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パズルの軌跡 の商品レビュー

3.2

37件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

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2010/02/04

神様のパズルの続編。行動範囲がグンと広がってアクションはますますわざとらしくなりました。 でも、キャラクター設定がいいのか面白くまとまっていてオススメです。

Posted byブクログ

2010/01/30

テーマは「自分とは何か?」 …難しい挑戦したねぇ機本さん。 前作『神様のパズル』は、「宇宙は作れるか?」というテーマの魅力8割、沙羅華のキャラクター2割くらいで読んでたので、綿さんのキャラクターや著者のテクニックはあまり評価してないんです。(いや、おもしろかったとは思ってるんで...

テーマは「自分とは何か?」 …難しい挑戦したねぇ機本さん。 前作『神様のパズル』は、「宇宙は作れるか?」というテーマの魅力8割、沙羅華のキャラクター2割くらいで読んでたので、綿さんのキャラクターや著者のテクニックはあまり評価してないんです。(いや、おもしろかったとは思ってるんですよ。迷わず続編買うくらいには) だから今回のテーマだといまいち魅力が。さんざん既出だし、科学をフィールドにする作風が、どうしても精神論の茫漠とした感じを強調してしまう。 有り体にいえばありきたり。 遅咲きだからいい歳だけどまだ新人、筆力があるわけでもないからね。ちょっと取り組むには早かったんじゃ。

Posted byブクログ

2009/12/31

20091230読了。 神様のパズルの続編。はい、とっても、ラノベ的である。 鈍くて考えなし、特に取り得もない綿貫と、 天才物理学者で美少女の沙羅華の物語。 前回、スキップで行っていた大学を辞め、普通の女子高生としての道を歩み始めた沙羅華に協力を仰ぎたい企業に乗せられて失踪事...

20091230読了。 神様のパズルの続編。はい、とっても、ラノベ的である。 鈍くて考えなし、特に取り得もない綿貫と、 天才物理学者で美少女の沙羅華の物語。 前回、スキップで行っていた大学を辞め、普通の女子高生としての道を歩み始めた沙羅華に協力を仰ぎたい企業に乗せられて失踪事件に関わることになった綿貫。最初は拒絶していた沙羅華も次第に事件に興味を持ち始め… ということで、まったく役に立たず沙羅華から「バグ」扱いされる綿貫と、 なんだかんだで綿貫を頼り。必要としている沙羅華。 良いコンビだと思う。 いろいろぶっとんだ設定であるものの、 一応、まぁ、完全に突拍子もない話、というわけではない、みたい? すごく面白いというわけでもないけど、退屈せずすらすら読めるので☆3つで。

Posted byブクログ

2009/11/23

神様のパズルの続編 評価が難しい。 オチはまぁなんとなくわかるんだが、途中の自己開発セミナー部分が長い。 あと主人公があまりに感情移入できないんよなぁ ダメ主人公過ぎる。 もひとつ上げるなら伏線と思われるものはちゃんと張って回収して欲しい。 とまぁ文句はあるのだが、ある程度一気...

神様のパズルの続編 評価が難しい。 オチはまぁなんとなくわかるんだが、途中の自己開発セミナー部分が長い。 あと主人公があまりに感情移入できないんよなぁ ダメ主人公過ぎる。 もひとつ上げるなら伏線と思われるものはちゃんと張って回収して欲しい。 とまぁ文句はあるのだが、ある程度一気に読ます力と、独特のキャラクターは魅力です。

Posted byブクログ

2009/11/21

 前作『神様のパズル』の続編。   なんやかんやで普通の女子高生にもどったと思われた沙羅華だったが、綿さんの来訪によりちっとも前とかわっていなかったことが判明。しかも、綿さんが持ち込んだ行方不明者捜索依頼を受けるのだが、その過程で沙羅華はある人物の名前を見つけて……。   前作で...

 前作『神様のパズル』の続編。   なんやかんやで普通の女子高生にもどったと思われた沙羅華だったが、綿さんの来訪によりちっとも前とかわっていなかったことが判明。しかも、綿さんが持ち込んだ行方不明者捜索依頼を受けるのだが、その過程で沙羅華はある人物の名前を見つけて……。   前作では宇宙科学うんぬんを全面に押し出した理系ちっくなお話だったのに対して、今回は工学倫理という倫理学っぽい題材だった。どちらかといえば神様のパラドックス風味。これはこれでおもしろかったですよ。   登場人物にたいして、天才科学者がろりろりした美少女なのはデフォなのかー!! しかも私服のファッションセンスが壊滅的なのもデフォなのかー!! と激しくつっこみたくなった。べつに記号化されたキャラクターがきらいなわけじゃないのだけれどね。   総評として、前作を読んで楽しめた人には十分オススメできる作品である。むきむきマッチョでアメリカ人のおっさんが、「心配するな、おじさんについてくれば至福を味わえるヨ」ってな具合なのもオススメポイント。個人的にはポケモンのバトレボに登場するマッチョトレーナーとイメージが重なったなあ。

Posted byブクログ

2009/11/01

神様のパズルの続編と、おそらく機本さんの初の続編です。 機本さんの作品は、SFの枠組みで、身近な現代哲学/科学の問題をテーマを取り扱うため、ある種の思考実験の本としても楽しめます。 今回のテーマは自我についてです。 テーマは面白いのですが、自我と全体我を同時に存在しない対立...

神様のパズルの続編と、おそらく機本さんの初の続編です。 機本さんの作品は、SFの枠組みで、身近な現代哲学/科学の問題をテーマを取り扱うため、ある種の思考実験の本としても楽しめます。 今回のテーマは自我についてです。 テーマは面白いのですが、自我と全体我を同時に存在しない対立する軸にもってきたところに、説得力が減ってしまったのが残念です。 説得力は個人的な見解があるでしょうが、他の作品と同様に、そこに至る手段を提示してあるため、そこが楽しめます。 また続きそうなの展開なので、次回作に期待です。

Posted byブクログ

2009/10/26

C+ 神様のパズルの続編。 天才っ子の森矢沙羅華と駄目な綿貫基一(棉さん)が、行方不明者を探すのをついでに自分探しでゆんゆんな話。 この人の本は自分の性に合う。キャラクター小説。 ぶっ飛んでいる箇所も多いので他の人に受け入れは難しいと思う。

Posted byブクログ