iPhone情報整理術 の商品レビュー

堀正岳,佐々木正悟【著】

2010/01/04

【総評】
山ほどあるiPhone関連書籍で、小飼弾さんのお勧めということで手に取った一冊。

使い始めて半年の中級ユーザの自分も、知らないことが半分以上あった。
この本を読んでからというもの、今ではDocscannerを使って名刺をscanしては、綺麗にあかさたな・・・行で分類して、ホーム画面から３タッチで名刺の画面に飛べるようになった。時間にして５秒ないくらいだ。

http://kidoailakutrad.free.fr/　というサイトでジャンプ発売日より４日程度前にワンピース、トリコ、ハンターハンターを仕入れて、acrobatで１つのPDFfileにして、GoodReaderを使ってiPhone内に入れて、サクサク電車で読んで優越感に浸るなんて事もし始めた。

ここからはこの本とは関係ないが、
いままでの日本のガラパゴス携帯では、液晶が小さいので、画像を閲覧するのが非常に使い勝手が悪かったが、iPhoneの台頭以来、なんと雑誌のグラビアのアプリがそこそこの市場を占めるようになったという。
確か、cosplayというただのコスプレしたお姉さんのイメージが４５枚あるだけのアプリが馬鹿売れして、2008年かの年内のランキングで9位となったという。ユーティリティ関連が強い日本のiPhoneアプリ市場で真逆のアプリがここまで伸びるとは・・・！
ということで、グラビア関係者はもちろん注目しているし、イメージ画像に強いなら、動画にも強いと、パワプロやインベーダー、逆転裁判などのゲーム類もバンバンiPhoneに移植されている。

動作速度的には大抵のゲームは問題ないし、往年のスーファミ世代がなつかしんでアプリをダウンロードするせいか、1アプリ500円～1000円近い、比較的高いと感じる価格設定で各ゲームメーカが強気できている。

もはや日本で言う携帯やスマートフォンでなくて、『iPhone』という市場があるようだ。

iPhoneってどうよ？？って知り合いの奴ら（大抵は東大工学部）によく聞かれるのだが、結局口でいくらいってもダメだ。
beyond description.
そんなもん、沖縄の海を言葉で形容しようとするようなもんだ。

自分で使ってみて、初めて本気ですごいと感じる。
特に、iPhoneを使い込める技量を持っている人なら、その違いに愕然とするはず。

え？？うだうだ言わずに何ができるのかもっと言えって？？

だからこの本をお薦めしてる。
どんなタイプのユーザーにもはまるように、色んな角度からiPhoneの魅力を語っている。

特に、ビジネス志向で情報処理を効率化したいユーザにとっては、
本のコピー通り、情報強者になるために必須の一冊だ。

iPhoneにしようか迷ってる人も、持ってる人も。

この本は、間違いなく‘買い’だよ。

【気になったフレーズ】※三橋が実践しているもののみ抽出した。

・名刺やカードの情報はiPhoneに任せる。

・現在進行中のファイル類は、dropboxに入れておいて自宅でもofficeでも管理する。

・大容量PDFは、GoodReaderを使ってサクサク読む。

・GoogleCallendarの情報を同期して、ネットのない環境でもアラームがＯＮになるようにする。

・iPhoneで、通話するふりをして、公衆の面前でも気軽にアイデアメモなど録音する。

・Flicker、evernote、twitpics、USTREAMなどで、画像も動画もネット上に保存しておく。

・RSSを3段階にランク分けして、GoogleReaderで上からスキマ時間に読む癖を付ける。

・Xmarks、はてなtouchを利用して、iPhone上でも通常のサイト閲覧を気軽にする。

・1password、Roboformで、パスワード管理を簡単にする。

・駅探エクスプレスで、出かけに運行情報をチェックする癖を付ける。

・プレゼンファイルをムービーにして、いつでもアピれるようにしておく。

・月形半平太メールに登録して、急な雨が近づいたら、メールでお知らせさせる。

・連絡先をハックして、単語登録する。

2009/12/31

iPhone自体の操作方法は、web等で検索すれば分かる。応用方法に関してうまくまとまっている。索引も使いやすい。iPhone関係の本では、2009年12月現在ベスト。

2009/12/24

よく分かってない人とか、どうやって活用すればいいのかよく分からないというひとにはとてもいいと思う。
ただし有料アプリの紹介が多いので注意。必要な機能があって無料のアプリはもっとたくさんある。
また、他の人もレビューしているように、アプリやiPhone自体も日々進化しているので、すでに古い情報になってしまっているものもある。
iPhoneを活用するために、iPhoneを只の携帯電話という認識から外すにはどうすればいいのか、意識改善には役立つと思います。

