杉浦日向子と笑いの様式 の商品レビュー
杉浦日向子さん、2005.7.22亡くなられましたが、杉浦日向子さんの話題はつきないですね。田中優子、佐高信両氏による「杉浦日向子と笑いの様式」2009.10発行です。漫画家、風俗&江戸研究家、エッセイスト、若隠居(34歳の正月から、週に3日以上働かない)、蕎麦・日本酒・銭湯好き...
杉浦日向子さん、2005.7.22亡くなられましたが、杉浦日向子さんの話題はつきないですね。田中優子、佐高信両氏による「杉浦日向子と笑いの様式」2009.10発行です。漫画家、風俗&江戸研究家、エッセイスト、若隠居(34歳の正月から、週に3日以上働かない)、蕎麦・日本酒・銭湯好き、そして大の相撲好き、魁傑・大乃国の大ファン、国技館に行くと前相撲から楽しまれたとか~。「梅見」は、親友と友情を深める会、「桜見」は出発・門出・激励の会、「桃見」は家族の絆を深める会、この三つを終え、花見が成立、春の季節が実るとか
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目次 はじめに 1章 杉浦日向子の江戸と笑い 2章 桜は明日の希望の花 3章 田中優子にとって江戸は異文化である おわりに
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佐高信と杉浦日向子って、生前福島県富岡町が主催していた「桜文大賞」の審査員を一緒にやっていたらしいが、それ以前からのつきあいの様子。 杉浦日向子と荒俣宏の破綻の話やらなにやらが、語られていて、いささか胡乱な気配がするが、うがち過ぎか。 いずれにせよ、杉浦日向子本人の作品ではない...
佐高信と杉浦日向子って、生前福島県富岡町が主催していた「桜文大賞」の審査員を一緒にやっていたらしいが、それ以前からのつきあいの様子。 杉浦日向子と荒俣宏の破綻の話やらなにやらが、語られていて、いささか胡乱な気配がするが、うがち過ぎか。 いずれにせよ、杉浦日向子本人の作品ではないだけに、ちょっと残念ではある。
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目次 はじめに 1章 杉浦日向子の江戸と笑い 杉浦日向子との出会い ■抵抗人名録・杉浦日向子──佐高信 この世のどこにもない世界 杉浦日向子の漫画作品論 現実にないものを感じる 自信がなくて漫画を止めたのか? 富岡桜文大賞4人組 ...
目次 はじめに 1章 杉浦日向子の江戸と笑い 杉浦日向子との出会い ■抵抗人名録・杉浦日向子──佐高信 この世のどこにもない世界 杉浦日向子の漫画作品論 現実にないものを感じる 自信がなくて漫画を止めたのか? 富岡桜文大賞4人組 仕事に妥協は許しません 尽くして裏切られ、その先は ■「懸命に生きる人」江戸文化を体現──田中優子 生きて居直ってほしかった 2章 桜は明日の希望の花 桜は明日の希望の花なんですよ──杉浦日向子 江戸に遊ぶ二人──杉浦日向子×田中優子 出世すごろく地獄図──杉浦日向子×佐高信 日向ちゃん、また一緒に飲もうね──吉永みち子 美人浮世絵師の誕生──佐高信 大横綱ひなちゃんの気迫──小室等 「文庫」の大航海。──杉浦日向子×佐高信 低成長時代を生きる──杉浦日向子×田中優子 国鉄民営・分割を考える──杉浦日向子×中山あい子×佐高信 日向ちゃんの思い出とともに──佐高信 3章 田中優子にとって江戸は異文化である ミッションスクールで「共産党宣言」 大きなものには拠らない ■抵抗人名録・田中優子──佐高信 チョムスキーとバルトに出会う アラン・ロブ・グリエの衝撃 林達夫と久野収のドラマトゥルギー 聖フランチェスコと「道」 学問とは、生そのもの 江戸に異文化を感じて 花田清輝と演劇のなかの批評性 ■亡者を呼び起こす盂蘭盆会──田中優子 ウィリアム・モリスのユートピア ホメイニはガンジーになり得るか 江戸、その「記憶」の作法 おわりに
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江戸物のマンガ家(時代考証家)である日向子さんの追悼物か、と思って読み始めたら、そうでもあるけれど、実は田中優子先生と佐高氏の、日向子さんを肴ではなく”つまみ”にしてのあれこれ対談集であった。 ちょっと期待はずれだったけれど、それなりに。
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