ブラックホール戦争 の商品レビュー
科学の入門書は納得。ひも理論やグラフィック原理までの部分は入門者の私でも理解しやすく、ユーモアのある表現で楽しく読めた。 後半のひも理論については急に例えも曖昧になるし、間違ってる気がするし、数式出てこないから考える事も出来ないし、かなりモヤモヤする。今まで弦理論は過激で間違った...
科学の入門書は納得。ひも理論やグラフィック原理までの部分は入門者の私でも理解しやすく、ユーモアのある表現で楽しく読めた。 後半のひも理論については急に例えも曖昧になるし、間違ってる気がするし、数式出てこないから考える事も出来ないし、かなりモヤモヤする。今まで弦理論は過激で間違った論理って習っていたから受け入れづらかったのもあるだろうな……。 本当にこの本に書いてあるのが正しいのかわからないし、そもそも読んでもひも理論が理解出来ていない。『宇宙のランドスケープ』などで詳しく説明されてるそうなので、読んでみるつもり。 でも、問題を簡単にするためのヒントや、「なぜこの理論は間違っているか」を考える癖が付いたのはこの本の中では感じたのは良かった。
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サスキンドというのは熱い人だ。本の中で、議論に熱くなり、熱く悩み、熱く怒り、熱く語る。 例えは面白く、多分分かりやすい。多分というのは、それでもよく分かった気にならないからだ。頭の「配線」が古いようだ。 この本では、ホログラフィック宇宙論が勝ったことになっている。しかし、最近の(...
サスキンドというのは熱い人だ。本の中で、議論に熱くなり、熱く悩み、熱く怒り、熱く語る。 例えは面白く、多分分かりやすい。多分というのは、それでもよく分かった気にならないからだ。頭の「配線」が古いようだ。 この本では、ホログラフィック宇宙論が勝ったことになっている。しかし、最近の(2015)フェルミ研究所の観測では、ホログラフィック宇宙論に反する結果が得られているということなので、まだ完全決着しているとは言えない。 ホーキングは、彼の病気から考えると、長生きだったが、とうとう亡くなった。サスキンドが今、何を考えているかは分からない。
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スティーヴン・ホーキングは1ビットの情報をブラックホールへ投げ込んだらその情報は消え去ると主張した。著者とゲラルド・トフーフトは情報は消えないと主張した。その主張に纏わる論争を描く。相対性理論、不確定性理論、エントロピー、ブラック・ホール。そして、ホログラフィック理論やひも理論な...
スティーヴン・ホーキングは1ビットの情報をブラックホールへ投げ込んだらその情報は消え去ると主張した。著者とゲラルド・トフーフトは情報は消えないと主張した。その主張に纏わる論争を描く。相対性理論、不確定性理論、エントロピー、ブラック・ホール。そして、ホログラフィック理論やひも理論なども絵も交えて細かく説明されるのだが、本書の後半では自分の頭がついて行かなくなってしまった(苦笑)。
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ブラックホールに吸い込まれた情報は消えるのか? ホーキングとの20年にわたる論争をエピソードを交えて丁寧に説明した書。 前半は量子論と相対論の復習?ふんだんに使われているイラストが嬉しい。後半の「ホログラフィック原理」になると??? 「頭の再配線」(今まで正しい・常識とされていた...
ブラックホールに吸い込まれた情報は消えるのか? ホーキングとの20年にわたる論争をエピソードを交えて丁寧に説明した書。 前半は量子論と相対論の復習?ふんだんに使われているイラストが嬉しい。後半の「ホログラフィック原理」になると??? 「頭の再配線」(今まで正しい・常識とされていたことが覆されることを筆者はそう呼ぶ)は中々厄介だ。1905年の「再配線」さえ怪しい自分にとって、本書の☆付けは分不相応かも。 でもまぁ、分からないなりに面白かったので☆三つ(^^;
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ブラックホールに落ち込んだ情報(ビット)が消滅するのか(ホーキング)、それとも何かしらの方法によって取り出すことが可能なのか(サスキンド)を論じた一般向けの科学啓蒙書(本当に一般向けか?)。 普通に暮らすだけなら全く読む必要の無い類の本だが、宇宙・素粒子・ブラックホールというワ...
ブラックホールに落ち込んだ情報(ビット)が消滅するのか(ホーキング)、それとも何かしらの方法によって取り出すことが可能なのか(サスキンド)を論じた一般向けの科学啓蒙書(本当に一般向けか?)。 普通に暮らすだけなら全く読む必要の無い類の本だが、宇宙・素粒子・ブラックホールというワードに心くすぐられる人は読む価値がある。 それにしても、三次元の情報はすべて二次元平面で表現できる(できるというかそのようになっている)というホログラフィック原理は、マクロな世界に慣れ親しんだ身としてはどうにも信じられない。 前著である「宇宙のランドスケープ」に比べれば優しく読み進めるのも容易だが、本の大体1/6を過ぎたあたりから、ひも理論やブレーンの話が多くなり、このあたりから理解が怪しくなってくる。やはりひもの話を一般向けに書くのは難しいのかもしれない。
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理解を促す工夫をこらされているが、物理理論の基礎を理解せずに読むには難解と感じる。ただ、戦争と表現される一連の過程は非常に興味深く、引き込まれる。
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ブラックホールは「死んだ恒星」である。太陽は質量が小さいのでブラックホールにはならない。巨大な質量をもつ恒星が超新星爆発(=星の死)をした後、今度は重力が内側へと向かう。ま、綿飴を潰した状態だ。最終的に原子はおろか素粒子レベルまでが破壊される。つまり空間が存在しない状態といっても...
ブラックホールは「死んだ恒星」である。太陽は質量が小さいのでブラックホールにはならない。巨大な質量をもつ恒星が超新星爆発(=星の死)をした後、今度は重力が内側へと向かう。ま、綿飴を潰した状態だ。最終的に原子はおろか素粒子レベルまでが破壊される。つまり空間が存在しない状態といってもいいだろう(原子の99.99パーセントが空間)。 http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20110210/p2
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「ブラックホールに落ちた情報は失われる」というホ-キングの主張に対して、それに反駁するために駆使された最新物理理論が紹介されていく。前半部分は既存の物理学の解説にかなり費やされていて、わかりやすい解説ではあるがやや退屈。後半になってくると最新理論ゆえかスパっとした結論がなかなか語...
「ブラックホールに落ちた情報は失われる」というホ-キングの主張に対して、それに反駁するために駆使された最新物理理論が紹介されていく。前半部分は既存の物理学の解説にかなり費やされていて、わかりやすい解説ではあるがやや退屈。後半になってくると最新理論ゆえかスパっとした結論がなかなか語られずもどかしい。
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量子論、相対性理論をよく理解しておかないとこの本の面白さは理解できないのでしょう。というわけでわたしには、おもしろかったんだけど、真に理解はしていないのでしょう。 でも、宇宙に関することは日々変化しているし、10年後には今とは大きく違った常識になっているのでしょう。
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久しぶりに知的アクロバットを堪能した。 『ブラックホールの蒸発』に関しては、この本が最も理解し易かった。 ブラックホールに飲み込まれた『情報』は消滅するのか、をテーマに、様々な話題が知的好奇心を刺激する。
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