楊令伝(11) の商品レビュー
国造りが続く、それに伴い戦のシーンも減りまったりとした時間が流れていく だがやはり、北方謙三アニキは戦だけでなく、その裏にある兵站や軍費のところつまり経済もきちんと描きたいのだと思う そうすることでリアリティが生まれるのだ だがやはり華々しい戦の場面と比べれば、多少退屈と感じ...
国造りが続く、それに伴い戦のシーンも減りまったりとした時間が流れていく だがやはり、北方謙三アニキは戦だけでなく、その裏にある兵站や軍費のところつまり経済もきちんと描きたいのだと思う そうすることでリアリティが生まれるのだ だがやはり華々しい戦の場面と比べれば、多少退屈と感じてしまうのは否めないところであろう って、(゚Д゚)ハァ? 『楊令伝』第十一巻を国造りの巻だと思ってます? 違う違う!今回は伝承の巻やで!そして伝承ってのは戦いやで!伝える者と伝えられる者の闘いやで! 全編通して漢と漢たまに女の闘い、真剣勝負や! 油断したらダメ! それにしても秦容が強すぎる!たぶん個の武力としては最強と思われる 秦容が大水滸伝という歴史の中でどんな役割を担うか楽しみ!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちょっと話が!難しい! でかい国3つに、それぞれ張俊と岳飛の領地と、西国、耶律大石、、、 でもおもしろい! 亡くなった人の家族に手紙を書いていた宋江がいたと知れて泣きそうになっちゃった。宋江っぽい。すきだなぁ。 女傑のシモの話聞かされる源太、立ち尽くしててかわいそうwwwww そして孫ニ娘、モッテモテやってんな、色んな種類の男から 岳飛×崔如良い〜!お互いに器用すぎないのが良い!(崔如の手先は器用やけども) 杜興が蘇端の代わりに拷問をするところで泣いちゃった。楊令伝を読んでいて、人の老いを感じるところが多くて。でもやっぱり若い人のためにできることをし続けるのがかっこよい! でも梁山泊、うまくいくのかな〜。崔如が言っていた、家族経営の国。心配だなぁ。 人は誰しも、誰かにとっての光であり憎しみの対象になっているのがわかった11巻でした。 (姜肆にとって童貫は光であり、みんな大好き楊令も軻輔にとっては憎しみ)
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図書館で借りたが、色々と忙しくて返却期限を1週間過ぎて返却した。面白いのだが、展開が少しマンネリ気味か。
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第11巻読了 童貫戦が終了してから読むペースも同様に遅くなってしまった。それだけ死にざまを描かせたら実に巧いと思わせる作家だ。 久々に岳家軍と対戦した楊令。終わりまでドキドキが続くと思うと複雑でもある。残り3巻だ・・・
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やはり北方ワールドに引き込まれた!前にのめり込むように本を貪り、そして号泣。男ならと言いたいのかもしれないが女性でも共感は得られそうな気がする。日本にも多くの中国人がいてこの本を手にとっていると思う。どんな思いで見ているんだろうか? 誰もいじれない禁断の書とも言える「水滸伝」を...
