クロノ×セクス×コンプレックス(1) の商品レビュー
ほしいほしいほしいほしいほしいほしい! 壁井さんの新作だと聞いて興味もちました。 早く、近くの本屋さんに置いてくれればいいのにー。 買いました! 読み終わりました! なんか、ホント、新感覚のストーリーでかなり新鮮。 でも、やっぱり壁井さんの話しだなぁと嬉しく思います。 かなり、...
ほしいほしいほしいほしいほしいほしい! 壁井さんの新作だと聞いて興味もちました。 早く、近くの本屋さんに置いてくれればいいのにー。 買いました! 読み終わりました! なんか、ホント、新感覚のストーリーでかなり新鮮。 でも、やっぱり壁井さんの話しだなぁと嬉しく思います。 かなり、さくさく読めてすぐ読み終わりました。
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どろどろしてない! さっぱり! すっきり! さわやか! な感じのお話でした。 壁井ユカコ先生には珍しいかも。 性転換モノだと聞いて、「え」と一歩引いてしまっていたところもありました。 でも読み始めてしまえば、すんなり読めました。 でも見事に女の子ばっかりで、百合なシーンもちら...
どろどろしてない! さっぱり! すっきり! さわやか! な感じのお話でした。 壁井ユカコ先生には珍しいかも。 性転換モノだと聞いて、「え」と一歩引いてしまっていたところもありました。 でも読み始めてしまえば、すんなり読めました。 でも見事に女の子ばっかりで、百合なシーンもちらほら。 ついにそっち方面かと; あとがきによれば次は男子生徒も出てくるようなので期待。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイムリープ×男女入れ替わり×学園モノ(魔法学校) 読んでてハリー・ポッターを思い浮かべずにはいられなかった。 ラノベらしく、明るい人物と王道な展開(だけど先の読めない)で、楽しく読めました。 軽い話かと思うと適度に重みのあるところもあって、ただ明るいだけでは終わらないところが好きです。 ドロドロとした女の花園とか妙にリアル(笑) これからの展開にとても期待!
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タイムリープ、入れ替わり、魔法学園、中身は男の女の子、生徒会、役員選挙、律ちゃんみたいなルームメイト、ツンデレ、やさぐれ青年・・・に加えチクリと殺人ネタなどが混じる(この辺が壁井さんらしくもあるw)、"面白い要素"が色々と詰まった宝石箱のような、素晴らしいジュ...
タイムリープ、入れ替わり、魔法学園、中身は男の女の子、生徒会、役員選挙、律ちゃんみたいなルームメイト、ツンデレ、やさぐれ青年・・・に加えチクリと殺人ネタなどが混じる(この辺が壁井さんらしくもあるw)、"面白い要素"が色々と詰まった宝石箱のような、素晴らしいジュブナイル作品。 試験前なのに夢中で読んでしまった・・・orz まさにファンタジー小説、といった感じ。あとがきに書いていた「読者がワクワクする話を書きたい」というのならそれこそ100%達成できているよ壁井さん。
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“頭の中で呪文を一度復唱する。<文学>の授業で一節を読んだ、ロバート・A・ハインライン著の長編SF小説。冷凍睡眠により三十年後の未来で目覚めた主人公が、自分を陥れ財産を奪って未来へと追いやった者に復讐するため、タイムマシンを手に入れて過去へと戻る。その主人公の愛猫がピート。冬にな...
