日本経済の活性化 の商品レビュー
市場主義を否定する前に、読むべき本。目次と各章の要約がココ(http://www.jcer.or.jp/policy/cess01.html)で読める。(大竹文雄ブログ:2009/9/29)
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これをexcuseとみるか、信念の本と見るかは人によるかもしれないが、私個人としては後者だと思います。 ほとんど合点のいく話ばかり。とくに農業問題などは、じゃっかんオブラートに包まれた部分も含め、改めて問題意識を確固たるものにした感。 とはいえ、参考文献は90年代から00年代前半...
これをexcuseとみるか、信念の本と見るかは人によるかもしれないが、私個人としては後者だと思います。 ほとんど合点のいく話ばかり。とくに農業問題などは、じゃっかんオブラートに包まれた部分も含め、改めて問題意識を確固たるものにした感。 とはいえ、参考文献は90年代から00年代前半。すなわち、それ以降の農政が停滞しているという事なんですが、どうなんでしょう。すでに学者のコンセンサスを超えたところで物事が決まっているのだなあ、というのをこの「終わりなき声」を聞くたびに思います。 しかし、経済学が「市場原理主義」とイコールで見られがちな昨今、この正論ですらも埋もれてしまうのでしょうか。そうなると悲しい。 とはいえ、僕は大半の分野で門外漢なので、実際には分析がずれているのかもしれません。ぜひ、政策論を経済学の視点からもっと議論していただきたいものです。
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