読者はどこにいるのか の商品レビュー
第1章 読者がいない読書 第2章 なぜ読者が問題となったのか 第3章 近代読者の誕生 第4章 リアリズム小説と読者 第5章 読者にできる仕事 第6章 語り手という代理人 第7章 性別のある読者 第8章 近代文学は終わらない
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読者反応論という理論の紹介本のふりをして、社会観も明らかにして、柄谷に反論して、っていう、なんだかいろいろと詰め込まれ過ぎていてどれも中途半端な印象を受けてしまった。論点をずらして論じる、という態度がところどころ見受けられたように思うのですがこれはあえてなんでしょうか、意図的だと...
読者反応論という理論の紹介本のふりをして、社会観も明らかにして、柄谷に反論して、っていう、なんだかいろいろと詰め込まれ過ぎていてどれも中途半端な印象を受けてしまった。論点をずらして論じる、という態度がところどころ見受けられたように思うのですがこれはあえてなんでしょうか、意図的だとしたら誠実さに欠けるし、意図的でないとしたらそれはそれで問題ではないでしょうか。
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石原千秋流「読書論」。著者の視点には、なるほどこんな読み方があるものか、といつも感心させられる。有名な作品の引用が多く、とっつきやすいと思う。が、ほとんどのストーリーを忘れてしまっているので、改めて小説を読み直してみたくなった。とくに東野圭吾を取り上げた最終章は、笑えた。
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この本はすごく面白いです。最初の方はちょっと難しかったけど、読みながらうはー、これはちょっと買わないといけないかも、、、って思うぐらい(※図書館で借りて読みました。文章を書く人ならばよりいっそう、得難い何かが得られそうな感じです。思わず人に勧めてしまったw
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[ 内容 ] 私たちは本を読むとき、さまざまなことを期待している。 その期待は満たされたり、裏切られたり、覆されたりする。 そのとき、私たちはどういう読者なのか、どういう感性を持っているのか、そして、どこにいるのか―近代読者の誕生から百年。 作品論・作家論、テクスト論、構造主義、...
[ 内容 ] 私たちは本を読むとき、さまざまなことを期待している。 その期待は満たされたり、裏切られたり、覆されたりする。 そのとき、私たちはどういう読者なのか、どういう感性を持っているのか、そして、どこにいるのか―近代読者の誕生から百年。 作品論・作家論、テクスト論、構造主義、ニュー・アカデミズム、カルチュラル・スタディーズ…文学研究と現代思想のトレンドの変遷を跡づけ、「内面の共同体」というオリジナルの視点も導入しながら、読む/書くという営為の奥深き世界へと読者をいざなう。 [ 目次 ] 第1章 読者がいない読書 第2章 なぜ読者が問題となったのか 第3章 近代読者の誕生 第4章 リアリズム小説と読者 第5章 読者にできる仕事 第6章 語り手という代理人 第7章 性別のある読者 第8章 近代文学は終わらない [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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