ロッカールーム 僕とメジャーリーガーたち の商品レビュー
この本はあの有名なシアトルマリナーズのクローザー、DAIMAJINこと佐々木投手の著書です。 私は佐々木さんが横浜時代から大好きで、母校を見学しに行ってきてしまったほど。 佐々木さんが出れば今日は横浜が勝てる!そういう確信をもって試合を見にいっていました。 そう、横浜が勝つところ...
この本はあの有名なシアトルマリナーズのクローザー、DAIMAJINこと佐々木投手の著書です。 私は佐々木さんが横浜時代から大好きで、母校を見学しに行ってきてしまったほど。 佐々木さんが出れば今日は横浜が勝てる!そういう確信をもって試合を見にいっていました。 そう、横浜が勝つところを見に行く=佐々木さんを見る! そのために横浜まで通っていました。 文章力があるとか、そういう感じの本ではないのですが、すごく素直というか佐々木さんそのままが表れている本だなあと思いました。 自分のメジャーでの失敗談とか、誇れることとか、そういうことを包み隠さず書いてくれています。 佐々木さんはご自分のことを「俺」と言わず、「僕」と言います。 普通の言葉使いもものすごく汚い言葉などを使う人ではないです。 きっと、そういう育てられ方をされたんだろうなと思います。 だから、他人の悪口も自分から決して言う人ではないと思います。 よっぽど勘にさわったときは別として…。 この本にはたくさんの選手が登場しますが、一人一人に対してものすごく尊敬の念が表れています。 もちろん日本人メジャーリーガーについても、イチローや長谷川投手のことはもちろんのこと、私としては後輩の大家君に対してエールを送ってくれているのがすごく嬉しいですね。さすが面倒見のいいというか、いろんな人に慕われる佐々木さんだと思いました。と同時に文体がすごく優しい感じがして、大人の方や佐々木さんファンの人たちはもちろんなのですが、野球が大好きな子供たちにも語りかけてくる本です。ぜひお子さんと読んでほしいですね。 あと、野球以外のこともものすごく詳しく書いてあって、佐々木さんが非常に好奇心旺盛な方だということがわかります。読んでいて思わず感心してしまうところや、笑ってしまうところがたくさん。とにかくお人柄がよく表れています。 そして、選手なら誰もが将来直面しなければいけない問題「引退」についての考えもここにはきちんと書いてあります。佐々木さんはちなみに「DAIMAJIN」と呼ばれるのが恥ずかしいそうです。さすが、顔は威厳があるのにシャイな佐々木さん。そういうところも佐々木さんの魅力です。ちなみに「DAIMAJIN」は映画の名前だそうですね。私は実はこの映画はよく知らないのです。もし知っている方がいましたら御一報を。
Posted by
- 1