1,800円以上の注文で送料無料

リクルート事件・江副浩正の真実 の商品レビュー

3.6

16件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/11/06

当時の記憶や記録を頼りにこの本を書き上げたことは驚愕の事実だが、残念ながらこの手の本は読み手に何もプラスの感情を与えないことがわかった。

Posted byブクログ

2018/01/20

リクルート事件とは 何だったのか? その当事者の語る リクルート事件の真相。 日本の検察のえげつなさは、聞きしに勝る。 検察がつくりあげるストーリーを認めさせることに 組織ごと 執念を燃やす。 亡霊としてあらわれた特高である。 エリート的な思考力と成功者であるが故に、 屈辱には...

リクルート事件とは 何だったのか? その当事者の語る リクルート事件の真相。 日本の検察のえげつなさは、聞きしに勝る。 検察がつくりあげるストーリーを認めさせることに 組織ごと 執念を燃やす。 亡霊としてあらわれた特高である。 エリート的な思考力と成功者であるが故に、 屈辱には弱く、最後は 認めてしまう。 そのことを、強く恥じる。 転向者につながる物語の系譜。 賄賂と考えず、政治家を応援したいと思う。 請託しているわけではないので、賄賂性は高くない。 国策捜査として 株をめぐっての 賄賂をあばく。 それで、多くの人たちが、道を閉ざされた。 政治に対する甘すぎた考えの代償。 それでも、リクルートが 業績を上げていったことに そのビジネスモデルの確かさがある。 既存の美味しいところをもっていた権益を打ち破った。

Posted byブクログ

2012/11/06

検事の苛烈な取り調べとも取れる調書作りと、そこで取られた調書によって裁判が進んでしまう、日本の司法に疑問が浮かぶ一冊。

Posted byブクログ

2012/10/29

これ読むと、特捜こわーい><ってなるかも。李下に冠を正さずという面もあると思うけど、それに対する制裁は、現制度に当てはめると法曹・当事者はこう動かざるを得ないんだなと。超大作の判決文含め(まだ判タのコメントしか読めてない)、朝日新聞の人の本も面白そうだし、いろんな角度から見てみた...

これ読むと、特捜こわーい><ってなるかも。李下に冠を正さずという面もあると思うけど、それに対する制裁は、現制度に当てはめると法曹・当事者はこう動かざるを得ないんだなと。超大作の判決文含め(まだ判タのコメントしか読めてない)、朝日新聞の人の本も面白そうだし、いろんな角度から見てみたいな。

Posted byブクログ

2012/08/14

あの検察の捜査資料捏造報道の後に読むと、やっぱりそうなんだな、と思う一冊。 筆者が書いているとおり、一方的な視点で綴られていることは間違いないし、本当に彼が無罪かどうかはともかく、検察のひどい取調べの様子と「特捜」が聞いて呆れる捜査の実態はつまびらかになります。 結局リクルート事...

あの検察の捜査資料捏造報道の後に読むと、やっぱりそうなんだな、と思う一冊。 筆者が書いているとおり、一方的な視点で綴られていることは間違いないし、本当に彼が無罪かどうかはともかく、検察のひどい取調べの様子と「特捜」が聞いて呆れる捜査の実態はつまびらかになります。 結局リクルート事件ってそんなたいした話でなく、時代に創られた疑獄事件だったんだなと納得できます。それにしてもこの本にも出てくる宗像紀夫って、今では検察批判しているけど、自分でこんなことやってたのによく言えるもんだなぁと思います。 それにしても日本の裁判をもっと短くするにはどうしたらいいのでしょうか。この事件は13年もかかって多くの人を不幸にした割には誰にも利益のない事件でした。そういう無駄が日本の競争力を下げているような気がしてなりません。

Posted byブクログ

2011/09/02

今更だが、この本のレビューを・・・。 木村拓哉さんが「HERO」というドラマで検察官を演じ、検察は正義の味方という意識を持たれている方も多いかもしれない。確かに検察という組織は、世間に対し正義としての働きを見せているのかもしれないが、全てがそういう働きなのであろうか? そんなこと...

今更だが、この本のレビューを・・・。 木村拓哉さんが「HERO」というドラマで検察官を演じ、検察は正義の味方という意識を持たれている方も多いかもしれない。確かに検察という組織は、世間に対し正義としての働きを見せているのかもしれないが、全てがそういう働きなのであろうか? そんなことを考えさせられたのが、この一冊。そしてこの事件、リクルート事件である。正直、この本を読んで検察という組織に対し、疑問と怒りを覚えた。 検察がとった捜査は間違っていなかったのか?本当に値上がり確実の未公開株というのが存在したのか?改竄された証拠ではないのか?そもそも未公開株なんて値上がり確実とは言えない。そして、もし書かれたことが事実に基づいていないのであれば、江副さんはこの本の件で再度検察に訴えられているのではないか? 検察という組織全体を問題視するのは違うと思うけど、考えるべき検察の姿が存在するのは確かだろう。特に密室捜査なんか、どうなんだろうと感じる。

Posted byブクログ

2011/03/21

あくまでも江副氏側の意見のみを把握した上でだけど、こんなに才能のある人材を理不尽に埋もれさせた検察は大罪を犯していると思う。

Posted byブクログ

2019/01/16

リクルート事件をリクルート創業者の江副さんが語った。 検察の捜査の仕方についてはホリエモン事件やムネオ事件でオープンになってきている。本書でもその捜査方法、調書の取り方は同様である。 ここまで検察関連の本が出ると検察も今まで同じような捜査はできないんじゃないだろうかなんて...

リクルート事件をリクルート創業者の江副さんが語った。 検察の捜査の仕方についてはホリエモン事件やムネオ事件でオープンになってきている。本書でもその捜査方法、調書の取り方は同様である。 ここまで検察関連の本が出ると検察も今まで同じような捜査はできないんじゃないだろうかなんて思ってしまう。 検察の調べ方はともかくとして、政界に綱がりのある企業の社長が株式を有力政治家に持ってもらうなんていうのは、あらぬ疑いをかけられてもしょうがないように思う。 検察は正義であり、それに目をつけられたものは悪である。これを定期的に行うことで検察の威信が保たれる。そんな組織からすれば待ってましたといわんばかりの獲物といえるでしょう。 (こんな考えの組織があること自体が間違っていると思うけど、自分の身を守るためには余計な火の粉がないようにしないといけないいい例だと思う。)

Posted byブクログ

2010/09/16

取り調べ全面可視化は必要ですね。 国家権力怖すぎます。 検察は腐敗が目立つので仕方がないにしても、 メディアや裁判官は公平でしっかりした立場でいてほしいものです。

Posted byブクログ

2010/08/16

後味は悪い。 優秀な起業家が潰されたって事だと思う。 嫉妬と面子のために。 昔の事件ではあるが、ホリエモンの事件を見る限り、 その体質は相変わらずってことかな。

Posted byブクログ