開成学園 男の子を伸ばす教育 の商品レビュー
開成学園の校長が一般向けに書き下ろした教育の指南書ということで読んでみることにしました。ざっと、積読してみましたが、書かれている内容はイメージしていたものとだいぶ異なり、とても有意義な本だと感じました。kindle版が出版されたら手持ちしたい一冊にしたいと思います。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
開成の校長が書いた本。 大学受験に向けて、厳しくきちっとしどうされるイメージの強い開成だが、生徒の自主性を育て、勉強ばかりしているわけではないという記述が目立った。 体育祭や文化祭など、この学校に受かるレベルの子たちが、議論を重ねること自体に価値があるように感じる。 保護者からの要望に対する考え方も興味深い。 ①エリートを育ててほしい ⇒エリートとは、物事を根源的に考えることができる人。言葉を替えるとリーダー、その道の第一人者。 ②国際人に育ててほしい ⇒語学力を取り去っても、中身が国際的に一流である人を育てなければならない。 ③創造性のある人を育ててほしい ⇒自学自習できる人を育てなければならない
Posted by
日本で一番偏差値の高い、中高一貫校で、 何を教えてるか、気になりませんか。 校長が学校の理念を語ります。 開成の「創造性」という言葉にとても共感を覚えます。 今まで積み重ねてきた学問を、 新しい時代に向けて使っていく。 これはいい人材育つんじゃないかな。 興味ある方はぜひ。
Posted by
読むと子どもを開成に入れたくなる本。 開成の子どもの主体性を伸ばす教育はちらっと耳に入っていたが、この本で具体的なことが分かり、ますます魅力を感じた。 自分達の力だけで、知恵を絞り、切磋琢磨し、運動会や文化祭、学年旅行などを作り上げることは、子どもたちの大きな自信になり、真に生...
読むと子どもを開成に入れたくなる本。 開成の子どもの主体性を伸ばす教育はちらっと耳に入っていたが、この本で具体的なことが分かり、ますます魅力を感じた。 自分達の力だけで、知恵を絞り、切磋琢磨し、運動会や文化祭、学年旅行などを作り上げることは、子どもたちの大きな自信になり、真に生きる力をつける教育であると思う。 そして、そんな風に一緒に切磋琢磨した仲間が、生涯の友人となるのも自然な流れ。 私は小学校教育で、また公立でもあって、違いはあるけれども、 これからも係活動や行事での子ども達の主体的な活動を大切にしたいと思った。
Posted by
- 1