政宗様のお気に召すまま の商品レビュー

ながと帰葉【著】

2013/03/22

衛星放送での「独眼竜」再放送を見すぎて頭がどうかなっていたときに購入。どう見ても別世界です。本当にありがとうございました。

あほの子（褒め言葉）めごたんが冷たい政宗様に振り向いてもらおーと頑張るお話。
政宗様出番少なすぎてなんだかなあ。登場シーンが少ないと「実は好きでした」と言われても！言われても！

実は鋼線のでる鉄扇の使い手で三下をなぎ倒すめごたん。なにその中二設定。しかもしっくりこない方のやつだ！
初めからそういうバトルを匂わせてくれてたらびっくりせんかったですよ。ほのぼの～の流れからそんな設定が急に放りこまれてきたんですから、さすがに驚きますよ。
まさに読者の予想を裏切る展開でしたね（震え声）

2011/11/20

伊達政宗も愛姫も好きなんですが、このお話の二人はツンデレです。
押しかけてきた愛姫を追い返そうとした政宗が、あまりに天真爛漫な愛姫に流されている感じがしないでもありませんが。

最後に捕まった愛姫を助けに政宗が来たのですが、うーん、愛姫強すぎ。縄抜けしたり、鉄扇で戦ったり。ちょっと政宗の立つ瀬がないかなぁ。

まあ、あっさり読めて、これはこれでよいかもしれないです。

2011/07/24

個人的に政宗と愛姫夫婦がとても好きなので、期待しすぎました。
キャラクター設定、そうしたくなるお気持ちはわかるのですが、やっぱりそこは、史実に沿ってほしかった。

2009/11/08

時は戦国乱世。
織田信長が天下布武への道を邁進している中、奥州では1つの婚儀が執り行われていた。
政略結婚のために気のならぬまま11歳にして伊達政宗へと嫁いだ田村家の愛姫。しかし、婚儀の席で毒を盛られた政宗が倒れたことで疑われた田村家侍女は、有無を言わせず斬首となり、愛姫も実家へと戻されることに。
何もわからぬまま不安を抱える愛姫のもとに障子越しで現れた政宗は、愛姫に優しい言葉をかけ、いつか必ず迎えに行くとの約束を交わす。
――それから3年。
14歳になった愛姫のもとに政宗とは別の相手との結婚話が持ち上がり、政宗を想う愛姫はたまらず屋敷を抜け出して政宗のもとへと向かった。
しかし、政宗からはそんな昔のことは忘れたと冷たく扱われ衝撃を受ける。

（2009/11/7　読了）

2009/11/04

読み始めたら止まらなかったです。歴史物ですが小難しいこと何も考えずに読める本。
なんというか主人公の愛姫がかわいいしいとおしすぎる。
こういう一直線で一途な主人公がほんとにたまらん好きなので、読んでてきゅんきゅんしてましたｗｗｗ
あと政宗様のツンデレ具合も最高。
ほぼツンで、デレをほんともうラーメンに入れるラー油くらいの量で小出しにしてくるのですが、ラストにはその抑えきったデレをコーヒーにいれるコーヒーフレッシュくらいの量にしてきてなんとも！
続きがあるならぜひ読みたいと思いました。

2009/11/02

実在した人物、伊達政宗と愛姫(めごひめ)を基にしたのお話です。歴史には詳しくないのですが、設定なんかは私好みのもので楽しめて読めました。ある理由から愛姫にわざと冷たくする政宗(ちょっと不器用なところもあり？)とのやりとりがじれったいです。それでもめげることなく政宗一直線のむちゃぶり＋天然で振り回す愛姫と政宗とのやり取りも無理がなくサラサラ読めたように感じました。個人的に残念だと思ったのは、挿絵が欲しいところで挿絵がない！愛姫が鉄扇使ってる姿なんかは入ってたらきっともっと愛姫のこと好きになってたと思います(私が)　せっかく絵が綺麗で好印象なので少し勿体ない気がしました。