企業統治の会計学 の商品レビュー
マイレージを主たる業務である運賃収入の付随的な活動と見れば、マイレージサービスの発生時の当該乗客にかかるコストの増分のみを認識する増分原価法となる。 一方、両者を相互に必要な業務と見て、マイレージサービスの提供を主たる業務の遂行に不可分の関係にある業務と見れば、それに伴う失った収...
マイレージを主たる業務である運賃収入の付随的な活動と見れば、マイレージサービスの発生時の当該乗客にかかるコストの増分のみを認識する増分原価法となる。 一方、両者を相互に必要な業務と見て、マイレージサービスの提供を主たる業務の遂行に不可分の関係にある業務と見れば、それに伴う失った収益が認識されなければならない。 しかし事態はさらに進化していて、マイレージの提供が主たる業務(航空)だけでなく、ホテル、レストランでマイレージの売買がある。そうなればマイレージの会計問題はもはや顧客に提供された副次的なものでなく、売買商品に変化している。
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