ウイルスたちの秘められた生活 の商品レビュー
表題ではウイルスたちの秘められた生活とあるが、ウイルスだけではなく細菌についても多くの章が割かれている。多くの微生物について簡単な歴史的エピソードが記載され、教科書で微生物学を学ぶ学生がイメージをつかむ助けになるかもしれない。
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副題に決定版ウィルス百科とあるが、これは些か誇大広告の気味あり。本文263頁で70以上の感染症に言及されているので、当然内容は薄まる。面白いエピソードもあるので、エッセイと割り切れば、読む価値はある。但、序文にユーモアを織り交ぜながら書くとあるが、『黄熱は…。そしてコロンブス以後...
副題に決定版ウィルス百科とあるが、これは些か誇大広告の気味あり。本文263頁で70以上の感染症に言及されているので、当然内容は薄まる。面白いエピソードもあるので、エッセイと割り切れば、読む価値はある。但、序文にユーモアを織り交ぜながら書くとあるが、『黄熱は…。そしてコロンブス以後、新世界を発展させるのに重要なはたらきをした熱帯性の熱病の一つででもあった。』のような表現が多く笑えない。感染症が人類の歴史へ与えた影響について知りたければ『疫病と世界史』や『銃・病原菌・鉄』等、本格的なものを読む方が良いだろう。 ウイルスたちの秘められた生活 決定版ウイルス百科 >>2月初めから読み続けて来た『感染症シリーズ』 10冊目。総復習の意味で読む。この本を読み終わったら、このジャンルは暫し封印する予定。^^;2012年03月19日
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