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天に堕ちる の商品レビュー

3.5

31件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2010/11/14

欲しかったのは、ごく当たり前の幸せ どこからどう間違ってしまったのか・・・ 10の愛と地獄を描いた短編集

Posted byブクログ

2010/10/21

天に堕ちるなんて真逆なタイトルに惹かれました。 人間、堕ちるときは、自分の事がどうでもよくなったとき。投げやりな気持ち。どうなっても先のことなんて考えない。 でも、天に堕ちるんならいいのかな。

Posted byブクログ

2010/04/14

2010.4.8~2010.4.11 唯川恵の短編集。 全てタイトルにちなんだ中毒症状的な作品。 あんまし発想はいいと思うけど面白くなかったなー

Posted byブクログ

2010/03/30

幸せを求めるがゆえに堕ちていく女性達。だけどなぜか本人達はそれでも幸せそう。実際に日本のどこかで同じようなことが起きているかもしれないというリアリティさが怖いです。

Posted byブクログ

2010/03/26

 唯川恵さんの女性らしい文章はやはり魅力的。『天に堕ちる』という不合理なタイトルにも惹かれました。  短編集で、  出張ホストを買う孤独な女。  自殺願望のある風俗嬢。  八人の女と同居する中年男に安らぎを求める女。  アイドルのおっかけに夢中の高校生。  女になりすましてメー...

 唯川恵さんの女性らしい文章はやはり魅力的。『天に堕ちる』という不合理なタイトルにも惹かれました。  短編集で、  出張ホストを買う孤独な女。  自殺願望のある風俗嬢。  八人の女と同居する中年男に安らぎを求める女。  アイドルのおっかけに夢中の高校生。  女になりすましてメールを書く淋しい青年。  息子を溺愛する有名女優。    ただ全体的に暗い感じのストーリーだったな・・・

Posted byブクログ

2010/01/08

10編の短編に出てくる女性は、自分の思いを相手にぶつけたり、ぶつけられなかったりと、それぞれ違いはあるけれど、誰もが堕ちていきそうな、「天に堕ちる」という題名にピッタリのお話。

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2010/01/04

2009-12-173 「いけない恋の物語」を改題。 聞いたことがあるような話も含まれており、面白くはあったけれども。

Posted byブクログ

2009/12/26

期待外れ。 10編からなる短編集だけれど、どれもオチが短絡的。 最初の、りつこという女の話がなかなか良かっただけに、そのあとが残念過ぎた。 スウィートホームも、ふたりの世界も、誰より愛しい男も、ワイドショーネタだし。 いつも思うけど、この人は濡れ場(笑)の描写がおそろしく下...

期待外れ。 10編からなる短編集だけれど、どれもオチが短絡的。 最初の、りつこという女の話がなかなか良かっただけに、そのあとが残念過ぎた。 スウィートホームも、ふたりの世界も、誰より愛しい男も、ワイドショーネタだし。 いつも思うけど、この人は濡れ場(笑)の描写がおそろしく下手。陳腐。 経験がものをいうから仕方ないが、もう少しなんとかならないか。

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2009/11/30

<内容>出張ホストを買う孤独な女・りつ子。自殺願望のある風俗嬢・茉莉。八人の女と同居する中年男性に安らぎを求める加世子。アイドルのおっかけに夢中の高校生・奈々美。女になりすましてメールを書く淋しい青年・光。息子を溺愛する有名女優・黎子―彼らが求めたものとは?欲しかったのは、当たり...

<内容>出張ホストを買う孤独な女・りつ子。自殺願望のある風俗嬢・茉莉。八人の女と同居する中年男性に安らぎを求める加世子。アイドルのおっかけに夢中の高校生・奈々美。女になりすましてメールを書く淋しい青年・光。息子を溺愛する有名女優・黎子―彼らが求めたものとは?欲しかったのは、当たり前の幸せだった。「幸福」にも「愛」にも、色んな貌がある。10篇の天国と地獄の物語。

Posted byブクログ

2009/11/01

久しぶりに唯川恵さんの本を読みました。 世間一般でいえば、「かなり、またはちょっとズレてる」高校生から初老までの女性たち(そして男性1名)。ときどき事件になって、ニュースやワイドショーを騒がせて、そしていつの間にか忘れられていく、そういった類の話がいくつもリアルにつづられていて、...

久しぶりに唯川恵さんの本を読みました。 世間一般でいえば、「かなり、またはちょっとズレてる」高校生から初老までの女性たち(そして男性1名)。ときどき事件になって、ニュースやワイドショーを騒がせて、そしていつの間にか忘れられていく、そういった類の話がいくつもリアルにつづられていて、面白く、また怖かったです。 たとえば騙されてると知りながら男性に貢いでしまう、借金を重ねてしまう、子供の麻薬事件を揉み消そうと奔走する、スターの追っかけがやめられない、ひとりの男性と複数の女性たちで共同生活を送る、ネットや美容整形に依存する、などなど・・・一度は実際に見聞きして、まさか、そんな、というような話。事件の主人公たちの心理状態を読んで、そういうことだったのね、となんとなくわかるもの、どうしてもナットクできないもの、嫌悪感さえ覚えてしまうもの、いろいろありました。 唯川さんは、実際に取材されてこの短編集を書かれたのでしょうか。  文章が本当にお上手だとおもいました。

Posted byブクログ