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サザビーズ の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2011/04/20

メモ書きまでに。 本書はサザビーズジャパンの社長である石坂氏の著書である。 同氏が大学の授業に参加していたという経緯から興味を持ち、手に取った。 この本の価値は同氏の考えやビジネス哲学というよりも、 単純にオークションビジネスとは何か? サザビーズとは何か? 三菱商事社員から...

メモ書きまでに。 本書はサザビーズジャパンの社長である石坂氏の著書である。 同氏が大学の授業に参加していたという経緯から興味を持ち、手に取った。 この本の価値は同氏の考えやビジネス哲学というよりも、 単純にオークションビジネスとは何か? サザビーズとは何か? 三菱商事社員から画商となり、サザビーズジャパンの社長になったという同氏の人生とは? という書かれている「内容」に焦点を当てるなら読む価値はあると思う。それ以外は特に競争力のある内容ではない。 文章に一貫性がなく、内容もスノビズムを感じさせる点が多くあるため、万人受けする本ではない。 以下、話はずれる。 興味深かったのは、 美的価値を経済価値/効用として捉える欧米と、 その二つの価値観を完全に分けてしまう日本という構図である。 欧米では美的価値観を一般的な効用として捉える考え方が末端にまで行き届いているからこそ、 美しい街並や文化が一種の公共物として受け止められるのではないだろうか。 それらは一律に正の効用を万人に生み出す、 だからこそ、公共物に美的価値は必要なのだ。 日本では美的感覚と経済価値を全く別ものとして捉えるから、 結局公共物や政府が生み出すものには、 美的センスの欠片も感じることができないのだ。 そんなことを多少考えさせられた一冊であった。

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2010/06/27

今まで興味があったのに知る機会がなかったオークションハウスの仕事内容がかなり細かく分かる。 アートをビジネスとして扱っていながら、石坂さんには「アートが好き」という軸がブレていないのが伝わってきて素敵だなと思う。 石坂さんの生い立ちなどプライベートな情報がスパイスになっていて堅く...

今まで興味があったのに知る機会がなかったオークションハウスの仕事内容がかなり細かく分かる。 アートをビジネスとして扱っていながら、石坂さんには「アートが好き」という軸がブレていないのが伝わってきて素敵だなと思う。 石坂さんの生い立ちなどプライベートな情報がスパイスになっていて堅くないのが良い。 商社から畑違いのアート業界に飛び込んで、いちはやくウォーホルのライセンスでの商売をとりつけたり、組織に所属しない個人経営の時代にも大きな活躍をしているのがすごい。 顧客へのサービスやカタログ作りや競売のスリルなど、オークションハウスって難しそうだけれど楽しそう。 こんな環境で働けたらがむしゃらに一生懸命働けるんだろうなと思う。 これは繰り返し読もう。

Posted byブクログ

2010/05/10

第2章まで 読了。 一瞬ユニクロの宣伝かと思ったけれど、内容自体はおもしろい。 ギャラリーの仕事とはどんなことを考えながらしているのか、というところまで。

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2010/04/11

なんだか家柄からして違うので住む世界が違う感じだが、 今まで見たことのない世界を垣間見れる。 ただ、金持ちでもない人で純粋なコレクター。 余計なお金を使うくらいならいい作品を買いたいという思いの人もいる。 作品を家においてみたくなる。

Posted byブクログ

2009/11/14

ある資産家(ITメーカーオーナー)のお宅に、20億で落札された絵を納めにいく話が印象的だった。別世界の話で、興味深かった。

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