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千里伝 の商品レビュー

3.3

20件のお客様レビュー

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2010/11/26

未曾有の危機に瀕する天地に、女神・西王母の祈りを受けた三人の勇士が旅に出る。南平郡王の孫・千里、少林寺の僧・絶海、チャイダム高原の戦士・バソン。異なる地に育った勇士たちを待つのは、人類がついぞ克服できなかった、相手を想う絆の試練。魔神・共工が襲いくるなか、“五嶽真形図”が下す結論...

未曾有の危機に瀕する天地に、女神・西王母の祈りを受けた三人の勇士が旅に出る。南平郡王の孫・千里、少林寺の僧・絶海、チャイダム高原の戦士・バソン。異なる地に育った勇士たちを待つのは、人類がついぞ克服できなかった、相手を想う絆の試練。魔神・共工が襲いくるなか、“五嶽真形図”が下す結論はいかに。日本ファンタジーノベル大賞受賞作家・仁木英之がこの世界の虚空に放つ、震天動地の英雄小説(「BOOK」データベースより) ヒロイックファンタジーものとして、普通に楽しめた。 (「僕僕先生」シリーズより、こっちの方が好みかも) しかし中身のアニメ画はいただけないなぁ。 あれで一気に作品の雰囲気がライトノベル風に。 それか藤崎竜の「封神演義」みたいな漫画風。 せっかくおもしろげな世界を生み出したのだから、続編を書くのならもうちょっとこの辺考えてほしいなぁ。

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2010/09/09

僕僕先生ほどユルい訳でも無く、夕陽の梨(朱温 上/下)ほど重くもなく。 私見だけど、ハンパ感あり。 うーん。

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2010/06/09

ラストの展開が速すぎるのと、主人公の一人でもっとも主人公格で高千里の性格がちょっと受け入れにくいかな。 現在、こういう中華ファンタジーを書かせたら仁木氏の右に出る人はほとんどいないだろうね。

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2010/03/28

面白かったけど、何となく今ひとつ。最後がちょっと駆け足というかご都合主義かな?と思ってしまったかも。あと、表紙と挿絵のギャップがちょっと微妙。

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2010/03/28

天地の全てを結びつけ平穏に維持する力と全てを一新する力を有する五嶽真形図を巡る千里、絶海、バソンと玄冥、蔑収、句芒との戦いは如何なる結末となるのか。千里たち三人を導いた道士、趙帰真の思惑、千里と玄冥との関係などが絡み、思わぬ方向へと事態は進む。

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2011/11/15

日本史もままならないのに中国史!? だったのですが僕僕先生が好きだったので読んで見ました。 冒険ファンタジー?性格が違う3人の少年たちが世界をすくうため冒険するんですけど・・・。西遊記みたい?でワクワク読めました!

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2010/01/17

極上の中華ファンタジー。スピード感ある展開で、ぐんぐん引き込まれました^^「僕僕先生シリーズ」のようなほのぼの感はありませんが。面白かったです♪

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2009/12/28

仁木得意の中華ファンタジー。傲慢な主人公千里になかなか感情移入できないところは難点でしょうか。沢村凜の描く主人公のようなストイックさがもう少し欲しいところです。とは言え、仁木らしい傑作であることは間違いありません。ただ、安っぽいラノベ的なイラストは不要でしょう。表紙のデザインはま...

仁木得意の中華ファンタジー。傲慢な主人公千里になかなか感情移入できないところは難点でしょうか。沢村凜の描く主人公のようなストイックさがもう少し欲しいところです。とは言え、仁木らしい傑作であることは間違いありません。ただ、安っぽいラノベ的なイラストは不要でしょう。表紙のデザインはまた別人で、こちらのデキがいいだけにギャップが大きすぎ。「428」と言い本作と言い、無名に近いイラストレータを挿絵師として採用するのは昨今の不景気の影響なんでしょうか?

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2009/12/16

表紙と中のイラストがダメ~西王母が漢の武帝にもたらした五嶽真形図は使われず,千年の後,唐の後半に持つべき器を求めていた。異民族との戦いの中で高家が得た跡取りは十代後半を迎えても5歳の躰と心しか持たない千里であったが,その母は異世界から来た翼とかぎ爪を持つ紅葉だが,その父・共工が世...

表紙と中のイラストがダメ~西王母が漢の武帝にもたらした五嶽真形図は使われず,千年の後,唐の後半に持つべき器を求めていた。異民族との戦いの中で高家が得た跡取りは十代後半を迎えても5歳の躰と心しか持たない千里であったが,その母は異世界から来た翼とかぎ爪を持つ紅葉だが,その父・共工が世界を取り戻すために送り込み,二つの世界を結びつける存在だった。道士・趙帰真は,吐蕃の狩人・バソンと少林寺で修業を続ける僧・絶海を結びつけ,器たるべき資質を少しずつ手に入れるが,千里とは双子の玄冥は千里を上回る資質と五嶽真形図を手に入れ,長安の都で皇帝・武宗の前で天地を賭けた戦いが三対三で展開される。千里は不射の射を放って共工を退け,共に生きる猶予を作創り出す~唐後期に実在した武勇の人・詩人,高ベン(字は千里)を知った時に,閃いたらしい。first tale と書いているから,シリーズ化するのだろうけど,要らぬイラストが各章の前に入っていて,それがその章とは直接関係なく,読み手のイマジネーションを疎外する。まるで,ビデオゲーム(ファミコン?)の原作が,漫画の原作。それが意に添わない

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2009/11/24

国産中華ファンタジー。 あおり文句としては「すっげええええええええええええファンタジーが国内から生まれた!!」みたいなことだったが、そこまでではない。 普通の良作ファンタジー。 とはいえ、登場人物が動き出すまでの前振りがなが過ぎる(設定がキチンとしているから仕方ないとはいえ)。 ...

国産中華ファンタジー。 あおり文句としては「すっげええええええええええええファンタジーが国内から生まれた!!」みたいなことだったが、そこまでではない。 普通の良作ファンタジー。 とはいえ、登場人物が動き出すまでの前振りがなが過ぎる(設定がキチンとしているから仕方ないとはいえ)。 もう少しキャラクターをきっちり見せて欲しかったという意味で、次回作に期待。 国産ファンタジーなら荻原規子のほうがいいとおもう・・・

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