世界一周 元気な市民力 の商品レビュー
タイトルの通り、読んだら本当に元気になれる。 特に最初のコスタリカの話は、何度も読み返したい。 日本と同じく平和憲法を持っている。この国で2004年9月、大学生が大統領を憲法違反で訴えた裁判の判決が出た。判決はロベルト君の全面勝利だった。「平和憲法を持つ国の大統領が他の国の戦...
タイトルの通り、読んだら本当に元気になれる。 特に最初のコスタリカの話は、何度も読み返したい。 日本と同じく平和憲法を持っている。この国で2004年9月、大学生が大統領を憲法違反で訴えた裁判の判決が出た。判決はロベルト君の全面勝利だった。「平和憲法を持つ国の大統領が他の国の戦争を支持するなど、あってはならない」として、大統領の発言は「なかった」ことになった。 そのニュースを知った私はロベルト君のメールアドレスを探し、彼にメールした。その日のうちに彼から返事が来た。「大学生が憲法違反の訴訟を起こすって、すごいね」と書いたところ、彼は「コスタリカでは小学生だって憲法違反の訴訟を起こしてる。大学生が起こして何が不思議なの?」と答えた。 私は仰天した。小学生が違憲訴訟を起こす? そういえば…と思い出した。以前、コスタリカの裁判所を訪ねて取材をしたことがある。慌てて古いメモ帳を見た。コスタリカでは違憲訴訟の最年少記録は8歳、小学2年生だと私のメモ帳に書いてあった。
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図書館にて、タイトル借りw 内容が気に入って、その次の日に提出のレポートの参考文献にしましたが、本来はこういう本は参考文献にはならないのかな? エッセイと言っていいほど読みやすかったです。 日本の元気のなさに危機感を持ち、世界から元気をもらおうという趣旨。その考え方には、共感できる。日本以外に憧れる気持ちは強い。 クレスコファイルシリーズが読んでみたくなりました。
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