三国志と乱世の詩人 の商品レビュー
三国志関係のポエム(漢詩)をまとめて読みたいという方に是非お薦めの本。 曹一家(曹操、曹丕、曹植)、建安詩人の孔融や王粲らの詩のみならず、諸葛孔明の梁甫吟まで各人物ごとに解説つきで収められております。 詩に触れると、三国志の世界がまた一段と大きく広がって見えてきます。
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曹操・曹丕・曹植はもちろんのこと、建安の七賢人らの詩や賦やその他の文芸活動について、かなり網羅した本と感じました。曹丕が当時の文化人たちをそれぞれの優れているところや、苦手な分野などを論じた言葉をもとにして、当時、どのように彼らが評価されていたかを分析している点も面白かったです。...
曹操・曹丕・曹植はもちろんのこと、建安の七賢人らの詩や賦やその他の文芸活動について、かなり網羅した本と感じました。曹丕が当時の文化人たちをそれぞれの優れているところや、苦手な分野などを論じた言葉をもとにして、当時、どのように彼らが評価されていたかを分析している点も面白かったです。 また曹丕の文芸評論について著者は高い評価を与えているようで、それ以降の評論家の言葉と比較したり、文芸評論の歴史に触れたりもしています。
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