やはり北方ワールドに引き込まれた!前にのめり込むように本を貪り、そして号泣。男ならと言いたいのかもしれないが女性でも共感は得られそうな気がする。日本にも多くの中国人がいてこの本を手にとっていると思う。どんな思いで見ているんだろうか? 誰もいじれない禁断の書とも言える「水滸伝」を北方流に解釈して書き上げて続編 水滸伝のエンディングで梁山泊にこもる全ての人の命ともいえよう「替天行道」の旗を宋江から渡された青面獣楊志の子、楊令。 序盤戦はいくつもの愛を受け育った楊令が幻王と名を変え、水滸伝とは異なる人格を見せる。生き残った史進、呼延灼、張清らが残存勢力を維持して楊令を首領として迎えると同時に再建を果たす!ここからが悲劇の連続だった。 水滸伝の中で地方軍の将から梁山泊入りした呼延灼将軍。梁山泊では常に本隊を率い全面の敵と向かい合っていた楊令伝においても役割は同じなのだが、老いに加え息子の凌が梁山泊入りをしていた禁軍の童貫将軍との決戦の折に宿敵趙安将軍を打ち破るが、一安心もつかの間で息子の凌の背後へ5000の騎馬隊が襲いかかろうとしていた。 初めて父が息子の背中を守った。息子は父が背中を守ってくれてるとは知らずに…「行くな!」読みながら呟いていた。呼延灼はただ1騎!5000の騎馬隊を止め散っていった。凌に双鞭をあずけて……涙止まんないから!これを書こうと頭の中で考えているだけでもこのシーンは泣けてくる。 激しい戦の中で父親としての優しい顔を見せた張清。 前作で片足を失うも片足での騎乗で禁軍を悩ませた馬麟。 元盗人上がりの鮑旭は部下の損害が最も少ないとされる名将であったが、呼延灼と同じように部下を守り仁王立ちの末に散っていく。 呉用に公孫勝や戴宗などは憎まれ役をかいながらも若者を育てるそんな役回りの末にやはり身を挺していく。 張橫の息子で楊令を影から支える青騎兵の張平や、弓の名人であった花栄の息子の花飛麟 この幾多の勇士のひとりひとりの生き様を描ききった作品に言葉はいらない。ただ読むたびに思い出すたびに涙がこぼれてくる。エンディングで楊令が死に、ひとり残された史進…彼の苦悩は岳飛伝に続く…… 生涯でこれだけ泣けた小説はきっとあとにも先にもないことだろう!
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岳家軍に全く魅力を感じないと思っていたら梁山泊にぼろ負けした。 徐史は死んじゃったし面子が入れかわって面白くなるかな? 狄成が李逵二世みたいになったのには興醒めした。 狄成のままでも十分いいキャラしてたのにな。 蘇端が可愛くて好き。
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この巻もほとんど戦はなし シルクロードの交易路を拓く梁山泊 実際には梁山泊が拓いた訳ではないが、そうやって確立されていったんですね 歴史に基づいてるから変え様のない部分があり、なかなか盛り上がりません
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梁山泊の西域との交易の道が動き出す。宋が滅び、塩の道が必要なくなったため、糧道として交易を選ぶ楊令。ただ戦いだけでなく、国のあり方、法律、根幹となる経済まで絡めて物語が進む。でも盛り上がるのはやはり戦闘シーン、岳飛との戦いは緊張感があり、童貫戦を彷彿とさせる。梁山泊がどう歩むのか...
梁山泊の西域との交易の道が動き出す。宋が滅び、塩の道が必要なくなったため、糧道として交易を選ぶ楊令。ただ戦いだけでなく、国のあり方、法律、根幹となる経済まで絡めて物語が進む。でも盛り上がるのはやはり戦闘シーン、岳飛との戦いは緊張感があり、童貫戦を彷彿とさせる。梁山泊がどう歩むのか、気になる。
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秦容が無敵すぎる。 若かりし頃の楊令のようだけど、そのうち秦容伝とか出来るのかしら? そう言えば、岳飛伝があるらしいね。 その点、扈三娘の息子の王貴は、強いんだろうけどちょっと小物で青臭い。 きっとどっかでいっかいぎゃふんといわされるな。 混沌とした旧宋はいったいどうなっていくの...
秦容が無敵すぎる。 若かりし頃の楊令のようだけど、そのうち秦容伝とか出来るのかしら? そう言えば、岳飛伝があるらしいね。 その点、扈三娘の息子の王貴は、強いんだろうけどちょっと小物で青臭い。 きっとどっかでいっかいぎゃふんといわされるな。 混沌とした旧宋はいったいどうなっていくのやら。
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