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裸でも生きる(2) の商品レビュー

4.3

112件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2021/01/17

"他人にどう言われようが、他人にどう見られ評価されようが、たとえ裸になってでも自分が信じた道を歩く。" "簡単にやりたいことなんて見つからない。 自分で向き合う努力をしないで、「やりたいことがわからない」と言われても、「考えて」としか言いようがな...

"他人にどう言われようが、他人にどう見られ評価されようが、たとえ裸になってでも自分が信じた道を歩く。" "簡単にやりたいことなんて見つからない。 自分で向き合う努力をしないで、「やりたいことがわからない」と言われても、「考えて」としか言いようがない。見つかるまで、考えたらいい、としか言えない。 そして、会社を作ってからも、本当に正しいか、なんて分からない。 ただ間違っていたら、すぐにまたやり直せばいいさ、と思っている。 そして、次どうするか、ということを常に考え続け、探し続けている。 人生とはそんな繰り返しなのだろうとも思う。 環境が変わり、自分自身が成長したら、また違うことを思ったり考えたりするのだろう。 そうやって、次の「章」へと進んでいくものなのだろう。 人生とは、やりたいことや自分が幸福だと思うものを探し求め、やってみて、違ったらまた探し、見つける。 そんなプロセスそのものだと、私は思う。" 有名なマザーハウスの代表取締役の山口さん。 バングラデシュやネパールの現地のスタッフの、裏切りやトラブルは壮絶だった...。 途上国だから、ということももちろんあるかもしれないけれど、人間対人間であるから 仕方のないこともあるだろう。 きっと人生って思ってるよりもシンプルだし、難しいって最近思う。 良い大学に入ったり、会社に入ったり、結婚したら、突然すべてがハッピーな人生になるわけではない ひとつの決断や行動で、良い人生か悪い人生かなんて決められっこない その都度、やりたいことをやり続け、アップデートし続けていかなきゃいけない 正解の人生なんてないから、自由に、自分で描いていっていい

Posted byブクログ

2021/01/06

裏切られても裏切られても、前に歩き続ける山口さんの生き方がかっこよくて仕方がない。自分の信念、哲学を全うして裏切られても次の違う策を出して歩き続ける。心を純粋に哲学を曲げずに生きることが途上国の適当な性格の人たちにも伝わってこうやって成功しているんだなと思う。純粋に真っ直ぐに。自...

裏切られても裏切られても、前に歩き続ける山口さんの生き方がかっこよくて仕方がない。自分の信念、哲学を全うして裏切られても次の違う策を出して歩き続ける。心を純粋に哲学を曲げずに生きることが途上国の適当な性格の人たちにも伝わってこうやって成功しているんだなと思う。純粋に真っ直ぐに。自分の哲学をしっかり持ち生きていく。真似します。

Posted byブクログ

2020/09/21

考え抜いた自分の哲学、企業理念に忠実に一歩一歩前に進まれてるのが本当に尊敬する。 自分に何が足りてないのかすごく考えさせられる。 「人間、最初から自分の与えられた使命、自らが突き動かされる使命を持って生まれてくるわけではない。人生とは、私はまさにその趣味を探すための長い道のり...

考え抜いた自分の哲学、企業理念に忠実に一歩一歩前に進まれてるのが本当に尊敬する。 自分に何が足りてないのかすごく考えさせられる。 「人間、最初から自分の与えられた使命、自らが突き動かされる使命を持って生まれてくるわけではない。人生とは、私はまさにその趣味を探すための長い道のりんじゃないかと思う。私自身、いつだって迷っている。 簡単にやりたいことなんて見つからない。 自分で努力もしないで、やりたいことがわからないと言われても、考えてとしか言いようがない。見つかるまで考えたらいい、としか言えない。」 ネパールでの裏切り、脅迫電話の話は呼吸を忘れて読んでいた気がする。

Posted byブクログ

2020/02/13

1作目を読んだ衝撃と感動の勢いのまま2作目も読んだ。 前作から2年ほどしか経過していないのにもかかわらず、山口さんの経営者としての観点がめちゃくちゃ進化しているのに驚いた。 全体を通して「仲間」について語られる箇所も多く、リーダー像のひとつとして参考になる部分もたくさんあった。 ...

