ブルーシート の商品レビュー
「資本主義の『どん底』からの強烈な反撃。本物の文学にはこういう力がなければならない」と表紙に書かれた本。とてもじゃないがこんな人生を歩まされる若者を生み出す社会は変えなければいけない。いま1973年初版の上野英信「骨を噛む」を少しずつ読み進めているが炭鉱で働いた人々の苦しみと何十...
「資本主義の『どん底』からの強烈な反撃。本物の文学にはこういう力がなければならない」と表紙に書かれた本。とてもじゃないがこんな人生を歩まされる若者を生み出す社会は変えなければいけない。いま1973年初版の上野英信「骨を噛む」を少しずつ読み進めているが炭鉱で働いた人々の苦しみと何十年も隔てた現在の「どん底」の苦悩が同質とはと驚く。はたして人の世は進歩しているのか。 なおこの本は私が利用する二つの図書館でともに閉架の扱いである?? 2009年朝日新聞出版から出た本で新潮新人賞をとっている本である。
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一見貧乏で暗いけど明るく生きる要素はある、という感じ。 人間暗くはなりきらないんだと思った。 でもだからこそ、甘んじてるんじゃないか? 搾取する側もされる側も って考えられたから良かった。
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