バーン=ジョーンズ 眠り姫 の商品レビュー
目覚めているのは、最初の王子一人だけ。 たたずむ姿が、凛々しいです。 奥行きのない平面的な構成。 絵本の中のような印象。
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もくじ:旅立ち,友情、眠れる森の美女をめぐって、百年の魔法が解けるとき、ふたつの「眠り姫」、愛を探し求める魂、王とはだしの娘、生命を得る彫像、階段を降りる乙女たち、女神ヴィーナスの鏡、不吉な首、とらわれの魔術師、深海の誘惑者、バーン=ジョーンズのユーモア
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毎回楽しみにしている、利倉 隆さんの「イメージの森のなかへ」シリーズ。今回は、なんと、「バーン=ジョーンズ」。あまりに渋い選択です。 私も、モリスとと共に彼が手がけたケルムスコット・プレスの私家本を実際に手にしたことがありますが、その装飾性といい、フォルムの美しさと言い、挿絵...
毎回楽しみにしている、利倉 隆さんの「イメージの森のなかへ」シリーズ。今回は、なんと、「バーン=ジョーンズ」。あまりに渋い選択です。 私も、モリスとと共に彼が手がけたケルムスコット・プレスの私家本を実際に手にしたことがありますが、その装飾性といい、フォルムの美しさと言い、挿絵画家の最高峰に触れ、ため息が出ました。 しかし、本作は、挿絵の中でも、白黒ではなく「カラー」による昔話「眠り姫」がメイン。ここでも目にした瞬間に、物語に没入させてしまう、その手腕は、他に例がないほどです。 最後のおまけページもお気に入り。どちらかというと悲劇を描かせたら、天下一の彼が、ユーモアも溢れていたという指摘は、人間を作品だけで見てはいけないな、と思いました。
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