16歳からの〈こころ〉学 の商品レビュー
こころは人間と自然とが交流するなかで発生する、目に見えない減少である。幽霊のように消えやすいものではあるが、こころを抽象的に仮定し、記録することは可能である。 わたしの誕生とは、それほど手放しに喜びうる事態ではない。わたしは特定の人間であるあなたから別利と引き換えに成立する意味で...
こころは人間と自然とが交流するなかで発生する、目に見えない減少である。幽霊のように消えやすいものではあるが、こころを抽象的に仮定し、記録することは可能である。 わたしの誕生とは、それほど手放しに喜びうる事態ではない。わたしは特定の人間であるあなたから別利と引き換えに成立する意味であって、それ自体の中に価値は含まれていないからである。 人生の最終段階を確信をもって見通すことは不可能だ。 統合失調型コミュニケーションが未来をふさぎ圧力する方向へ進行しているというしかない。進行とはいうまでもなく、他社関係づけが複雑化しつつあるということだ。
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〈わたし〉という主体と〈あなた〉〈世界〉という客体を用いて、〈こころ〉の発生からその発展過程、または精神障害に至る過程を書いた本。 上記のように図式が簡潔である分理解しやすい反面、とくに第6~8章の精神障害の箇所がよくイメージできなかった。 世の中にあるさまざまな事象(成長、...
〈わたし〉という主体と〈あなた〉〈世界〉という客体を用いて、〈こころ〉の発生からその発展過程、または精神障害に至る過程を書いた本。 上記のように図式が簡潔である分理解しやすい反面、とくに第6~8章の精神障害の箇所がよくイメージできなかった。 世の中にあるさまざまな事象(成長、子育て、思想、教育、恋愛、犯罪、政治とか??)の仕組みはこの本に詰まっていると思います。
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