ドラッカー 時代を超える言葉 の商品レビュー
テーマごとにドラッカーの言葉が引用され、解説がされていてわかりやすかったです。 この本をきっかけに、もっと深掘りしたいテーマについては、引用元となっている書籍を読んで学びたいと思います。 一回通読しただけでは、自分のものにはならず、何度も読み返して考える必要があると感じました。
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週刊ダイヤモンドの連載「3分間ドラッカー」をまとめた一冊。 ドラッカーの著作にある名言を、ドラッカーの"日本での分身" と言われる上田さんが紹介するというスタイル。一つの章が 1〜2ページに収められていて、各章ともまず文頭でドラッカー の言葉を引用し...
週刊ダイヤモンドの連載「3分間ドラッカー」をまとめた一冊。 ドラッカーの著作にある名言を、ドラッカーの"日本での分身" と言われる上田さんが紹介するというスタイル。一つの章が 1〜2ページに収められていて、各章ともまず文頭でドラッカー の言葉を引用して、上田さんの解説が続き、そして最後にまた ドラッカーの言葉が出てきて締める。 間に入っている上田さんの解説が見事で、ドラッカーの言葉に ぴったりハマッているのがすごい。さすが"分身"! 読む人が今置かれている仕事の状況、仕事の内容、上下関係 などによって、ビビッとくる金言が違ってくるんだろうと思う。 今のワタシには、「?強みを引き出す」「?組織を動かす」 の中に金言が多かった。 ほかに印象深いのは「?変化を捉える」の中の「146 経済は あくまでも手段」の項。 昨日参加した小宮一慶さんのセミナーの中で、聴衆の質問に 答える形で小宮さんが紹介した「私の先生であるお坊さんが 語ったこと」と、この146の内容がほぼ同じだった。 これには驚いた。 しかも、そのセミナーから帰って自宅でこの本を読んでいた ときに、この章に出くわしたから余計驚いた。
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著者の上田惇生氏は、ドラッカー自身からもっとも親しい友人、日本での分身と言われる、ドラッカー学会代表。ドラッカーの主要著作の全てを邦訳し、「はじめて読むドラッカー」4部作である「プロフェッショナルの条件(自己実現編)」、「チェンジ・リーダーの条件(マネジメント編)」、「イノベータ...
著者の上田惇生氏は、ドラッカー自身からもっとも親しい友人、日本での分身と言われる、ドラッカー学会代表。ドラッカーの主要著作の全てを邦訳し、「はじめて読むドラッカー」4部作である「プロフェッショナルの条件(自己実現編)」、「チェンジ・リーダーの条件(マネジメント編)」、「イノベーターの条件(社会編)」、「テクノロジストの条件(技術編)」、「ドラッカー名言集」4部作である「仕事の哲学」、「変革の哲学」、「歴史の哲学」、「経営の哲学」なども編集している。 本書は、著者が「週刊ダイヤモンド」で2003年から始めた連載「経営学の巨人の名言・至言~3分間のドラッカー」の中から160編を編纂し、ドラッカーの生誕100年に当たる2009年に出版したもの。 「13歳のとき、宗教の先生のフリーグラー牧師が、何によって覚えられたいかね、と聞いた。誰も答えられなかった。すると、「今答えられると思って聞いたわけではない。でも50になっても答えられなければ、人生を無駄に過ごしたことになるよ」と言った」(『非営利組織の経営』より) 「私は、成果をあげる人のタイプなどというものは存在しないことに、かなり前に気づいた。私が知っている成果をあげる人は、気質と能力、行動と方法、性格と知識と関心など、あらゆることにおいて千差万別だった。共通点は、なすべきことをなす能力だけだった」(『経営者』の条件』より) 「最高のキャリアは、自らの強み、仕事の仕方、価値観を知り、機会をつかむよう用意をした者だけが手にする。なぜならば、自らの得るべき所を知ることによって、普通の人が卓越した仕事を行うようになるからである」(『明日を支配するもの』より) 「マネジメントには二つの仕事がある。第一に、部分の和よりも大きな全体、すなわち投入した資源の総和よりも大きなものを生み出す総体を創造することである。第二に、自らのあらゆる決定と行動において、すぐに必要とされるものと遠い将来に必要とされるものとをバランスさせることである」(『マネジメント』より) 「戦略的な意思決定では、範囲、複雑さ、重要さがどうであっても、初めから答えを得ようとしてはならない。重要なことは、正しい答えを見つけることではない。正しい問いを見つけることである」(『現代の経営』より) 「明日というものは、無名の人たちによって今日つくられる」(『マネジメント・フロンティア』より) 等 マネジメントの巨人の膨大な思想のエッセンスを知ることができる。 (2010年2月了)
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2016/1/1- 成果をあげる能力は習得できる 何が必要か? 1.貢献を考えること 2.集中すること 3.目線を高くすること 世の中のためになると言う目線の高さが必要 4.真摯たること 成果をあげるには、自らの果たすべき貢献を考えなければならない。手元の仕事から顔を上...
