けっこんをしたがらないリスのゲルランゲ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
絵がいいなぁ。おはなしを邪魔せず、生き生きとした表情を見せる。 はじめ、ゲルランゲがからかい調子で議長をやりこめ、次いでゲルランゲ自身が花嫁となったヌージヤードにやりこめられる。 そのやり取りがおもしろくて、「次はどうなるのかな?」「最後はどんなだろう?」とわくわくしながらページをめくっていた。
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「おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランゲ」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/483400399Xの続編。 絵がちゃんと大人リスになってる!と表紙に感動した。 続きがあったことに最近ようやく気づいた……と思ったけど...
「おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランゲ」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/483400399Xの続編。 絵がちゃんと大人リスになってる!と表紙に感動した。 続きがあったことに最近ようやく気づいた……と思ったけどこれ読んだことあるかも。 うっすら話を知ってる。 なまけものでごうじょうっぱりな性格に、なぜか大きくなるにつれて図々しく騒々しくなにかというと威張りだすという特徴が加わったゲルランゲ。 ついに周囲の堪忍袋の緒が切れて、もういい年なんだし結婚すれば落ちつくだろうと、リス議会から結婚を命じられる。 結婚したくないゲルランゲはゲスい条件を出す。 「それでもいいいなら結婚しましょう。無理なら結婚しません」 うまくかわしたはずが、それでもいいというおじょうさんが現れる。 ゲルランゲが出した条件はかぐや姫に比べりゃ可愛いもんで、不可能なことじゃない。 ただ「なんでお前のためにそこまでしなきゃなんねんだよ」とイラッとくるような関白宣言。 「養わないし世話をしないし家にも泊めないよ」だけじゃOKがでそうになったので「妻は僕のためにあれやこれをしろ、しなきゃぶつ」とつけたす。 つけたし部分はともかく、この辺までは面白かった。 ゲルランゲの発言に、周りが笑うのはこれが結婚したくないがための方便だと理解されているから。 あまりにも条件を厳しくする人はきっと、本当は結婚したくないんだ。 理想の高い婚活さんらに対する罵倒や嘲りと比較してしまった。笑える余裕って大事だ。 で、無茶な条件も方便のあいだは笑えるけれど、それを実行しようとすると単なるDV野郎に見えてしまう。 それが気持ち悪くてゲルランゲはなんて嫌なやつだろうと思った。 でもよく考えたら遠まわしに嫌だといってる相手にわざわざ嫁いで教化しようとする「かしこいおよめさん」もかなり気持ち悪い。 わざわざ煽らなければ、ゲルランゲがこんな無茶な条件をだすこともなかったんだから。 窮地に陥るゲルランゲをみんなが嘲うのも怖い。 若者をひきいて暴れまわっていたらしいのに味方になってくれるリスは一匹もいないのか。 ハッピーエンドなんだろうけど、結婚するのが生き物として当たり前の時代のハッピーエンド。 私にはいやーな価値観のお話だった。
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お掃除をしたがらないゲルランゲが適齢期になってヨメを迎えたがらないので・・・と言う続き本です。あまりに面白くて図書室で立ち読みしていて吹き出してしまいました。 やはり何のかんの言って女性が上手く立ち回らないとね、と言うことなんでしょうね~。所詮ダンナは女性が教育して一人前にし...
お掃除をしたがらないゲルランゲが適齢期になってヨメを迎えたがらないので・・・と言う続き本です。あまりに面白くて図書室で立ち読みしていて吹き出してしまいました。 やはり何のかんの言って女性が上手く立ち回らないとね、と言うことなんでしょうね~。所詮ダンナは女性が教育して一人前にしなくてはイカンと言うことか…。そう思うとなるほど今の年にして納得、と思うところが多々あったり。こういう本を幼少から読んでおかないとイカンのかなあなんて思ったりしました。面白かったです。
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あのおそうじをおぼえたがらなかったリスのゲルランゲが結婚するお年頃になったら・・・。 強気というかなんというか、いまの婚活なんてなんのその。 あのつんつんしたゲルランゲの感じが絵のタッチにも現れているよう。
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