2009/12/20

　最近のｉＰｈｏｎｅを利用した、情報活用術については、かなり似た内容になってきている。

　ただし、情報管理の環境は日進月歩であるために、内容は日々更新されて行っていることは間違いない。

　ｉＰｈｏｎｅには、ＰＣのソフトとは比べもにならない数の、数万本以上のソフトが提供されているが、それを一つ一つ比べるわけにはいかない。ネットで調べても、なかなか良い情報に当たらなかったりするので、この手の本を購入することになる。

　１年後には、この本の情報的価値は無くなっているかもしれないが、基本的に情報を収集し、取捨選択するという考え方については学ぶべき内容である。それでいうと、この本のは必要十分以上の情報が詰め込まれているので、まずはこの本の内容から取捨選択をしていくということが必要となる。

　ｉＰｈｏｎｅを利用している人は、一読してもらうと良いと思う。それとともに、Ｓｏｆｔｂａｎｋさんには、通信料による通信速度の制限をかけないでほしいとお願いしたい。

2011/01/05

iPhoneの有効活用に関するTips。一般的な消化にとどまり、アプリの利用方法などの詳細な消化いない。書類の電子化は参考になった。特に、書類裁断機を利用した書類をスキャンしやすくする技は参考になったが、特にiPhoneのみに有効というわけではない。iPhoneを使ったというより、クラウド対応を検討したらiPhoneになったという感じか。

2009/12/15

半分読まないうちに、チト飽きてきて...ざっと流す感じになりました。最終的に自分がiPhoneを使うのにタメになったかと言うと、そうでも無いのですが、僕とは違う使い道と言う点で、参考になりました。

2009/12/09

読書の際はデジカメで本を撮影してアップロードしてましたが、手間がかかるのでアメブロのアフィリエイトを利用することにしました。

収益が出たらプランジャパンやロシナンテスなどの途上国支援へ寄付したいと思っています。

現在、iPhoneへの機種変更を考えています。

理由はインターネットをどこでも使用したいからです。

おもな目的はgmail、googleカレンダー、twitter、ブログ更新、RSSリーダーによるブログのチェックです。

そんなときにこの本を見つけて読みました。

参考になったのは以下の点です。

・パソコンのファイルと同期させてファイルを持ち歩くことができる。
・スキャナで紙ファイルも取り込めばプリントアウトしたものを持ち歩く必要がなくなる。
・Evernote というソフトでメモをパソコンと同期させて作成する。

これらを実践すると予定の確認やメールの返信や情報整理が隙間時間で行うことができそうです。

それにより、効率アップを図ることができます。

効率第一主義ではないですが、ルーチンワークは早く終わらせることができれば、それ以外の余暇や新しいチャレンジに時間を使うことができます。

電波が悪いなど不安要素もありますが、来月初旬に契約したいと思っています。

2009/12/09

iphoneを持っているので、買った時はただこの携帯かっこいいと思って買いました、でもこの本を読んだら、iphoneってそんな機能ができるんだっと思いました、iphoneの活用を教えてくれた本です。

2009/12/01

またしても、同僚が紹介してくれた本。
正直なところ、最初は、
「えー、iphoneの本を買うのはちょっとなー。iPhone関連だったらWebにたくさんtipsが載ってるし、ちょっとカッコ悪い気もするなぁ」
なんて思ってた。

でも、その同僚が、slimtimerと『働き方革命』という良いサービスと本を紹介してくれた事を思い出し、やっぱり人が紹介してくれたものは、文句を言わずにトライすべし！！と購入した。

結果。
読んでよかった。

WebにiPhone絡みのことって書いてあるけど、ちゃんと時間しっかりとって読まなかったり、隙間時間に読むだけで実行に移さなかったりする。

でも、本だとちゃんと最後まで読みますね。それに、自分があまり興味なかったり、知らなかったりする分野でも、本だと、Webほどすっ飛ばさないので、「なるほどね」という活用術が沢山あった。

なかでも、今の私が活用させてもらったのは、GTDのiphoneでの実践方法の項目と、メール処理の項目。
この本のおかげで、todledoを中心にしたGTDが軌道に乗り始めた。

【今回は少ないけど、読書メモ：本著からの引用です】
・　いろいろなユーザをみていて感じることですが、iphoneを初心者と上級者をわけるのはその使い込みのハンパのなさです。写真を入れるなら、たった数百枚といわず、いきなり数千枚入れてしまう。あるいはFlickrを利用して過去に撮影したすべての写真にアクセスできるようにしておく。

2019/11/23

いくつかは既に実践しているものもあるが、目からウロコのhackがたくさん載っている。ツールの紹介というより、いくつかの方法を紹介して方向性を示してくれるところが秀逸だ。