隆慶一郎全集(3) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
二郎三郎と秀忠の壮絶な暗闘が始まり熾烈を極める。 それにしても秀忠と共闘する柳生宗矩のなんとも陰険でゲスな事。対する二郎三郎は、そのおおらかさと自由な感性がたまらなく魅力的。物語りは佳境に入ってるが三巻四巻も楽しみだ。
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島左近や風魔風斎、小太郎をはじめとする風魔衆との出会いに始まり、忍び破りの堅固な城である駿府城の築城、ついに、将軍職を秀忠に譲り大御所となった二郎三郎と秀忠との水面下での戦い。 読んでてすごくワクワクした。 柳生と風魔の闘いはでは、柳生が悉くやられるのでちょっとスッキリ。この巻で...
島左近や風魔風斎、小太郎をはじめとする風魔衆との出会いに始まり、忍び破りの堅固な城である駿府城の築城、ついに、将軍職を秀忠に譲り大御所となった二郎三郎と秀忠との水面下での戦い。 読んでてすごくワクワクした。 柳生と風魔の闘いはでは、柳生が悉くやられるのでちょっとスッキリ。この巻で、忍びというものに興味を持ちました。一日200キロ走れるって。 相変わらず、秀忠はドロドロだった。 負けても負けても何も学んでない所がある意味すごい。考えてみると、何て哀れな人なんだろう。20代でこれからって時なのに、様々なことを教えてくれる師や、本当に信用できる家臣もおらず、ただただ二郎三郎への怨念でしか生きていないんじゃないかと思う。
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