ツグミはツグミの森 の商品レビュー

竹本健治【著】

2018/10/08

78：以前から気になっていた作者さん。図書館で、夏の部活特集（？）コーナーにあったので読んでみたのですが、こ、これは……けっこうヘビーでした。物語としての「事件」が何なのかはっきりせず、乗り遅れたなあと思っていたら……重っ！　これを青少年に勧めていいのかどうか、本当に微妙です。トリックは面白かったけど、後味がどうにも……。

2018/08/16

　ジュブナイル風味のミステリ。台風の夜を背景に少年の生と性への不安を抉り出すあたりが、映画「台風クラブ」を彷彿とさせる。不穏な緊張感の表出は巧みだが、ステレオタイプな性描写は評価の別れどころだろう。

2013/12/15

うーん。
びっくりしたというか・・・最後まで話が見えんかったけど、最後にはまぁなるほどと思った。
好きかどうかって言われると好きじゃないけど。

2011/08/03

竹本先生は文章がきれいだなあと染々。結末見た後にもっかい見返すとかなりエグくて、それがまた素晴らしい。

2010/07/05

ほわー、えらいモンに手を伸ばしてしまった。
青春モンのつもりやったので思いっ切り火傷しましたわ。
流石は竹本健治…。
面白かったです。おわわわわ。

2010/04/11

タイトルにひかれて手に取ってみた。
けど、結論から言えばこの本は好きではない。

天文学部に所属する高校生の話なんだけど、
夏休み中に学校そばで合宿中に深夜の学校で事件が起こるという話。

文章も読みやすいので、最初はよかったのだけれど、
途中からエロ小説のような展開になったりしてあまり楽しめなかった。

結末も、不満。

2010/03/08

竹本健治さんにしては、珍しく青春ミステリだ！　と冒頭では思ったね……うん、やはりそれだけでは終わらなかったよ^^;　
でも暗～い終わり方にも関わらず、一抹の爽やかさを感じるので……青春ミステリと言っていいのかも？

2010/02/27

探偵役の双子がとても好み。
展開にはこうだったのかと思うものもあるけれど、
タイトルのツグミや学校を取り巻く人々の秘匿、幼女への暴行などテーマを絞りきれていない印象が否めなかった。
主人公の目に映る光景が必ずしも正しいとは限らない。

2010/02/02

「カケスはカケスの森」があったけれど。それと直接は関係ないかな？（遥か昔に呼んだけれど覚えてない……読み直そう）
感想……まずい、ネタばれになりそうだ。読み始めは、まさかこういう話だとは思っていませんでした。このネタ自体はありふれていると思うのだけれど、こういう描き方されてると……気づきませんね。びっくりでした。
雰囲気が不思議で美しい作品。随所に挿入された短歌も良いです。

2011/07/20

1章目、2章目の前半あたりまでは、続きが気になって楽しく読めたのだが、だんだん展開が重苦しくなり読むのが辛かったです。この作者の本を読むのは4冊目なのだが、多分もう読まないと思う。