初恋ソムリエ の商品レビュー
静岡の20数名の吹奏楽部を舞台にした小説第二弾。 プロのクラリネット奏者を目指すが片耳が難聴になり補聴器をすることになった、 今は吹奏楽部に入れないという芹澤直子。 地学研究会部長麻生美里。宝石の原石を追う彼女と、地元のFM放送DJのカイユの 檜山界雄と古寺で介護されている人...
静岡の20数名の吹奏楽部を舞台にした小説第二弾。 プロのクラリネット奏者を目指すが片耳が難聴になり補聴器をすることになった、 今は吹奏楽部に入れないという芹澤直子。 地学研究会部長麻生美里。宝石の原石を追う彼女と、地元のFM放送DJのカイユの 檜山界雄と古寺で介護されている人生相談7賢人。 別の高校の吹奏楽部顧問が担任のクラスの出来事により自宅謹慎。クラスの盗撮騒ぎに 席替で犯人捜し。教育実習生大河内を守るために堺先生が沈黙を守る。 初恋ソムリエ朝霧が芹澤の伯母の初恋を再現。そこには自分にだけ工業塩のおにぎりを 食べさせずに救った男性の姿があった。 まだまだ普門館への道は遠そうである。
Posted by
うーん、やたら読み辛かった。登場人物の言動が不自然に見えて掛け合いで笑えず、展開が唐突に感じて真相で泣けず。扱う題材の重さとその扱い方もちょっとなぁ。アスモデウスの話とか、私にはどうにも納得できなかった。
Posted by
2016年12月7日読了。 アニメは本当に原作に忠実だったのだなあ(アニメが先でした)。 文章力からみると、アニメの方がよかったくらいだ、と思わなくもないです。
Posted by
ハルチカシリーズの第2弾。アニメを先に見ているのでストーリーを後追いしている形ではあるけれど、それでも結構面白い。米澤穂信の「氷菓シリーズ」のような青春ミステリーではあるが、そこに吹奏楽がプラスされているのが更に面白い。続編も続けて読みたい。
Posted by
広い校内でそれぞれ散らばって練習してるハルタ、マレン、成島さんが、ときどき合図を送りあってアンサンブルの即興を始めるという。カッコいい~!そりゃ野球部員も練習やめて聴き入るわ。それぞれの抱えてる何かを結果的に手助けする形になる吹奏楽部。まぁ、部員獲得、予算獲得のために、巻き込まれ...
広い校内でそれぞれ散らばって練習してるハルタ、マレン、成島さんが、ときどき合図を送りあってアンサンブルの即興を始めるという。カッコいい~!そりゃ野球部員も練習やめて聴き入るわ。それぞれの抱えてる何かを結果的に手助けする形になる吹奏楽部。まぁ、部員獲得、予算獲得のために、巻き込まれてしまったのですが。高校生の彼らだからできないこと、どうにもならないこともたくさんありますが、一緒に悩んだり、喜んだりしてくれるということは、問題そのものを解決するより大切なことなんだろうなと思いました。しかし胡散臭い生徒ばかりだな~、文化部(笑)部活維持に大変なのにめげない心が素晴らしい(笑)
Posted by
初恋に秘められた謎(ミステリ)を追え!吹奏楽の“甲子園”―普門館を目指す弱小吹奏楽部で繰り広げられるチカとハルタの名推理。『退出ゲーム』の続編にして青春ミステリの決定版。
Posted by
何故か音楽に才能のある者と変人が集まる公立高校。表紙はこのハードカヴァーの方が文庫版よりいいかな。古典部シリーズにスポ根のエッセンスをひとしずく垂らした感じ。ハルチカの関係って、『カードキャプターさくら』のさくらと小狼みたい。謎解きでも全部は説明せず、明らかにされない部分を残して...
何故か音楽に才能のある者と変人が集まる公立高校。表紙はこのハードカヴァーの方が文庫版よりいいかな。古典部シリーズにスポ根のエッセンスをひとしずく垂らした感じ。ハルチカの関係って、『カードキャプターさくら』のさくらと小狼みたい。謎解きでも全部は説明せず、明らかにされない部分を残しているパターンが多い。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
退出ゲームの続編。 文章も読みやすく、長くもない。 各章の冒頭などを除くと、基本的には一人称で話が進むので、他の登場人物の考え、思惑は行間を読むというか想像することになる。人による好みなんだろうけど、想像するからこそ感動する時がある。 プルースト効果は知らなくて、最初に浮かんだのは失われた時を求めて。 他にも恥ずかしながら塩の専売公社も知らなかった。 印象的な言葉は先生の 「これしか能がないんだよ。だからしがみついている」
Posted by
感想はブログにて。 http://croco.blog14.fc2.com/blog-entry-73.html
Posted by
朝霧くんは頭がいいね ホルンで音をはずさないのは偉いです フルートとのデュオをバランス良くやるのもたいへん 小さい音を維持しなくちゃだしねー
Posted by