親子三代、犬一匹 の商品レビュー
嫌な人が一人も出てこない ほのぼのと ゆったりと お話は進む 12歳の男の子って・・・あんなん??
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ドラマチックな展開がなく、日々の生活を淡々と描いている印象を受けた。まあ、現実はこんな感じなのかもしれないけれど、小説の中に非日常を求める自分としては物足りなかった。
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祖母、母、高校生の姉、マルチーズのトビ丸と暮らし、たまに叔父が訪れる中、すくすくと成長中の小六から中一に掛けての章太の日々。家族それぞれの目線もくるくると登場しながら、学友たちや初恋の編み込まれた何でもない日常が、特別でない中にしゃんとして、トビ丸のアイドル性抜群の可愛さも炸裂し...
祖母、母、高校生の姉、マルチーズのトビ丸と暮らし、たまに叔父が訪れる中、すくすくと成長中の小六から中一に掛けての章太の日々。家族それぞれの目線もくるくると登場しながら、学友たちや初恋の編み込まれた何でもない日常が、特別でない中にしゃんとして、トビ丸のアイドル性抜群の可愛さも炸裂し、楽しい。和んだ。
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【あらすじ】 柴崎家は祖母、母、姉、弟の4人家族。いやもう1匹、マルチーズのトビ丸も欠かせない家族の一員だ。末っ子章太を通じ、家族、学校、友達、そして初恋を描く、誰もが「ガキ」だったあの頃を思い出す、温かい物語。朝日新聞連載の書籍化。 【感想】
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新聞の書評で絶賛されていたので読んでみたが、 なんてことのない、ただただ普通の家族の日常の小説でした。 小中学生の恋愛や、犬に対してあまり興味がなかったので、 最初の一ページを読んだときは、これは面白いかも。と思ったのですが、自分はダメでした。
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家族の話とちっちゃな恋の話。 くすくすとにやにやが止まらない。 小ネタのセンスがかなりツボ。 『ルート225』といい藤野千夜の兄弟のやりとりは最高。 家族どのキャラも親しみがもてる。 あー楽しかった読んでよかったと思える作品。 この小学生のときの女の子が好きだけどどう行動したらいいのかわかんないっていう懐かしい気持ちがたまんない。 昔を思い出して思い切り叫びたくなる。 ◆柴崎章太 長男。勉強はできるけどガキ。同じクラスの絵里寿が好き。 ◆柴崎夕樹 長女。マルチーズのトビ丸が大好き。 ◆柴崎也子 母。作家。料理はたまにしかしない。 ◆柴崎美代 祖母。家事をよくこなす。 ◆氏家由紀乃 章太の中学の友達。絵里寿に似てる。
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2008年7月から2009年6月にかけて、朝日新聞夕刊に連載されたファミリー小説。500ページ近いボリューム。東京の下町いわゆる「谷根千」界隈を舞台に、親子三代が一緒に暮らす柴崎家のほのぼのとした平和な日常が描かれていく。物語の中心にいつも登場するのは柴崎家の愛犬、マルチーズの「...
2008年7月から2009年6月にかけて、朝日新聞夕刊に連載されたファミリー小説。500ページ近いボリューム。東京の下町いわゆる「谷根千」界隈を舞台に、親子三代が一緒に暮らす柴崎家のほのぼのとした平和な日常が描かれていく。物語の中心にいつも登場するのは柴崎家の愛犬、マルチーズの「とび丸」だ。ワンコながらというかワンコだからというべきか、可愛がられる術をすべて身につけ、一家の皆から愛されるアイドルだ。著者の分身であるかのような物書きである章太の母・也子が、とび丸をモデルに書いているという作中小説「マルチーズ探偵とびまろ」がなかなか面白い。なんとこの本の裏扉に、その最終回が新聞小説の形でさりげなく印刷されているのは編集者と著者の遊び心だろう。
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