季刊 前夜 第1期 11 の商品レビュー
特集 現代日本のレイシズム(人種主義) 前夜のことば 渡日を前に 高和政 孫たち アリエル・ドルフマン(飯島みどり訳・解説) 特集〈現代日本のレイシズム〉にあたって 鄭栄桓 『マンガ嫌韓流』と人種主義‐国民主義の構造 板垣竜太 〈嫌韓流〉の何が問題か――歴史教育・メディア・消...
特集 現代日本のレイシズム(人種主義) 前夜のことば 渡日を前に 高和政 孫たち アリエル・ドルフマン(飯島みどり訳・解説) 特集〈現代日本のレイシズム〉にあたって 鄭栄桓 『マンガ嫌韓流』と人種主義‐国民主義の構造 板垣竜太 〈嫌韓流〉の何が問題か――歴史教育・メディア・消費文化・戦争とレイシズム 板垣竜太 山口正紀 鄭栄桓 再読・三読(10)「なぜ朝鮮人が日本に住んでいるのか」 梶村秀樹 書評「なぜ朝鮮人が日本に住んでいるのか」梶村秀樹(『指紋押捺拒否者への「脅迫状」を読む』) 須永陽子 レイシズム(Racisms)を考える 中條献 平等の崩落――国際法における〈再びの十九世紀〉 阿部浩己 イラク占領の末端で――差別される移住労働者 山口響 「国民の人種化」と「脱人種化」 植村邦彦 在日ブラジル人をめぐる差別の現実と言説 アンジェロ・イシ 植民地主義のイコン(10)金●●「満洲國祝賀珠簾」、鎌田縫子「興亜の春」 金惠信 〔インタビュー〕韓国・基地村に生きて――死ぬ5分前までわめきつづける 金蓮子(聞き手・尹京媛、金富子、高和政/高和政訳) 韓国基地村と群山アメリカタウン 金富子 忘却に抗うために(8)ロベール・デスノス「最後の詩」 実村文 脱植民地主義の契機としての親日清算――韓国「過去事」論争から日本を考える 趙慶喜 伝えること――歴史との感性的関係を創り出す ソフィー・ヴァニッシュ(郷原佳以訳) 異化効果もしくは政治的な正しさ(ポリティカル・コレクトネス)について 飯島みどり 近現代を生きた朝鮮の女性たち(11)4・3事件を体験した在日朝鮮人女性たち 宋連玉 台湾史をめぐる旅(7)芝山巌にて 駒込武 東北アジア「歴史を逆なでする」博物館(10)重慶大爆撃を忘れるな! 君塚仁彦 今日の音楽を聴く(7)「ロルカ祭」報告 池田逸子 〔小説〕ハイファーに戻って3 ガッサーン・カナファーニー(岡真理訳) 〔小説〕眼の奥の森11 目取真俊 前夜ブックガイド「レイシズム批判」 前夜映像ガイド「レイシズムと階級」 〔前夜の記録〕対話集会「靖国・教育・天皇制」/前夜 in 関西セミナー「二十一世紀の朝鮮半島と日本社会——嫌「韓流」と制裁外交の背景」康宗憲/連続セミナー 前夜の言葉(11)マヤ・アンジェルウ
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【特集 現代日本のレイシズム】 ・金蓮子、尹京媛「前夜インタビュー 韓国・基地村に生きて--死ぬ5分前までわめきつづける」 韓国、基地村に暮らし、運動し続けてきた金蓮子さんのインタビュー。 基地村での性売買問題と日本軍「慰安婦」問題の共通性。 単純に民族問題や女性問題へと回収され...
【特集 現代日本のレイシズム】 ・金蓮子、尹京媛「前夜インタビュー 韓国・基地村に生きて--死ぬ5分前までわめきつづける」 韓国、基地村に暮らし、運動し続けてきた金蓮子さんのインタビュー。 基地村での性売買問題と日本軍「慰安婦」問題の共通性。 単純に民族問題や女性問題へと回収されることの拒否、現場に来ずに問題を都合のいいように利用しようとする人たちへの批判。非常に示唆的。(2010.6.23) ・再読 梶村秀樹「なぜ、朝鮮人が日本に住んでいるのか」 『指紋押捺拒否者への「脅迫状」を読む』(明石書店、1985)からの再録ですが、外国人登録証への指紋押捺を拒否した在日朝鮮人に対して送られてきた心無いハガキ(「脅迫状」という表現はしっくりくる)、「嫌なら帰れ」、「日本にいるなら日本の法律を守れ」、などの、いまでもよく聞くようなフレーズに対する、梶村秀樹さんの批判です。「静かに怒り」ながら、論理的に「脅迫状」にメスを入れています。(2010.6.23)
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