ストーム・ブリング・ワールド(2) の商品レビュー
展開が読めて困る。 話は王道をまったくそれることなくライトノベルから脱却することなく終わってしまった。 うーん・・・ 看板に偽りは無いが、期待していたほどでは・・・
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上巻に続き面白かったです。 10年前に読んだ本をもう一度読み、上巻と同じくあの時のドキドキ感が甦りました。 彼らの旅に幸あれ☆
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リェロンとアーティ、二人の覚醒の物語としての「ストーム・ブリング・ワールド」でした。「カルドセプト」というゲーム内ではどんな立ち位置になるのかはわからないけど、主人公的な立ち位置の二人の始まりの終わり。 過去も未来も見ずに、現在だけを見ることで己を生かしていたリェロン。 物事の...
リェロンとアーティ、二人の覚醒の物語としての「ストーム・ブリング・ワールド」でした。「カルドセプト」というゲーム内ではどんな立ち位置になるのかはわからないけど、主人公的な立ち位置の二人の始まりの終わり。 過去も未来も見ずに、現在だけを見ることで己を生かしていたリェロン。 物事の深層を見ずに、表面を取り繕うことで己を確立させていたアーティ。 「黒のセプター」との戦いで二人が出会い築いたものが、互いに欠けていたものを補完するような形で、成長を促しあう。物語の序章にしては、大掛かりな仕掛けだったけども、旅立ちの日を迎えるにあたっては十分な経験を積めたことと思います。 今回の事件の黒幕の人の最期が三流でよい。 もうあなたは用済みなのに、強者感出されても困るんだよなぁ、と思っていたところだったので、退場の仕方は腑に落ちるものでした。 解説は田中芳樹。解説最後で「いつまでも待つので、フランス奇談モノをぜひお願い」と書かれています………が、それは冲方さんも含めて田中のお父さんにこそ言いたいセリフです。新作も待ってるけども、やり残しというか中断している作品を、ぜひお願いします、というのは読者全員の総意です。 この解説は2009年。この時期では「タイタニア」も「アルスラーン」も「創竜伝」も終わっていなかったはず。というか「タイタニア」は再始動もしてなかったのではなかったかな。 それから時は流れ2022年。「タイタニア」も「アルスラーン」も「創竜伝」も完結を迎えました。ありがとうございます。 「灼熱の竜騎兵」と「七都市物語」をお願いします。 話それました。 冲方丁のファンタジー作品なのに、世界観にすんなり入り込むことができたのは、既にゲームとして完成された世界を舞台とした作品だったからでしょう。構想から関わっていたそうですし。 作者独特の言葉回しが作り上げる世界観に入り込めるかどうかで、楽しみ方がだいぶ変わってくる冲方丁作品の数々。そういう点では、ちょっと拍子抜けでした。するする読む進められたので、疾走感は存分に楽しみましたけどね。なかなか珍しい体験となりました。
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土地の属性変化や通行料などセプターの戦い方、細かい設定や世界観がわかりやすく物語に取り入れられており、ゲームへの興味もそそる小説。とはいえ、戦闘描写は分かりやすく臨場感もあるので、ゲームと切り離しても十分ファンタジー好きを楽しませてくれるとも思います。 少年と少女の出会いと旅立ち...
土地の属性変化や通行料などセプターの戦い方、細かい設定や世界観がわかりやすく物語に取り入れられており、ゲームへの興味もそそる小説。とはいえ、戦闘描写は分かりやすく臨場感もあるので、ゲームと切り離しても十分ファンタジー好きを楽しませてくれるとも思います。 少年と少女の出会いと旅立ちの物語としては、二人が一緒にいるからこそ互いに過去と向き合い、一歩を踏み出していく様子が丁寧に描かれてます。 旅はまだ始まったばかりだった。―この先の話が気になる終わり方ではありますが(続刊があればいいのにと思います)、物語の余韻を味わうには丁度よい、明るい未来を感じられました。 田中芳樹さんによる解説や著者あとがきも小説を書くというテーマのエッセイを読んでいるかのようにおもしろかったです。
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アーティミスを守るという密命を受けて「神殿」に遣わされた少年のリェロン。しかし、王宮の騎士団の卑劣な罠にはまったリェロンは処刑されてしまう。失意の底に叩き落とされたアーティミスを立ち直らせたのは、残されたリェロンのカルド“グリマルキン”と学童たち。そしてアーティミスは街を救うため...
アーティミスを守るという密命を受けて「神殿」に遣わされた少年のリェロン。しかし、王宮の騎士団の卑劣な罠にはまったリェロンは処刑されてしまう。失意の底に叩き落とされたアーティミスを立ち直らせたのは、残されたリェロンのカルド“グリマルキン”と学童たち。そしてアーティミスは街を救うため、仲間とともに立ち上がった
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2巻は戦闘が多く、1巻よりもダイナミックな展開になっています。 特に終盤のセプター同士の戦闘は読み応えがあります。領地の取り合い、手の内の読み合い、魔力やカルドの使いかた。なかなかにわくわくする展開でした。 謎や伏線を結構残しているので、いつか続編を書いてほしい気もします。
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コンパクトにまとまっいて物語としても長すぎず短すぎず。 旅はまだ続く っていう形で終わったので続きはないのかなあ、とちょっと未練が… いやあ、前から読みたかった作者の本だったのでとりあえず満足。 解説は田中芳樹さんでしたね。田中芳樹さんもアルスラーン戦記楽しみにしているんだけ...
コンパクトにまとまっいて物語としても長すぎず短すぎず。 旅はまだ続く っていう形で終わったので続きはないのかなあ、とちょっと未練が… いやあ、前から読みたかった作者の本だったのでとりあえず満足。 解説は田中芳樹さんでしたね。田中芳樹さんもアルスラーン戦記楽しみにしているんだけどなあ。続きまだなのかなあ。
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これはただのゲームノベライズじゃない。あとがきや解説には作家志望へ厳しくも期待をこめた言葉が寄せられている。
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いや、良くできてますし面白いのですが。カルドの名前や設定ばかりで話が展開されて、情景が目に浮かんでこないと言いますか、個人的にはあまりのめり込めませんでした。「天地明察」と同じようなクオリティを期待していなかったら、もっと楽しめたんだろうなー。
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冲方丁のストーム・ブリング・ワールドを読みました。 culdceptというコンピューターゲームをテーマにしたボーイミーツガールの物語でした。 culdceptというのはトレーディングカードゲームとボードゲームを融合したゲームで、戦略性だけでなく美しいカードのイラストも魅力的なゲ...
冲方丁のストーム・ブリング・ワールドを読みました。 culdceptというコンピューターゲームをテーマにしたボーイミーツガールの物語でした。 culdceptというのはトレーディングカードゲームとボードゲームを融合したゲームで、戦略性だけでなく美しいカードのイラストも魅力的なゲームです。 物語ではそのゲームに登場するカードたちが魅力的に描かれていて、ストーリーが進むに伴い活躍します。 それぞれのカードの特徴が物語にも反映されていて、読んでいて嬉しくなります。 ストーリーもひねりがあるし、ちょっとラブコメの風味もあるし、戦闘の描写は臨場感があるし、culdcept好きとしては至福の物語でした。
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