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Q人生って? の商品レビュー

3.9

52件のお客様レビュー

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2012/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

女性が、社会のなかで生きていくにあたって。 「全部を見渡して必要なものを判断できる」 「男性の気づかない隙間の領域に鋭く食い込む」こと 働くとは 「自分の能力を他に還元する、という人間の本質的な欲望」 生きていれば、ぶつかる物事に 心にいかに折り合いをつけていくか。 ばななさんによる一例 。 大人は苦労するね。

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2011/10/13

展示がきっかけでいただいた本。 よしもとばななが普遍的な質問に答える本。 優しさって何か、仕事のほどほどってどれくらいか、 長く続いて終わった恋愛や、のぞむ家族の形になれない場合など 短絡的に言いきれない、いろいろな形の問いに対して、 とっても正確に丁寧に答えています。 どの...

展示がきっかけでいただいた本。 よしもとばななが普遍的な質問に答える本。 優しさって何か、仕事のほどほどってどれくらいか、 長く続いて終わった恋愛や、のぞむ家族の形になれない場合など 短絡的に言いきれない、いろいろな形の問いに対して、 とっても正確に丁寧に答えています。 どのページもぱっと開くと、すっと心に入ってくる 答えを書いていて、それが良くある答えじゃないのが素敵です。 でもあまのじゃくじゃない。 真っ当に答えるってこういうことだなあって 憧れる文章が続く本でした。 そしてMIHOさんの装丁がとてもかわいいです。 やさしい切り絵です。

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2011/06/02

2011.6.1  初読 市立図書館 ばななさんの小説が好きなのは、きっとこの人の考え方がしっくりくるからだと改めて思った。 この本も特別なことは書いてないけど、読みやすくわかりやすく、ばななさんの優しさが出てると思う。

Posted byブクログ

2011/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「その人のことをほんとうに思ってすることが、ほんとうの優しさ」 だから伝わらなくてもいいし、 してもらったほんとうの優しさが 「自分の育ちからくる最もしてほしい優しさ」と違っても 感謝できる判断力と想像力があるといい。 本当にそう思う。 伝わらなかったり、欲しいものと違うとかえって恨むような そんな有様をみているととても悲しくなる。 憎しみ癖という表現も、的を射ていると思った。 職場などその環境にいる場合、メリット、デメリットを考える というのも、なるほどとおもった。 実力をつけて職場のレベルをあげるか、ひとりでやれる仕事を見つけるか、自立してひとりぐらしする、など その人のことを考える時間を一秒でも減らして、大切な人を大切にする。 結局、気の合う人とだけ一生いるわけにはいかなくて 関わらなくてはならないこともあるのだから その時間を減らして、その人や運命に愚痴を言うより 大切な人と大切な時間を過ごすことに重きを置いた方が絶対に良い。 嫁と姑。最愛のものを取りあっているのだから仕方ない。 恋のライバルだからうまくいかなくて当たり前、と自分も思っていたので 素直に頷けた。 何もかもどうでもよくなるゼロポイントという表現もまた秀逸。 本当にそういうポイントは来て、その時の状態次第で未来が決まっていく。 お茶くみをしてたとき、相手の態度で出世するかわかった、というのも面白い。 忙しくてもちゃんとありがとうという。長話する人はだめ。 忙しいを言い訳にして礼を欠いたり苛々して当たり散らしたりする人はいて 傍から見ているとみっともないのだけれど 自分では気が付けないからその人はその人のままなのだろうと思う。

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2011/04/07

読みたいQを拾い読みしています。ばななさんのエッセイが好きで、質問コーナーも読んでた時期がありました。著名な人だけど、普通の生活を大切にしているのがわかるので、好きです。

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2011/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人選相談にお答えしましょうbyよしもとばなな。なんて魅力的なコーナーなんだろう!さすがはよしもとばなな!カラフルな表現で、ボキャブラリーで、彼女なりの意見を伝えてくれる。素敵な言葉による、切実な答えに、ぽっと癒されて、悩みなんてもうどうでもよくなっちゃった!って人はあたしだけだろうか。

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2011/01/20

ファンから来る質問によしもとばななが答えます。 一般論を書いてもインチキになるし、物事に絶対はないし 個人的意見であると前置きした人生相談型の本だが 答えはどれをとっても特別な事は言ってない。 作家風をふかせたり、奇をてらったりせず 有る程度の年齢で、有る程度の人生経験を積んだ人...

ファンから来る質問によしもとばななが答えます。 一般論を書いてもインチキになるし、物事に絶対はないし 個人的意見であると前置きした人生相談型の本だが 答えはどれをとっても特別な事は言ってない。 作家風をふかせたり、奇をてらったりせず 有る程度の年齢で、有る程度の人生経験を積んだ人なら誰しもが もっているであろう答えを出してくる。 そこが好印象。 優しい人なんだな~と思いました。 ( ・_ゝ・)<こんなことで迷ってる人が多いってことに驚き。

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2011/10/13

よしもとばななのエッセイって考え方が苦手なのであまり好きではない。どこが嫌なのかというと「日本人って…」「女の人って…」とカテゴライズしてくくられてしまうとこなんだと今回発見。でもそこは自分にもあるところでだから苦手だと思いつつもどこかおもしろく(インタレスティングの意味で。)つ...

よしもとばななのエッセイって考え方が苦手なのであまり好きではない。どこが嫌なのかというと「日本人って…」「女の人って…」とカテゴライズしてくくられてしまうとこなんだと今回発見。でもそこは自分にもあるところでだから苦手だと思いつつもどこかおもしろく(インタレスティングの意味で。)ついつい読んでしまうんだろうな。本著は人生相談なのでこの傾向が強く、この発見に至りました。

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2010/10/16

どこがどうっては言えないけど、はじめてばななさんの文章の中に「吉本隆明さん」を見た気がします。学生のとき資料で読んだだけだけど・・・。シンプルなのに凄味がでてきたなぁ・・。

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2010/09/13

個性的ではあるけれど、地に足のついた意見が多い。 よしもとばななの作風の由来がちょっと感じられた気がする。

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