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ブリーダ の商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2011/01/29

現実とファンタジー、現在と過去を行き来しながら一人の若い女性の成長を神秘的にまた宗教的に書いた本。小さいパズルからはじめてどんどん隠していたピースを出してくるので、物語に引き込まれる。夢の追い方や男女の関係、人生の意味について共感できるものが多いし、運命というものについても考えさ...

現実とファンタジー、現在と過去を行き来しながら一人の若い女性の成長を神秘的にまた宗教的に書いた本。小さいパズルからはじめてどんどん隠していたピースを出してくるので、物語に引き込まれる。夢の追い方や男女の関係、人生の意味について共感できるものが多いし、運命というものについても考えさせられる。 ただ、若い女の子の自分探しという面では『ヴェロニカは死ぬことにした』ほどのインパクトや感動はなかった。

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2011/01/10

Never be ashamed. Accept what life offers you and try to drink from every cup. All wines should be tasted..

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2011/04/06

魔女にならなくても宇宙と交流することはできますし、創造もできます。だから本作を読んで私も魔女になりたい!と思った人は軽薄で、作品の本質を見誤っていると思います。少なくても、私は魔女になりたくないです。珍妙な儀式や秘密のコードに興味がないからです。ですが私は創造と愛のパワーはたくさ...

魔女にならなくても宇宙と交流することはできますし、創造もできます。だから本作を読んで私も魔女になりたい!と思った人は軽薄で、作品の本質を見誤っていると思います。少なくても、私は魔女になりたくないです。珍妙な儀式や秘密のコードに興味がないからです。ですが私は創造と愛のパワーはたくさん持っています。そこを汲み取りました。

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2010/09/15

これを読んでから『ハリーポッターシリーズ』のDVDを観た。イギリスにはこういった魔術的なスピリチャルな文化が色濃く残っているのかな。 ブリーダに魔術を指導する魔女がリアルに感じ、電話を通じて誘導する部分は心理学やセラピーにも通じるように感じました。

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2010/02/06

アイルランドの女子大生ブリーダの、英知を求めるスピリチュアルな”旅” 柔らかい装丁・紙の色・字体・・・すごく大事な1冊 訳者、木下眞穂さんの穏やかな口調の解説と感謝の言葉に、木下さんの顔を思い浮かべる。 あの穏やかなオーラの中に、こんな知性が隠されていたなんて・・・。

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2010/02/08

話はすぐに始まり、いきなり引き込まれる。(「余計な説明をしないでいられる」というのは、ほとんどの人が持っていない、素晴らしい天賦の才だ。)山の魔術師と町の魔女から魔術を学ぶブリーダの物語。ここで言う魔術とは、見える世界と見えない世界をつなぐ橋のこと。読み手はブリーダの体験をほんの...

話はすぐに始まり、いきなり引き込まれる。(「余計な説明をしないでいられる」というのは、ほとんどの人が持っていない、素晴らしい天賦の才だ。)山の魔術師と町の魔女から魔術を学ぶブリーダの物語。ここで言う魔術とは、見える世界と見えない世界をつなぐ橋のこと。読み手はブリーダの体験をほんの少し共有し、橋の向こうの世界をわずかに垣間見る。けれどそれは、読み手にとってまったく新しい体験、というわけではない。どちらかというと、自分の中にもともとあるものに新しい光が当たるような感覚。大げさに言うと、読んでいるうちに自分の来し方が浮かび上がってくるような…大げさだな…。それはとても個人的なもので、たとえば合気道で技をかける時の感覚だったり、子どもの幼稚園で出会ったシュタイナーの思想だったり、グリムなどの昔話が語りかけてくるものだったりする。別々のように思っていたものすべてがつながっていることに気づく。「太陽の伝説」「月の伝説」が確かなものであることを感じずにはいられない。「小説」というジャンルに分類することをためらってしまう、ちょっと特別な物語である。

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2009/12/10

マジックに対してすごく誤解などがありましたが この本を読んで、私が勉強している気学などと合い通じる部分があり やはり、何事も捉える人の許容量によって、大いなる教え・学びは いかようにも操作しえると感じました。 何より、この本を巡ってとてつもないシンクロが起こり 嵐のようになった...

マジックに対してすごく誤解などがありましたが この本を読んで、私が勉強している気学などと合い通じる部分があり やはり、何事も捉える人の許容量によって、大いなる教え・学びは いかようにも操作しえると感じました。 何より、この本を巡ってとてつもないシンクロが起こり 嵐のようになった感情を鎮めてくれた、何よりのお薬となりました。 パウロいつもありがとう。

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2009/11/29

根底にキリスト教系の価値観があって受け入れがたい話。それぞれ人には半身があり魔女の修行を詰むと肩にある印がわかるらしい。二股万歳wwwって風にしか見えなかった。魔術師の男はただの中年爺の描写に見えて全く魅力すら感じないし。翻訳が悪いのかつまらない話。

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2011/09/28

パウロ・コエーリョの新作かと思ったら、「星の巡礼」「アルケミスト」に続いて1990年に発行された3作目なんだそうです。いきなり「魔術を習いたいんです。」なんて若い女の一言で始まるとは、コエーリョならではのアヤしさ炸裂。黒魔術の儀式みたいのも出てくるんだけど、でもコエーリョの作品だ...

パウロ・コエーリョの新作かと思ったら、「星の巡礼」「アルケミスト」に続いて1990年に発行された3作目なんだそうです。いきなり「魔術を習いたいんです。」なんて若い女の一言で始まるとは、コエーリョならではのアヤしさ炸裂。黒魔術の儀式みたいのも出てくるんだけど、でもコエーリョの作品だと、これってほんとにあることなんでは?と思ってしまったり。でも物語の本質は、若い女性(ブリーダ)が師の教えと愛から学んで成長していく様なんだろうと思う。さらに、ブリーダの二人の師、ウイッカ(「魔女」の語源)と魔術師(一般名詞がそのまま呼称になっている)が、過去から解き放たれて、新しい人生の道を見出す様もお見逃しなく、といったところだろうか。印象的なコトバがたくさんあったて、ノートに抜書きしたが、ここに書くのは控えます。残念だけど。いちばんへえっ!と思った箇所はブリーダの物理学者の恋人が原子の動きを説明するところ。現代科学でも説明のできないことが当たり前のようにあって、学者たちはそれをそのまま受け入れているのだ。まるで神の奇跡を見た宗教の信者たちがそれを受け入れているように。この世界の不思議さがダブルになったようで、身震いがしました。コエーリョの新作は出ているようなので、早く翻訳が出ればいいな。楽しみです。

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