医者を悩ます「ニュータイプなうつ病」がわかる本 の商品レビュー

山田和男【著】

2013/07/08

とても読みやすかったです。
先生の気さくな性格と、勉強熱心さが伝わってきました。

一筋縄ではいかない。
教科書通りにいかない。

それでも、日々進歩している。
医者も会社も家族も本人もたいへんで辛いんだ。

でも、「いつかはよくなる」ですね。

事例や、医師としての記述も多く、勉強になりました。

ありがとうございました。

2011/09/24

時代も変われば人間の脳は変わる?

そんな簡単に変われないよ

だからみんな悩むんだ

2011/03/25

新型うつを取り扱った本の中ではそこそこよい。
詐病扱いすることはなく、かつ様々な学説を紹介している。
また、治療へのアプローチについても僅かながら言及している。
実際に治療しようと格闘しているであろうことが伝わってくる。
残念なのは、治療法は「いろいろ試してみる」としか言えてないこと。

2010/10/12

新型のうつについて。

旧型うつ：50代。仕事熱心、まじめで几帳面。自罰的。
新型うつ：20～30代。性格に関係なし。他罰的。

逃避型うつ：希死念慮がなく、他罰的で仕事以外の遊びは普通にできる。
　　　　　　　　あまり挫折を知らない人がなりやすい。
恐怖型うつ：逃避型うつと似ているが、職場に対する恐怖心が強い。
　　　　　　　　職場に対する忠誠心や愛着、帰属意識の低い人が多い。

新型うつは一般的に抗うつ剤で治りにくい、再発しやすい。

2010/04/03

分かりやすい。難しい話一切なしで、教科書的な治療では治らないニュータイプなうつ病について書かれている。私のまわりにも退職を余儀なくされた入社３年目の女性社員がいて、思い当たる事が多くあった。以外だったのは「空気を読めない」という事、未熟な性格で他の人に対する配慮が出来ないKYな人がニュータイプなうつになりやすい。「空気の読める」＝心の論理性というそうです。心の論理性が欠損している人は一旦治っても容易に再発してしまう。これって今の若者の中には多くのうつ予備軍がいるって事でしょうか？、いやおじさんにもいるか、ある人を見ていてKYと笑っていれないと思いました。