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蛍坂 の商品レビュー

3.2

8件のお客様レビュー

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2022/02/05

ヒロイン仁美 上野樹里(のだめの頃) 元カレ誠 柄本佑 カメラマン一平 鈴木亮平 のイメージで読んだ笑 帯に「ミステリー、ホラー、サスペンス、家族愛、恋、人生哲学、すべてを凝縮した集大成がここにある!」と、書いてあったけど、読後感は「これってファンタジーやん」でした。

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2012/03/02

吉村達也『蛍坂』読了。んー、ほかの作品もいくつか読んだことがあるけど、改めて「やっぱり私この人とはやっていけないわっ!」と思った。内容が変に現実離れしているのについていけない。

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2010/05/06

吉村達也200作目の作品。主人公の仁美は、22歳の誕生日に自殺を図るが、祖母に助けられ一命を取りとめる。そのかわりに仁美の両親に悲劇が。悲しみに打ちひしがれる仁美に、祖母は蛍坂の存在を教え、仁美は見に行く。生きる希望を見つけた仁美はプロカメラマンとして京都で生活することになるが、...

吉村達也200作目の作品。主人公の仁美は、22歳の誕生日に自殺を図るが、祖母に助けられ一命を取りとめる。そのかわりに仁美の両親に悲劇が。悲しみに打ちひしがれる仁美に、祖母は蛍坂の存在を教え、仁美は見に行く。生きる希望を見つけた仁美はプロカメラマンとして京都で生活することになるが、仁美には写真を撮ると、その被写体(正確には違うけど・・・)の最期の姿が写るという不思議な力が備わっていた。彼女の働く会社の一平との恋が切ない。久しぶりにどんどん読み進めたい!という本に出会えた。

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2012/05/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひたすら暗い不幸のどん底から淡々と始まる物語は、中盤からグッと面白くなったのもつかの間、狙いすぎた感のあるラストで終息する。 写真にその人の「死」がうつりこむってとこは、良いと思ったのだけど。 哲学的で宇宙規模の話は、なんだか現実味がない印象。

Posted byブクログ

2010/02/02

ややホラー風味のファンタジーかな。しょっぱなからとんでもなく不幸なヒロイン登場。あまりに不幸すぎる! というより、たかが失恋でそこまでしなくても、と思うのですが。生きることに疲れたら、ここに出てくる教訓を思い出すのもよいのかも。 ホラーな展開や超常現象も読みどころですが、圧巻の...

ややホラー風味のファンタジーかな。しょっぱなからとんでもなく不幸なヒロイン登場。あまりに不幸すぎる! というより、たかが失恋でそこまでしなくても、と思うのですが。生きることに疲れたら、ここに出てくる教訓を思い出すのもよいのかも。 ホラーな展開や超常現象も読みどころですが、圧巻の怖さを放つのはあの人です。こういう人って実際にいそうなだけに、そこがよりいっそう怖いところです。

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2019/01/16

失恋と家族の不幸で生きる希望を失った上原仁美は、祖母に教えられた四国山中の「蛍坂」でホタルが織りなす奇跡のファンタジーを目撃する。それは仁美の人生観を根底から覆し、彼女に生きる勇気と希望を与えた。しかし、カメラマンとして新しい人生を踏み出した京都で、仁美は驚愕の超常現象に次々と遭...

失恋と家族の不幸で生きる希望を失った上原仁美は、祖母に教えられた四国山中の「蛍坂」でホタルが織りなす奇跡のファンタジーを目撃する。それは仁美の人生観を根底から覆し、彼女に生きる勇気と希望を与えた。しかし、カメラマンとして新しい人生を踏み出した京都で、仁美は驚愕の超常現象に次々と遭遇する。観光客のために撮ってあげた写真に、所有者の死が映り込むのだ。いったいその現象は何を訴えているのか。未来の悲劇を防ぐことは不可能なのか。ミステリー、ホラー、サスペンス、家族愛、恋、人生哲学のすべてが融合した感動の200冊記念作品。 《ブックデータベース より》 《2010年1月31日 読了》

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2009/12/08

制作ディレクター。 前半思わずイッキ読み。 いつかどこかで感じた骨組み感再び。でも感じたニュアンスはまた別物で。 作家って大変。 あと、ブクログの進化に乾杯。

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2009/11/25

恋人と別れてした、自殺未遂を皮切りに、次々と不幸が訪れる。 祖母の勧めである場所へ行き、そこで彼女は不幸のどん底から這い上がる。カメラを通して被写体の未来(終焉)が見えるという特殊能力を身に着けて。 物語の展開が早くて、退屈することなく一気に最後まで読めた。 最初から最後まで恋人...

恋人と別れてした、自殺未遂を皮切りに、次々と不幸が訪れる。 祖母の勧めである場所へ行き、そこで彼女は不幸のどん底から這い上がる。カメラを通して被写体の未来(終焉)が見えるという特殊能力を身に着けて。 物語の展開が早くて、退屈することなく一気に最後まで読めた。 最初から最後まで恋人とその母親は、死ぬほどウザかった。

Posted byブクログ