月食の日 の商品レビュー
目が見えない主人公の日常とそれを取り巻く人の非日常。 昔の知り合いに電車の中で会って、久しぶりに付き合いを始めるその一コマ。 何でこのタイトルなのか、 何で布石を打ったのに片づけられてないことがあるのか、 何でこの物語を書いたのか、 結構なぞ。 好みではないです。
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他の誰にも真似出来ない、独特の世界観があるな、と感じる。けれど、時折、場面が突然飛んだり時系列が乱れ、読みづらいところがあった。もう少しこなれてくれば、気にならなくなるのかな。この感性はそのままに、技術力の向上が図れれば文句ない。
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時間がなくて、すぐ図書館に返さなければならなくて、 「月食の日」しか見れなかったんだけど 表現豊かな言葉で世界が描かれていて、素敵だった いつかもうひとつの方も見れる日がきますように
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緩やかだけれどもそこに流れる空気は必ずしもそろそろしているものでは無い。人間と人間の間には壁がある。例え手を繋いでいたって内心何を考えているのか分からないのである。その互いによく分からない、内面の残酷さに惹かれる物語だった。心を通わすってことは、まず自分自身が無となり相手を受け入...
緩やかだけれどもそこに流れる空気は必ずしもそろそろしているものでは無い。人間と人間の間には壁がある。例え手を繋いでいたって内心何を考えているのか分からないのである。その互いによく分からない、内面の残酷さに惹かれる物語だった。心を通わすってことは、まず自分自身が無となり相手を受け入れなければならない。そうやって共有に近づいていくのだと思う。「月食の日」よりも「たそがれ刻はにぎやかに」の切なさが個人的には好き。
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自分の想像力がないからか、なかなか全盲の感覚がつかめなかった。 たそがれは妙な暗さで読後感が良くなかった
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二編。表題作よりも、「たそがれ~」の方も私は結構好きかな。「月食の日」の主人公の青年のまとっている空気がきっと人を惹きつけるんでしょうね。「たそがれ~」のほうのおばあさんもおしゃれな感じがイイ。
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全盲の青年をめぐる人々を、鮮やかに切り替わる視点で活写する。まるでやわらかな幾何学のように描く人間関係。「たそがれ刻はにぎやかに」を併録。 表題作は2008年上期芥川賞候補作。そこが芸術的なところなのかもしれないけれど、「視点が切り替わる」のが読んでいてわかりづらかった。併録の作...
全盲の青年をめぐる人々を、鮮やかに切り替わる視点で活写する。まるでやわらかな幾何学のように描く人間関係。「たそがれ刻はにぎやかに」を併録。 表題作は2008年上期芥川賞候補作。そこが芸術的なところなのかもしれないけれど、「視点が切り替わる」のが読んでいてわかりづらかった。併録の作品にも魅力が感じられず途中で断念。すみません。 (E)
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は?へ? 誰の視点なんだか、わっかんない? 私って、こんなに読解力なかったのか・・・・ って、もやもやしながら読んでました、が。 みなさんのレビュー読んで、ちょっと安心。 同じ感想のひと、いた~~~。
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全盲の青年を主人公に描いた「月食の日」、取り壊されるアパートに一人で暮らす老婆を主人公に描いた「たそがれ刻はにぎやかに」の2作。 どちらもストーリーとしてはわりと好感がもてるのだけれど、なんだかとても分かりにくいというか、読みにくい。視点がころころと変わるので誰の言動なのか分から...
全盲の青年を主人公に描いた「月食の日」、取り壊されるアパートに一人で暮らす老婆を主人公に描いた「たそがれ刻はにぎやかに」の2作。 どちらもストーリーとしてはわりと好感がもてるのだけれど、なんだかとても分かりにくいというか、読みにくい。視点がころころと変わるので誰の言動なのか分からないし、時間軸も分からなくなる。 2010/1/8
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