夜の終焉(下) の商品レビュー
犯罪者の息子が弁護士になり,被害者の息子は人との交流を拒み続ける・・・・悲しみ・憎しみを越えた物語になっていた。最後でいつもホッとさせてくれる堂場さんの物語。読後感はとてもよい感じ・・
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上編を興奮しながら読み、次は?次は?と下編を読む。 うーん、思ったより、盛り上がらず。 川上と真野が出会うシーンは、ちょっと、ナン、だ。 真野が「逃げた」上、刺してしまう、という事実もあるだろうけど、「対立」した会い方にして欲しかった。 怪我をした子が実は娘だった、というのも出来...
上編を興奮しながら読み、次は?次は?と下編を読む。 うーん、思ったより、盛り上がらず。 川上と真野が出会うシーンは、ちょっと、ナン、だ。 真野が「逃げた」上、刺してしまう、という事実もあるだろうけど、「対立」した会い方にして欲しかった。 怪我をした子が実は娘だった、というのも出来すぎ。 加害者と被害者家族というそれだけの視点で描いて欲しかったなあ。 この小説は汐灘第三弾、ということなので、あと2編を読みたい。 これって、筑波の近くあたりの設定だよね? ・・・筆者は茨城出身でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
父が殺人を犯し、検事になることを諦めた川上譲は東京で弁護士をしていた。そこに舞いこんだ故郷・汐灘からの依頼。彼は20年ぶりに汐灘に向かう。犯罪被害者と加害者双方の家族が抱える深い闇を描く。「汐灘サーガ」第3弾。 想定内のオチに失望…というか、主人公がどうしてそう感じそう行動するのか理解できなかった。「汐灘サーガ」第3弾とあるので、前の2作を読んでいれば少しはわかったのでしょうか? (C)
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汐灘サーガ第3作。 今回は過去の事件の加害者と被害者の息子たちの複雑な関係が丁寧に描かれており、今までの堂場作品とは,少し違った雰囲気。 読ませる作品なので、時間がある時にじっくり読んで欲しい一作。
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