1作目を読んだ衝撃と感動の勢いのまま2作目も読んだ。 前作から2年ほどしか経過していないのにもかかわらず、山口さんの経営者としての観点がめちゃくちゃ進化しているのに驚いた。 全体を通して「仲間」について語られる箇所も多く、リーダー像のひとつとして参考になる部分もたくさんあった。 企業の社会貢献のありかたや、消費者が求める「金額にあらわれない価値」などの視点は、出版から10年たった今も参考になるものばかりだと感じる。

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2020/02/08

マザーハウスは人情味や人と人との触れ合い、繋がり、あたたかさ。そして自分たちで作り上げる自前主義。 他にはない哲学で、そして情熱で商品を作り、販売している。 その反面、次々と降りかかる試練は心身ともに消耗しただろう。 バングラディシュでの立ち退き要請。 出会った現地のスタッフ...

マザーハウスは人情味や人と人との触れ合い、繋がり、あたたかさ。そして自分たちで作り上げる自前主義。 他にはない哲学で、そして情熱で商品を作り、販売している。 その反面、次々と降りかかる試練は心身ともに消耗しただろう。 バングラディシュでの立ち退き要請。 出会った現地のスタッフの退職と退職時になって 急に利己的な態度になる様子。 そしてネパールでの脅迫や裏切り。 山口さんの思いや哲学とはまるで真逆の体験は ほんとうに人間不信に陥っても仕方がない。 こんな中で山口さんがビジネスをあきらめないで続けることができたのは、「途上国からブランドをつくる」ということ。そこにいる現地の人たちを守りたい、この国の可能性を広げたい、そしていつも立ち返る自分自身の夢。 あとは日本での成功とスタッフの方達がひとりひとり自立していて、山口さんが途上国で目の前の現実問題の解決に集中できている。 ピンチや失敗は自分たちを強くし、可能性を作り、変化をうむものと信じる気持ちが、山口さんを夢に向かって歩き続けさせているのかもしれない。 プロローグにあることば。 自分が信じた道を歩く。これにつきるな。

Posted byブクログ

2019/08/15

”マザーハウス 山口絵理子さんの著書。 <キーフレーズ> <きっかけ>  鎌倉投信 受益者総会 会場(大さん橋ホール)にて。”

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2019/06/15

【またやり直せばいい】  貧しい国が幸せになるバックを知っているだろうか。著者である山口絵里子さんが代表取締役を務めるマザーハウスという会社は「途上国から世界に通用するブランドを作る」という理念のもとバングラデシュ、ネパール、インドなどでバッグを生産し日本で販売している。現地の...

【またやり直せばいい】  貧しい国が幸せになるバックを知っているだろうか。著者である山口絵里子さんが代表取締役を務めるマザーハウスという会社は「途上国から世界に通用するブランドを作る」という理念のもとバングラデシュ、ネパール、インドなどでバッグを生産し日本で販売している。現地の素材を使って生産することにより、made in ○○というブランドを作ることができる。本の題名でもある「裸でも生きる」という言葉には、たとえ裸になってでも自分が信じた道を歩くという様々な想いが詰まっている。その中の一つを紹介したい。  発展途上国を相手にすると日本のように豊かではないので生きるのに必死になっている方々が多くなってしまう。金に貪欲な現地住民に、山口さんは何度も裏切られ、悩み多くの涙を流しながらも理念である目標を決めた以上、周りの人に支えられながら必ず逃げずに前を進んでいた。私はその姿を見て、自分の大きな目標に直向き努力し一生懸命に前を向いて進んでいけば、支えてくれる人が必ずできるということを学んだ。目標を持つことはいいことだが人には限界がある。私には高校生が大学に入って他の学生よりも一歩リードした大学生活を送ってもらいたいという目標がある。なぜなら私が2年生まで何もせずに無駄な時間を過ごしたような大学生活を送って欲しくないからである。今オープキャンパスで実践しているが失敗も何回かしてやめようかとも思ったが、やはり支えてくれたのは仲間や先生であった。私は何と言われようとも前を向き周りの人が私についてくるように一生懸命に取り組んでいきたい。  116ページにある、「またやり直せばいい」という言葉が一番印象に残っている。何をやりたいのかが分からないことが多い今の大学生には刺激になるだろう。なぜなら、やりたいことなど簡単に見つからないからである。日本という恵まれた国に生まれた以上いろんなことが体験できる。たくさん触れて、嫌だったらまたやり直して新しいことをやればいい。人生はこの繰り返しだと山口さんは伝えようとしている。私も今たくさん経験をしようと心がけている。ゴルフ、バイク、自転車にボランティア。こんな経験ができるのは恵まれた環境に生まれた今だけである。このようなことができない人の分たくさん経験して、将来貧しい人たちの支えになるような仕事に就き、一生懸命に生きる人のサポートができるようになりたいと感じた。

