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ハンガー・ゲーム の商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2022/09/30

続きものとは知らず、最後に第一巻 完 とあり、続きも気になるーと思ってしまった。 おもしろかった! ピーターせつない! 今後の、カットニスとピーターの関係も気になる。 パネマのハンガーゲームという仕組みに対して、今後どのように立ち向かっていくのかも、楽しみ。

Posted byブクログ

2022/02/23

普段読まないジャンルの作品でした。社会的格差、大人対子どもの描かれ方がえげつないです。ただし、それらの要素と同等、あるいはそれ以上のウェイトを占めるのが「恋愛」かな、と思います。1巻の時点ではヒロインに恋愛感情が芽生えるくらいで終わってしまうのですが…。普段の生活から飢えと戦い、...

普段読まないジャンルの作品でした。社会的格差、大人対子どもの描かれ方がえげつないです。ただし、それらの要素と同等、あるいはそれ以上のウェイトを占めるのが「恋愛」かな、と思います。1巻の時点ではヒロインに恋愛感情が芽生えるくらいで終わってしまうのですが…。普段の生活から飢えと戦い、家族を養っていかなければいけない重圧を担い、ハンガーゲームでは極限状態まで追い込まれるヒロインが生き延びようと知恵と身体能力をフル活用して戦っていく姿がかなり細かく描かれています。それでも年頃の少女と同じように異性の好意に戸惑い、恥ずかしがったりする姿からは純朴な普通の少女であることを思い出させます。歪んだ社会構造とヒロインの恋愛感情の芽生えがどのような展開をむかえるのか楽しみです。

Posted byブクログ

2020/07/15

映画がとてもよかったので原作も読んでみた。全てカットニスの一人称で語られているため彼女の心情がだだわかりで面白かったです。それとルーとの関係は原作のほうが詳しく描写されているので、よりルー、そしてカットニスに感情移入できます。詳しく描写されているといえばピータとの関係も。生きるか...

映画がとてもよかったので原作も読んでみた。全てカットニスの一人称で語られているため彼女の心情がだだわかりで面白かったです。それとルーとの関係は原作のほうが詳しく描写されているので、よりルー、そしてカットニスに感情移入できます。詳しく描写されているといえばピータとの関係も。生きるか死ぬかの状況下で、確かに伝わるピータのカットニスへの恋慕と芽生えてくるカットニスのピータへの気持ちが少女小説っぽくてよかった。二巻借りてきますー!!!

Posted byブクログ

2014/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画で公開されていた『ハンガーゲーム』の原作本です。 CMで見る限り、最近流行りの「殺戮ゲーム」がメインの血まなぐさいお話だと思っていたのですが……。 久しぶりに本を読み飛ばしました。 あまり期待していなかったせいもあるのかもしれませんが、とても良かったです。 殺戮ゲームをしなければいけない、という状況の中ですが、主人公はほぼ殺戮をしません(苦笑)してもせいぜい食料のために動物を殺すぐらいでした。 割と主人公の遠いところでばたばた人が死ぬという感じです。凄惨なものがないとはいえませんが、そこまでドロドロもしていません。。 私としてはもっと裏切り等あってもよかったのではと思いますが。。。友人とかね。 メインはどちらかといえばゲームではなく主人公の乙女の目覚めと葛藤だと思います。殺戮を期待している方は戸惑われる可能性が高いです(苦笑) ゲームをきっかけに知り合ったパートナーとのやり取りが萌えました(笑) 主人公は劣悪な環境下で育ってきており、若干ひねくれていますが、良心もあり、自身に対する葛藤もあって心理描写はいかにも女の子という感じでした。乙女な部分は最初は全くないものの、後半になるとまぁパートナーとの糖度が高くなるというか(苦笑) ただ、だからと言ってハッピーエンドで終わるわけではない終わり方も好みでした。彼女は良かれと思ってしてきた態度が……という感じ。 最近は大抵最初から相思相愛系が多いので、こういう主人公の葛藤がよく描かれている(若干状況がよく行き過ぎている感は否めませんが、児童文学?ですし)本に久しぶりに出合えましたし、続きが素直に気になったのも随分久しぶりでした。 王道シンデレラストーリーですので、そういったものが好みな方は読んだら間違いなく楽しいと思います。血生臭くはないので、そこが心配で読もうか検討されていた方は読むべきです。恋愛面多めです。むしろそっち注意です(笑) 殺戮面はあまり重要ではありません。。。少なくとも今回は。

Posted byブクログ

2013/02/19

映画が先でした。 読んでみたらかなり忠実に映画は作られたようです。 ハードカバーの装丁が児童書を思わせ、中の仕様もふりがなつきにイラストつき。そう思えば内容もサバイバルゲームの割りに残虐さは抑えてある感じです。十分子どもでも楽しめると思います。 その世界観はわかりにくい面もありま...

