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上手なほめ方・叱り方 生きる力をはぐくむ の商品レビュー

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2013/09/09

叱る・褒めるの共通の土台は生かしてもらっている人間同士の、人間肯定の限りない喜びである。震災を経験した著者の今生きている奇跡、感謝の中にあって叱るも褒めるも必要なくなる、人は良く生きるという共通目的を持つとき互いに生かし合い生きるのだ。そこには叱るも褒めるも必要なくなるのだと。子...

叱る・褒めるの共通の土台は生かしてもらっている人間同士の、人間肯定の限りない喜びである。震災を経験した著者の今生きている奇跡、感謝の中にあって叱るも褒めるも必要なくなる、人は良く生きるという共通目的を持つとき互いに生かし合い生きるのだ。そこには叱るも褒めるも必要なくなるのだと。子等と共にあること、その現実が尊い、と。これは私は限りない人間の尊厳の肯定であると思った。技術的に叱るとか褒めるとかを身につけることもある時点までは必要があるかもしれない、がそのどちらも根底にあるのは人間肯定なのだと著者は言う。叱る時も褒める時も、しっかりその子の本質を認めた場所から物を言うと内容が違ってくる、と。いわゆるけなしたりおだてたりといった子どもの心には届かない言い方ではなくなるのだと。著者の他の本も是非読んでみたいと思った。

Posted byブクログ