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ゼロの焦点 の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2024/02/10

松本清張、おじさんの読む本だと思い込んでいましたが、面白い! 1959年の作品なので、移動に時間がかかっていたり電報だぅたり、時代を感じる場面も多いにもかかわらずそれを超えて充分楽しめる話だった。

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2019/07/25

20-30年振りに再読。 面白いです。昭和30年代の話なので、時代設定はかなり古いのですが、そんなに気になりません。また、主役の思考の中で謎解きが進んでいくところがあるので、今の推理小説からすると、ちょっと違和感もあるのですが、全体としては非常に面白いです。 でも、「点と線」の...

20-30年振りに再読。 面白いです。昭和30年代の話なので、時代設定はかなり古いのですが、そんなに気になりません。また、主役の思考の中で謎解きが進んでいくところがあるので、今の推理小説からすると、ちょっと違和感もあるのですが、全体としては非常に面白いです。 でも、「点と線」の方がもっとお薦めかな。

Posted byブクログ

2018/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。この特別版が出た当初からなので9年ぶりか。何度読んでも良い。 夫の失踪の真相を突き止める、禎子の静かで真っすぐな執念。北陸の美しい情景と重なる。

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2013/06/11

ゼロの焦点読了。泣いた。これは名作ですね…ここ最近一気読みした中で一番かもしれない…見事で涙が止まらない引きでした…。映画見たくなってきた(u_u)松本清張の主張がよくわかるね、清張だけに ただ幸せになってよかったと思ってただけなのに、過去を恐れて殺してしまうんだね 砂の器もそう...

ゼロの焦点読了。泣いた。これは名作ですね…ここ最近一気読みした中で一番かもしれない…見事で涙が止まらない引きでした…。映画見たくなってきた(u_u)松本清張の主張がよくわかるね、清張だけに ただ幸せになってよかったと思ってただけなのに、過去を恐れて殺してしまうんだね 砂の器もそうだったなあ 幸せになってよかったなあって よかったなあってな… ゼロの焦点はシングルアゲインがよくにあいそうです 崖大好き 最後、どんな顔して手を振ったんだろう どんな気持ちで手を振ったんだろうと…そういうことを考えるだけで切なくなれるから、やっぱり物語には想像の余地があるのがよいね

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2012/01/29

よく練り込まれた深みのあるサスペンス。さすがの筆力で面白かったけれど、謎解きの部分がちょっと長くて冗長に感じた。僕には合わないんだろう。

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2011/11/02

私は映画も観ましたが、小説も映画もとても重厚な作品に仕上がっています。 とても完成度の高いミステリー作品です。 また、戦後の日本についても勉強できる作品だと思います。 現在の豊かさに気づかされました。 【長崎大学】ペンネーム:まり@卒論執筆中

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2011/08/27

ひさしぶりの松本清張。 A広告社員の腕利き社員、鵜原憲一は若く美しい妻・禎子を得て、ようやく独身生活に終止符をうった。仕事は好調、将来の地位も約束されている。何ひとつ、不満も不安もないはずの男であった。 その彼が、新婚一週間にして、突如失踪。なんの痕跡も残さず、けむりのように消...

ひさしぶりの松本清張。 A広告社員の腕利き社員、鵜原憲一は若く美しい妻・禎子を得て、ようやく独身生活に終止符をうった。仕事は好調、将来の地位も約束されている。何ひとつ、不満も不安もないはずの男であった。 その彼が、新婚一週間にして、突如失踪。なんの痕跡も残さず、けむりのように消えてしまったのである。 残された新妻・禎子は、夫の行方を求めて深い謎の中に足を踏み入れていく。舞台は古都金沢。 とにかくすばらしい。見事な作品でした。緻密かつスリルにあふれた構成。息をつかせぬ展開。ひとつひとつ明らかになっていくプロセスがまた見事!キーワードや重要証言の出し方が絶妙!そしてなにより、終戦後十三年という時代設定がすばらしい。時代に翻弄され、苦悩しながらもそれにあらがい、居場所を求めてもがく人間の生き様!これを見事にえぐりだしています。 雪ふぶく北陸を舞台に、追い詰められた人間の孤独と恐怖を、これでもかというほど描き尽くした作品。 そして、やはり松本清張は〈女〉を描くのがすごい。秀逸。

Posted byブクログ

2011/02/23

ブクログに登録しようと「ぜろのしょうてん」と入力変換したら、 「ゼロの商店」(笑)。 初松本清張。面白かった!読んでいて場面場面の風景、景色が頭に浮かびやすい小説でした。

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2010/05/27

4月に能登を旅行した。 「ゼロの焦点」のヤセの断崖に立ち寄った。 今では観光バスのポイントだ。 冬ではないので、この小説の冬の雪のちらつく日本海の風情はまったくない。 戦後の進駐軍相手のパンパンと呼ばれた女性たちの哀史。 今では高速道路も出来て周遊も便利になったが、往時の距離...

4月に能登を旅行した。 「ゼロの焦点」のヤセの断崖に立ち寄った。 今では観光バスのポイントだ。 冬ではないので、この小説の冬の雪のちらつく日本海の風情はまったくない。 戦後の進駐軍相手のパンパンと呼ばれた女性たちの哀史。 今では高速道路も出来て周遊も便利になったが、往時の距離感と時間感は隔絶の世だと実感する。

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2010/03/18

凝ったトリックなどは特にありませんが、楽しめました。 日本アカデミー賞の特集で登場人物の情報を入れてしまったがために、途中で筋が読めてしまう部分があったのがちょっぴり残念。 事前知識として、敗戦直後の時代背景を知っておくと更に楽しめるかと。 主人公とその夫の関係が希薄に感じられ、...

凝ったトリックなどは特にありませんが、楽しめました。 日本アカデミー賞の特集で登場人物の情報を入れてしまったがために、途中で筋が読めてしまう部分があったのがちょっぴり残念。 事前知識として、敗戦直後の時代背景を知っておくと更に楽しめるかと。 主人公とその夫の関係が希薄に感じられ、心情が理解しがたいところもありましたが、それも時代ゆえかも知れません。

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