2016/1/1- 成果をあげる能力は習得できる 何が必要か? 1.貢献を考えること 2.集中すること 3.目線を高くすること 世の中のためになると言う目線の高さが必要 4.真摯たること 成果をあげるには、自らの果たすべき貢献を考えなければならない。手元の仕事から顔を上げ目標に目を向ける。組織の成果に影響を与える貢献は何かを問う 最も重要な情報はノンカスタマーが握っている。 変化が起こるのはノンカスタマーの世界においてである。 企業家精神とは、行動であり姿勢である リーダーシップとは、組織の使命を考え抜き、それを目に見えるかたちで確立する事である リーダーは妥協を受け入れる前に考え抜く。妥協が必要になった時、その妥協が使命と目標に沿っているかどうかによってリーダーか否かが決まる リーダーが持つべき唯一の資質は真摯さである 高い目標を掲げ、その実現を求める。誰がどう思うかなど気にしない。何が正しいかを考える。これが真摯さである リーダーシップとは、人の視線を高め、成果の基準を上げ、通常の制約を超えさせるものである トップマネージメントはチームで行う トップに近い位置にいる者は、組織の虜たらざるえない。従って問題は、企業の経営幹部に対し、いかにして企業外の視点、世の中のものの見方への理解を深めさせるかにある。 真のリーダーは、勤勉さと献身によってリーダーとなる。権力を集中させずにチームを作り、真摯さによってリーダーとなる 受け手が期待しているものを知ることなく、コミュニケーションを行うことはできない 成果を上げる者は、意図的に意見の不一致を作り出す。意思決定の過程では、意見の不一致は不可欠である 決定の実行が具体的な手順として誰か特定の人間の仕事と責任になるまでは、いかなる決定も行われていないに等しい あるべき組織文化 己れよりも優れたる者の助けを得る技を知る者ここに眠る 重要なことはできないことではなく、できることである 組織は、人を惹きつけ、引き止められなければならない 雇用と人事を手放すことによって人を育てる能力を失うのならば、小利に目が眩んだとしか言いようがない
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1テーマ1見開きでまとめられているので、ぱっと手に取って開いたページを毎朝読んで仕事に出かける、そんなふうに読んでみてもいいかもしれない。
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上司の強みを生かし、上司に成果を上げさせる。ひいては組織の成果につながる。 組織とは、共通の目的のために働く専門家からなる人間集団である 成果をあげる人の共通点=なすべきものを成す能力だけ なすべきものを成す能力 ①時間管理する ②世の中への貢献に焦点を合わせる ③自らの強み...
上司の強みを生かし、上司に成果を上げさせる。ひいては組織の成果につながる。 組織とは、共通の目的のために働く専門家からなる人間集団である 成果をあげる人の共通点=なすべきものを成す能力だけ なすべきものを成す能力 ①時間管理する ②世の中への貢献に焦点を合わせる ③自らの強みに基準をすえる ④優先順位を決めそれを守る ⑤成果をもたらすよう意思決定を行う 自らの強みを知るための方法 何か少しでも大きなことを始めるときは、その期待するところを箇条書きにメモしておく。9ヶ月後、期待したものと実際の結果を比べる。2 、3年で自らの強みがわかる。継続すれば強みの変化までわかる。 自らの成長のために最も優先すべきは卓越性の追求。そこから充実と自信が生まれる。 世のため人のための組織は繁栄。逆に組織自身のためになったとき、転落の一途をたどる。 5つの質問から成る経営ツール ミッションは? 顧客は誰? 顧客にとっての価値は? 我々の成果は? 我々の計画は? 何かをおこすにはリスクが伴う。しかしそれは合理的な行動。何も変わらないという居心地の良い仮定に安住するよりもリスクは小さい。
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http://muo-reading.seesaa.net/s/article/351485600.html
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ドラッカーの英知が、コンパクトに纏まっている本です。読み返すにはちょうど良いです。 また、ここから、原著にあたるのもよいと思います。やっぱり、原著が一番です(邦訳も可)
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「ドラッカー365の金言」に比べて、こちらは上田先生の解説つきの160篇。 週刊ダイヤモンドに連載していた「3分間ドラッカー」を編纂したもの。 巻末には、ドラッカーの著作目録に簡単な紹介文もついており、さらに各著作から本書に掲載しているところの頁数も書いてあるので、ドラッカー関...
「ドラッカー365の金言」に比べて、こちらは上田先生の解説つきの160篇。 週刊ダイヤモンドに連載していた「3分間ドラッカー」を編纂したもの。 巻末には、ドラッカーの著作目録に簡単な紹介文もついており、さらに各著作から本書に掲載しているところの頁数も書いてあるので、ドラッカー関係の調べ物をする際には、大変便利に使える。 ドラッカーを勉強する人には、もっていて損のない1冊。
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たくさんのドラッカーの書籍から上田さんが抽出してまとめた本。 自分がどこに心を動かされたかで、次にドラッカー本の何を読めばいいかがわかる。 私の次は「創造する経営者」
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