天唄歌い の商品レビュー
高知県と言えば、吉田類、有川ひろ、栃煌山、西原理恵子、そして坂東眞砂子ですw。「天唄歌い(あまうたうたい)」、2006.7発行、坂東ワールドが時代を超えて、妖しく、儚く、浪漫をのせて拡がっています。時代は江戸の初期でしょうか。琉球を治める薩摩の船がその中間付近で難破し、霊島(たま...
高知県と言えば、吉田類、有川ひろ、栃煌山、西原理恵子、そして坂東眞砂子ですw。「天唄歌い(あまうたうたい)」、2006.7発行、坂東ワールドが時代を超えて、妖しく、儚く、浪漫をのせて拡がっています。時代は江戸の初期でしょうか。琉球を治める薩摩の船がその中間付近で難破し、霊島(たまじま)に侍、商人、水夫、住職らが漂着したところから始まります。この島がすべて、この島しか知らない原住民(島人)と漂着者である唐人、琉球人、倭人。彼らは共存できるのか。国の違い、身分の違い、宗教の違い、男女の仲・・・、様々なテーマが交錯しながら物語が展開していきます。
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坂東 眞砂子さんらしい作品でした。 風習や風土。 とても空気が濃厚です。 おおらかに自由に生きてきた島人達が 文明の波をうけて変わってしまう・・ この島人達のような心で暮らしてたら 戦争なんておきないんだろうな・・
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