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2018/10/28

2018年98冊目 マザーハウスを立ち上げた山口絵理子さん バングラディッシュの次に向かったのはネパール。 地元に埋もれている素材をつかい、その地にいる人に商品をつくってもらい 適切な価格で日本で売ろうとしているが、ネパールでは素材探しから工場探しまで バングラディシュ以上の苦労...

2018年98冊目 マザーハウスを立ち上げた山口絵理子さん バングラディッシュの次に向かったのはネパール。 地元に埋もれている素材をつかい、その地にいる人に商品をつくってもらい 適切な価格で日本で売ろうとしているが、ネパールでは素材探しから工場探しまで バングラディシュ以上の苦労があります。 ビジネスを立ち上げる大変さと人と人の関わりで世の中は成り立っているということがひしひしと伝わってきました。

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2018/10/28

「ソーシャルポイントカード」 企業と社会貢献のあり方は、役割分担。 社会はピラミッドの構造。 企業は、そのボトムの人々の、かなり緊急性の高い問題について直接アクションできる主体ではない。 物乞いの子供たちを見ても、私たちは何をきてあげることもできない。 そのたびに心が痛むのは確か...

「ソーシャルポイントカード」 企業と社会貢献のあり方は、役割分担。 社会はピラミッドの構造。 企業は、そのボトムの人々の、かなり緊急性の高い問題について直接アクションできる主体ではない。 物乞いの子供たちを見ても、私たちは何をきてあげることもできない。 そのたびに心が痛むのは確かであっても、私には今いる工場の工員の成長を願うことしかできない。 だからといって、ボトムの人々の問題は誰かが解決してくれるという人任せであっていいことを意味していない。 企業というものができる範囲でのことを、できる限りにおいて、まっとうするのが社会的存在である企業の役割であると考えている。 バングラデシュのサイクロン、直撃被災地に行って。 生の声を聞き、改めて現地で自分の目と耳とでその状況を確かめることが大切。 社会のため、今まさに被害にあっている目の前の人を助けるために必要なのは、素早いアクションを起こす行動力と、現場の声を聞く姿勢と、心から燃え上がる使命感。 私は本当にただただびっくりしただけだったと思う。 「またスケッチブックに描いた夢が現実になる」 個々の人間のもつ可能性や考え方といったものは、その人に対して継続して訴えかけ、共に闘うことで変えていけると思っていた。 変えられないものもあるんだと痛感した。 入社し辞めるまでに、相当悩んだ。 彼の成長が早いのは、とことん悩んだせいかもしれない。   私自身いつだって迷っている。 一人ダッカのアパートで体育座りしながら、ボーッと考えた時間はどれくらい長かっただろうか。 苦痛としかいいようがないプロセス。 お金より大事なもの、愛。 他者から愛されている、必要とされている。 「『情熱大陸』を見たうちの奥さんから、あなたは何やってるのって言われちゃって」「ぼくはバングラデシュに支店を作るのが夢なんです」 夢は実現する。 実現するまで歩き続ける限り。

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2018/01/31

前作の同タイトル本に続く山口絵理子さんの2作目。ビジネス本を数冊読むより、この人の血の流れた骨太な経験を聞く方が心奮い立たされる。 小説にもないような有り得ない嘘みたいな現実の連続に引き込まれ、気付いたら読み終えていた。

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