映画が先でした。 読んでみたらかなり忠実に映画は作られたようです。 ハードカバーの装丁が児童書を思わせ、中の仕様もふりがなつきにイラストつき。そう思えば内容もサバイバルゲームの割りに残虐さは抑えてある感じです。十分子どもでも楽しめると思います。 その世界観はわかりにくい面もありますが、映画が先だったお陰かすんなりと読めました。 少年少女によるサバイバルゲームは、広大な自然を模した競技場で行われ、最後の一人になるまで戦い続けるのです。 それはあくまで自分で志願するというよりは、各地区からの半ば強制的な義務。もちろん志願する者もいるのですが、志願する者がいようがいまいが十二の地区から男女一名ずつは選出されるわけです。 その十二の地区を管理する(反逆の罪として奴隷的な管理)中央政府の二度と反逆する気を起こさせないようにするための策なのですが、どうやら続きでは少し不穏な匂いがします。 映画の続きも忠実に作ってくれるなら、それも楽しみだなと思いますが、どうでしょうね。

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2013/02/04

図書館で予約したら文庫本ではなくこちらの本だった。表紙が…子供向け?でちょっと恥ずかしい。ジェフリー・ディーヴァーが読んだと言うので面白そうだと思って借りたが、ティーン向けの内容。子供同士が殺し合うサバイバルなストーリーの割には、案外残忍なシーンが少ない。残りページ僅かでも話がつ...

図書館で予約したら文庫本ではなくこちらの本だった。表紙が…子供向け?でちょっと恥ずかしい。ジェフリー・ディーヴァーが読んだと言うので面白そうだと思って借りたが、ティーン向けの内容。子供同士が殺し合うサバイバルなストーリーの割には、案外残忍なシーンが少ない。残りページ僅かでも話がつかない展開にどう収めるのか心配してたら、2巻へ続く。

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2012/12/30

12の地区から少年少女が一人ずつ贄として差し出され、飢えと戦いながら死闘を繰り広げる。巨大な闘技場に閉じ込められ数週間にわたって殺し合いをさせ、その一部始終をテレビで放映する。最後に一人生き残った贄が勝者となるハンガーゲーム。勝者を出した地区には賞品が穀物や燃料が与えられる。 ...

12の地区から少年少女が一人ずつ贄として差し出され、飢えと戦いながら死闘を繰り広げる。巨大な闘技場に閉じ込められ数週間にわたって殺し合いをさせ、その一部始終をテレビで放映する。最後に一人生き残った贄が勝者となるハンガーゲーム。勝者を出した地区には賞品が穀物や燃料が与えられる。 炭鉱を産業にしている12地区の中でもシームとよばれる貧しい地域に住むカットニス。狩りをして母と妹を養っているが、今年のハンガーゲームに妹が選ばれたため、自分で志願して妹のかわりに参加することになった。同じく12地区からは裕福な地区に住むパン屋のピータ・メラークが選ばれた。ピータは昔、カットニスにパンをくれた少年だった。 困った時に物資を援助してくれるスポンサーをつけるために、悲劇の恋人同士のふりをするカットニスとピータ。キスばっかりしてますね。ちょっと読んでてうっとおしくなってくる。 24人の中で一人だけが生き残る。殺し合う場面を喜んでTV観戦している、出場者の苦しみが長引くほど盛り上がる、なんでもボタンひとつで出てくる裕福なキャピトルの人々。怖いね。1巻完結かと思ってたら続巻があるらしい。

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2013/04/28

支配層と被支配層とがはっきり別れた世界で行われる、ゲーム的・娯楽的なバトルロワイヤル。でも子ども向けであるし、それほど残酷な描写はない。 主人公以外のキャラクターが薄くてちょっと残念だった。でも続き物のようなので、今後に期待して欲しいというところかもしれない。 『No.6』(あ...

支配層と被支配層とがはっきり別れた世界で行われる、ゲーム的・娯楽的なバトルロワイヤル。でも子ども向けであるし、それほど残酷な描写はない。 主人公以外のキャラクターが薄くてちょっと残念だった。でも続き物のようなので、今後に期待して欲しいというところかもしれない。 『No.6』(あさのあつこ)の雰囲気と似ている感じがした。

Posted byブクログ

2012/01/03

アメリカ版バトルロワイヤル。子供向けとなっているが、心理的な駆け引きもあり、大人が読んでも楽しめる。今度映画化するらしいです。

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