“頭の中で呪文を一度復唱する。<文学>の授業で一節を読んだ、ロバート・A・ハインライン著の長編SF小説。冷凍睡眠により三十年後の未来で目覚めた主人公が、自分を陥れ財産を奪って未来へと追いやった者に復讐するため、タイムマシンを手に入れて過去へと戻る。その主人公の愛猫がピート。冬になると家中の猫用ドアをあけてまわる。どれかの扉がきっと夏へと続いているはずだと寒がりの猫ピートは信じているのだ。 ピートに倣って想像力を働かせよう。扉の向こうに赤い果実がたくさん実った木があるところを。ジュール・ヴェヌスは言った。これも<文学>で習ったのだけど。『誰かが想像できることは必ず誰かによって実現可能である』と。想像できることは、現実になる。 『猫のピートを知ってるかい?彼が探しているものを知ってるかい?正解の扉は一つ。扉を探して、彼を夏へと導こう。 Lu Do Re Mus, Lu Do Mus, BOOST!』 胸の前で不思議な力が膨らむのを感じた。屋内だというのに足もとから風を受けたように懐中時計が浮きあがり、文字盤が月明かりのような白い光を放つ。時針と分針、にやにや笑いのムーンフェイズが時間の理を無視してくるくるとまわる。どこか暖かな風に前髪を煽られながら三村は目を見開いて「わぁ……」と声を漏らした。” 性別転換にタイムリープに魔法学校に百合チック。 異質で異様な組み合わせが見事にマッチするのが壁井さんのすごいところ。 この話、本当世界観が半端ない。 ある日、曲がり角で見知らぬ女の子とぶつかった三村朔太郎は、性別転換とタイムリープを同時に体験し、箒は使わず時間を操る魔法学校クロックバード魔法学校へ“ミムラ・S・オールドマン”と入学することに。 そこで彼(彼女)を待ち受ける未知数の出来事とは……!?……みたいな。うん。 男子なのに女子になっちゃってそいでまた百合チックな羽目に合うという今までに無いであろうこの展開は何ですか。 女子の体になっちゃってとことん戸惑う羽目になる三村の心境がめっちゃ上手に書かれているとは何事ですか。 わー。わー。今回の壁井さんの新シリーズは本当驚きの連発だ。 魔法学校と入っても、型に嵌らないような設定になってるし。授業の組み方とかすごい考えてある。 でもって司書さん良いよ司書さん。壁井さんのお話にはやっぱこういう青年がいなくちゃ。 あと、最後の“五回目”と“六回目”の無駄にリアルなグロさはやっぱり壁井さんらしい。鳥肌が立つ。 「小町を忘れるな」 司書さんの謎の言葉が頭に染み付いて離れない……2巻が本当待ち遠しい。 ……ところで、これ、最後の最後はどうなるんだろうね? ハッピーエンドだといいんだけど…胸がキリキリする展開は何冊読もうと慣れやしないから。 “窓ガラスに二人の女子生徒が映っていた。一人はミエッタ・ノリスで、ということはミエッタ・ノリスと向かいあって立っているもう一人が三村のはずだが、それは十五年それこそ嫌になるほどつきあってきた自分とは似ても似つかない姿の女の子だった。しかし今実際に三村の手に感触があるのと同じ、十数センチ四方の立方体の木箱を大事そうに抱えているのが自分である証拠だった。 ミエッタ・ノリスよりも頭半分ほど背が高く、すらりとした立ち姿の、髪を短くした女の子だ。ただの新入生どうしとして校内ですれ違っていたら一瞬振り返ってしまうだろう、目鼻立ちの整った綺麗な子だった。 路地の入り口でぶつかった、あの女の子だ。でもぶつかったと思った直後にはあの女の子はどこにもいなくて――。 待てよ、ちょっと待てよ。 今になって恐ろしいことに気がついた。女の子とぶつかったあと、路地からバス通りを見まわしたときに走っていくのが見えた、新入生と思しき北高の制服を着た男子生徒――ワックスでほんのちょっぴり髪を遊ばせて、見覚えのある鞄を持って走っていった、あいつ。あいつが僕じゃないか!?自分の後ろ姿なんてそうそう見るものじゃないから気づかないまま見送ってしまったのも無理ないとはいえ……。 ということは、あっちが三村朔太郎で。 ということは?ということは、こっちの自分は……ミムラ・S・オールドマン?”
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