まずいスープ の商品レビュー
戌井昭人 『 #まずいスープ 』 内容忘れた(笑) ただ、読んだ後はスープは飲みたくなくなるか、絶対美味しい物が食べたくなるかのどちらかじゃったw 2014年読破
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表題作は割と面白い。行く先々で発覚していく非日常。だが、それ以外が… とりあえず天丼が食べたくなった。
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短編集。独特の世界観。標題のまずいスープは、しっちゃかめっちゃな家族の話。めちゃくちゃてはあるが、悲壮感はない。何気に家族の仲は良く、たくましくさえある。 ある意味前向きで、もしかしていい家族なんではないかと思ってしまう。
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日常の何でもない話しだがすごく好きな雰囲気。これといった事もなく、そこら辺にいそうなしょうもない人達のしょうもない日常の話がさらりと書いてある。劇団の脚本なんかを書いている人が作者らしい。描写が目に浮かぶ。
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自堕落な生活を送る人たちの、どうしようもない日常の短編3話。時にクスッと笑い、サラサラ~っと読んで、読後は特に印象に残らない・・・そんな感じ。
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いやあ読後感をひとことでいうとパンクとでもなろうか。3つの短編二ででくる登場人物はそれぞれ普通ではありません。自分で普通であろうとも思っていません。また主人公の周りの人たちもユニークです。人物描写がうまいだけでなく、彼たちが生きている瞬間の場面描写が素晴らしく映像が浮かんできます...
いやあ読後感をひとことでいうとパンクとでもなろうか。3つの短編二ででくる登場人物はそれぞれ普通ではありません。自分で普通であろうとも思っていません。また主人公の周りの人たちもユニークです。人物描写がうまいだけでなく、彼たちが生きている瞬間の場面描写が素晴らしく映像が浮かんできます。劇団というかパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」の台本を書いてきた故の技だろうか。松尾スズキも奇才であり面白い話を書くが、この作者は今後の長編が楽しみだ。もしかしたら中島らもの再来と呼ばれるような奇想天外なストーリーを書いてくれるかもしれない。そんな風に感じさせる著者初の短編集だった。
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表題作はなんとなくノスタルジック。なんとなく特徴的な書き方に慣れてきたのか、『どんぶり』『鮒のためいき』の方が短いけど楽しめる。 『鮒のためいき』には、風邪引いたときと旦那が居ないときの怠惰な生活のぼんやりしたなかで過ぎていく日のリアリティがあって好き。
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懸命に生きることが素晴らしいとは思わないが、なんとなくダラダラと毎日をユルく過ごしているフリーターとその家族・仲間たちの日常を描いたところで、登場人物の葛藤も感じられず、それがどうした?という感じにしかなれない。ある種のダメ人間の優しさ?みたいなところを表現したいのかもしれないが...
懸命に生きることが素晴らしいとは思わないが、なんとなくダラダラと毎日をユルく過ごしているフリーターとその家族・仲間たちの日常を描いたところで、登場人物の葛藤も感じられず、それがどうした?という感じにしかなれない。ある種のダメ人間の優しさ?みたいなところを表現したいのかもしれないが、少々の皮肉はあっても、これといったユーモアがあるわけでもないし、あまり心に響くものでもない。こういう作風はどこかで読んだような感じもするし、こういう世界観が好きな人は好きなのかもしれないが。
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ユル~く、だらけた生活を送る人たちの短篇集。読み終わってみればなんでもないというか、何も残るものはない。ただ、一つ一つのお話は結構ひねりが聞いていて嫌いではない。でも、なるほど!!的なナニカもない。面白くなくもないが面白いわけでもない。うわ~、なんだかよくわからなくなってきちゃっ...
ユル~く、だらけた生活を送る人たちの短篇集。読み終わってみればなんでもないというか、何も残るものはない。ただ、一つ一つのお話は結構ひねりが聞いていて嫌いではない。でも、なるほど!!的なナニカもない。面白くなくもないが面白いわけでもない。うわ~、なんだかよくわからなくなってきちゃった。 ただひとつ最後の『鮒のためいき』で主人公は横浜~戸部~馬車道~赤レンガ~桜木町~黄金町を歩くコースははまっ子のワタシから見て無謀な散歩コースだと思う。
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父親と息子は放浪癖があり母親はアル中、従兄弟は停学中、自宅での大麻栽培しかも息子が初めて知る腹違いの妹等父親への不審感満載のあり得ないハチャメチャな家族ですが、心の底ではお互いを信頼している現実の日本の家族には無い暖かい関係の大切さを思いしらされた。
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