブクログ