勝てるビジネスチームの作り方 の商品レビュー

ブレアシンガー【著】,春日井晶子【訳】,ロバートキヨサキ【まえがき】

2020/04/28

世界ヨットレースの決勝戦の勝敗を分けたものは？

「アメリカのチームはチャンピオンを集めたチームだったが、われわれはチャンピオンチームだった」

金持ち父さんのキャシュフロークワドラントは、世界的に引用され、世の中の仕事と収入の常識の違いに共通認識をもたらせた本だと思っているが、このESBIの理論がまさに現実になっている好例でふに落ちやすかった。

日本で例えるなら、巨人軍は高い年俸を提示してドラフトでチャンピオン選手を集めるが、
歴史の中でヤクルトが勝ったり、ロッテが勝ったり、
個々の選手能力の偏差値合計数値で予測すれば起こるはずのない奇跡の逆転があるのは、
まさにチャンピオンチームの概念ではないか、と思う。

名誉の掟で繋がったチームは、足し算ではなく掛け算の成果になるのだろうか。

チーム力で大逆転が起こりうるのだという可能性を感じ、実践したくなる、価値の高い本だった。

2012/10/28

全編に渡ってチームにとって、自分にとっての「名誉の掟」を定めること、守ることがいかに大事かについて述べられています。掟とは、つまりルールのこと。法律、規則、世の中はルールを守ることにより、秩序が守られ、安定します。自分や家族、職場のチームにとって必要なルールを自分たちで決めて守る。そんな一見簡単に思えるようなことを実行すれば、結果が変わる。それがなかなか難しいんですよね・・・ぜひ、自分自身も見直してみたいと思いました。