ちびさんデイト(1) の商品レビュー
読んでいて、モームの「月と6ペンス」や、アルチュールランボーを思い浮かべたなぁ。 全体を通してゆっくり流れる時間。 ナンタケット島という異国の地で絵描きとしての何かを探す主人公は内省を繰り返しながら成長していく。シャイの王様である主人公はとても可愛い。 ただストーリーは起伏がな...
読んでいて、モームの「月と6ペンス」や、アルチュールランボーを思い浮かべたなぁ。 全体を通してゆっくり流れる時間。 ナンタケット島という異国の地で絵描きとしての何かを探す主人公は内省を繰り返しながら成長していく。シャイの王様である主人公はとても可愛い。 ただストーリーは起伏がなくちょっと疲れるかな…
Posted by
主人公は感受性の強い絵描き。環境が変わること、周囲の期待を意識することなど、都会に出たての頃の心境と重なるところがあった。
Posted by
全四巻読了。 ひまさんのタッチが独特でありながら可愛らしいのと、ナンタケット島とちびさんという要素で全体的に漫画としてはゆるいというか、ぽやんとしてる第一印象。 ただ私も絵を描く人間だからか、作中のセイジの葛藤や周囲の人々の励まし、外(都会)へ出なきゃ!っていう空気や状況には...
全四巻読了。 ひまさんのタッチが独特でありながら可愛らしいのと、ナンタケット島とちびさんという要素で全体的に漫画としてはゆるいというか、ぽやんとしてる第一印象。 ただ私も絵を描く人間だからか、作中のセイジの葛藤や周囲の人々の励まし、外(都会)へ出なきゃ!っていう空気や状況には思い当たる節とか心痛いことがとってもあった。 共感出来ることが多すぎて……私のライフはゼロ寸前にもなりましたよ……。 あたたかい作品でした。 セイジの帰るところは、いつでもちびさんがちゃんと確保しておいてくれるんだろうな。
Posted by
穏やかに朗らかに流れる時間のなか、自身に問いなおす繊細な心の描かれる、静かなお話。 若い頃、確かに今より多くを迷っていた――胸の内で必死にあがいてもいた。 そんな日々を思い出した。
Posted by
ナンタケットというこじんまりとした島のお話なのですが、題材や人々のアンニュイなのにほわほわしてる雰囲気がひま先生らしくてとても癒やされます(*´`*)
Posted by
ナンタケットに行きたくなります(^ω^)ちびさんは可愛いし、セージの気持ちも分かりまくり。ホッとする一冊です。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
悩みを抱えた絵描きの青年と島の人々との日々の暮らしを描いた漫画。 青年の気持ちはなんとなく共感。 自分は認められたことなんてないんだけどねwww 作者さんの経験もちょっと入ってんのかなーとも思う。 今後の成長に期待。
Posted by
舞台はアメリカ・マサチューセッツ州のナンタケット。風景が美しく、全体的にほっこりとしたあたたかさとほのぼのゆったりとした雰囲気が感じられる作品です。 1巻では絵描きのセージはスランプになったり、夢に行き詰まったり、故郷について思い出したり色々悩んでいるんですが、それをまわりの人...
舞台はアメリカ・マサチューセッツ州のナンタケット。風景が美しく、全体的にほっこりとしたあたたかさとほのぼのゆったりとした雰囲気が感じられる作品です。 1巻では絵描きのセージはスランプになったり、夢に行き詰まったり、故郷について思い出したり色々悩んでいるんですが、それをまわりの人たちが優しく見守って励ましたり、自分の信じるものや自分のあり方について話をしたり、そんなあたたかさのなかで少しずつ影響され、変わっていくセージが描かれていました。 全体的に洋画や洋書を観たり読んだりしているときに感じる感覚がしました。セリフとか掛け合いとか。 そして、何より女の子たちが可愛いです!ちびさんもキャンディもマーガレットもすごく可愛いです。 ほのぼのあったか、でもじんわりしみいる感動やほろ苦さ、そんな青春群青劇を楽しみたい方はぜひ!
Posted by
「でもデッサンやパースは大事だってそれは絵描きの基本で…」 「そーんなの気にすんの絵描き連中だけださぁー」 「ずっとどこかで故郷に帰ったらあの日の続きから始められるって思ってたけど」 個人的にとてもじわっとくる漫画です。泣きました。
Posted by
普段のヘタリアのノリで手を出してみたのですが、いつものほのぼの、ギャグノリとは大違い。 主人公が絵を描くことについて抱えているプラスだけでない マイナスの感情に感化されてしまい、読んだあとにとにかくへこみました。 怖くて未だに二度目を読み返せません。
Posted by